BAITブログ
秋のバズベイト音が心地よい
バズベイトと言うルアー
バズフィッシングにおいてとても大事なファクター“ factor ”のひとつだと考えているが、 現時点でTAD製作品、オリジナルのバズベイトルアーは有りません。
個人的に市販品の一部を改良、チュウニングなどをして、積極的に行っております。
このチュウニング等は私が勉強を兼ねての作業であり、(決してこのルアーがダメなモノ)などとして改良等を行うものでは有りませんのでご了承頂ければ幸いです。
バズベイトのペラ改良
プロペラとリベットがコスレ合いながら少しカンダカイ音が出ます。
「キュルキュルやキリキリ等 」この音ここそが!バズベイトの《最大の魅力》でもあり、この音の事を “ スクイーク音 ” と一般的には言われております。
バズルアーを正面からプロペラに息を少し吹きかけたり、指でハジイテみるとプロペラが回り、その時に出る音が 【キュルキュルキュル】だっり【カチャカチャカチャ】だったりと、メーカーによりサウンドも変わり、その効果によって釣果に差が出やすい事も事実です。
ご紹介するバズベイト
1 プロペラ本体とリベット
カンタに短くお話し致します。
プロペラ本体後ろ側に付いている『リベット』 がバズベイトでは、とても重要な役割を果たしているひとつのファクターだと考えており、
リベットがしっかり、ガッチと止まっているモノとそうでないモノとでは釣果に大きな差が出てしまうと考えております。
プロペラが回り、リベットとコスレ合うことにより大きな音がうまれます。
コレはプロペラ後方の出っ張り部分とリベットがしっかりあたっている事が重要で、 尚且つ、ワイヤーとリベットが一体化していないと良いサウンドが出ません。
【擦れ合う】プロペラとリベットの《隙間》は無いほうが良いサウンドを奏でます。
このサウンドこそが、『 カギ』となり、ルアーが有る事をプレデターにアピールするからです。
良いと考えるサウンド
コオロギの鳴き声のような、キュリ−・リ・リ・リ・リや
カネタタキの鳴き声のような、キュキン・キン・キン このようなサウンドが良いと考えられております。
この音は自然界のサウンドであり【アングラーも心地よい音】だと感じられるはずです。
TADのバズベイトサウンドは、どちらか言うと カネタタキのキュキン、キュキン系の音が好きで、このサウンドが上手く出るようにしております。
その他に
Chun Chun (チュンチュン)などの《鳥》の鳴き声も良いサウンドであり自然界の音なのでバズベイトルアーには良いサウンドだと言われております。
この音を参考にしてバズベイトサウンドを貴方も作ってみて下さい。
余談ですが!
海外の方は、このサウンドを chirp(チャープ)tweet tweet(トゥイートトゥイート)と言っておりました。
まぁ 海外は釣りで、あまりこのような(虫の声や鳥の声)の表現? しないようです。
このスクイーク音はキーキーやキュルキュル、ギーギーと言う キシミ音などとも言われており、音を文字にする事がこれ程難しい事だとは思ってもいませんでした。 あと! 表現力を! 擬音を?もう少し大切にしたいと思いました。
ルアーカラートランスルーセント
TADルアーが! 今 特に好きなカラーリング
本来ならば、プラルアー製品などに良く合う カラーリングなのですが、ここ数年バルサやウッド製ルアーのカラーリングにも挑戦し 数本だけ製作しております。
今までは、このカラーリングを、特にベリー部分に多く取り入れておりましたが、試行錯誤のすえにボディ全体にも使える様に致しました。
ルアーのカラーリングとなると色々な課題も沢山でてきます。
なかでもルアーと言うモノに “明暗 ” や “ 強弱 ”を付けなければなりません。
単に薄く塗れば良いと言うものでも有りません。
当然ですが、“ 魚にアピール ” 出来なければただの自己満足で終わってしまうからです。
この辺りが まだまだコレからの課題となり、2021年からのスタートです。
カラーリング名は
トランスルーセントカラーリングです。
半透明で、肌色に近い極うす色のピンク色系です。
ボディサイドに極々うすいブルーやグリーン色がありますが、ほぼ透明色です。
*トランスルーセントは、光を通す半透明
*スケルトンは、かぎりなく透明
*尚!画像のプラスチック製ルアーはTADプロダクト、リペイント品となります。
一般的に知られている熱帯魚で は、“トランスルーセントグラスキャット” と言う魚がおり、グラスフィッシュとも呼ばれております。
その他には化粧品のファンデーションやフェイスパウダー等もありコチラも同じ品名が良く使われております。
TADルアーの2021年がほんの少しだけ楽しく見えてくるかもしれません。
またテスト段階では皆さんのご協力に感謝しております。
ちょっと変わったサーチベイトルアー
サーチベイトバイブ系ルアー
大雨の後やリーバーフィールド等で、朝イチや時間を変えて攻める時などに出番が多いルアーは…
少し特殊な? クセのあるルアー
サーチベイト用として使用している《ハードルアー》は バズベイトとTADウッドバイブと言う名の《青森ひば製の》ルアーです。
バズベイトは、ハーフカラーリングしたモノとペラが右左に曲げ加工を施したモノを、作り使っております。
バズペラは、市販品のペラを使っております。 ***何故かは別の時に書きます。
バイブと言うと一般的には
“ シンキング ”を思い浮かべますが、このルアーは“ スーパーフローティングモデル ”で、水面直下10〜20cmほどを泳がせるタイプです。
どちらかと言うと、トップウォータールアーに近いこのモデルは、オープンウォーターからアシ側やロックエリアまでと ほぼ全てをカバーしてくれる優等生なのです。
少しあつめカバー周りなどは フロントの針を2サイズ程大きなダブルフックに交換しますが!!
正直言ってあまりおお勧めでは無いです。
私が良くやる? その場での改良
トレブルフックのセンター針1本だけを内側に曲げる と言うやり方です。
このチュウニングや改良は、市販されているルアーでも簡単にでき、なれればその場ですぐにできるお手軽チューニングです。
またこの改良の最大の特徴は、ルアー本来のバランスがいっさい崩れないと言う事と、ツイ今まで使用していたルアーなので、 感覚のズレなども無く、また 一度投げているので、ある程度の障害物がどの辺に有るか解っている点なども最大の特徴です。
その為、このチューニング、改良は製作している私から見てもとても良い改良だと思います。
是非 一度お試しください。
もちろん!この改良にも!
一長一短は有りますが、無駄なロストは多少避けられるはずです。
簡単に!ロストしたく無ければ『他のモノを使えば良い』と思うかもしれませんが!
このルアーを使う最大の理由が幾つか有ります。
1 ウッド製特有の音色
ボディと針が擦れ合うサウンド
2 バイブ形《三角形》
ボディサイド面が大きく平たく
光の反射、拡散効果
3 ボディ全体のシルエット
縦、横方が短く下からや後ろのからも発見されやすい
ベイトに近い姿【フナ等】
4 直線的にスローに引ける
漂わせやパニック的な動きも
などが有るがまだ数多くのアクションが演出できる点です。
これはフローティングタイプのウッド製だあるためできる事で、とても楽しい攻めのスタイルだと自負しております。
ティーエーディールアーは
全体的にどちらかと言えばスロー、デッドスロー等の巻きスピード設定です。
ルアーが、泳ぐギリギリのスピードで使用してください。
初めて使うと少し不安があると思いますが、テストを繰り返した結果での設定です。
2021 ビッグベイトルアーズ品名を変更、新商品
2021 ビッグベイトルアーズの新商品名を変更致します。
ビッグベイトシリーズのひとつである、【 N -ポップシーリズ 】は、次回製作から【 飛遊樹 】《 ヒュージュ 》と致します。
次回製作分から新たな品名に変更致します。
尚!品名が変わっても基本的なスペック等の変更は有りません。
多少の改良等は有りますが、現行のサイズ、アクション、カラーリングです。
新しい品名、新商品
バス用ルアー
“ 飛遊樹 ” “ HUGE ” 【ヒュージュ】
ソルトルアー
“ 飛遊樹ソルトX ” “ HUGEsoltX ” 【 ヒュージュソルトエックス 】
となりますが、これからも変わらぬご支援、ご指導のほどよろしくお願いします。
TADビッグベイト銘木ルアー
木曽ひのき、青森ひば、秋田すぎなどは、杢目が有り 仕上がりが綺麗です。
素材から一本一本を削りだした木の表情を【 杢目 】確認しながらの作業は、これぞハンドメイドルアー製作、木工細工をやっていると感じられる時間で有り、このルアーを入手し、サカナを釣り上げた時の表情等を考えることが、いちばん楽しい時間でもあります。
長年いろんなウッド製ルアーを見てきた事やルアー製作を経験した事の積み重ねであります。
なかでも各種ウッド材料の『 脂』 ヤニによる『 ひび割れ 』対策でも私の制作方法では、あまり問題が出にくいと言う事もあります。
格銘木でのルアー製作は、むずかしい事なども有りますが、その銘木の綺麗さや素晴らしさ等を少しでも多くの方たちに伝えられれば良いと思います。
TADルアーはこだわりの材料、カラー
TADルアーは、素材 “ブランクス材料”
とことんこだわり、使われている木の木目、『杢目』を活かしルアーづくりを行なっております。
その為ひとつひとつが、ルアーいっぽん一本の綺麗な杢目をあじわえます。
此れこそが、TADルアーで有り、長年築き上げてきた木を観る目をいかしたルアー作りです。
【ナチュラルカラーリング】
こんなカラー名が有ります。
此れこそが、本当の意味でTADが認めた素材の良いさを知って頂きたく、『木』本来の杢目を活かしたルアーです。
これが、世界でたった一つの、本当の意味でのオンリーワンルアーになると思い、考えております。
TADルアーを見る、観る、触る、ご購入の際はその辺りも気にして頂けたら嬉しいし、楽しいです。
またカラーリング
全てフリーハンドの為、同じモノのよう、模様に見えてもまったく同じモノはひとつとして有りません。
全てがオンリーワンのカラーリングになります。
この辺りも気にして頂けると、作者として嬉しく思います。
プリムプベイトガボス80ルアー 2021へ 改良点
TADガボスルアー好調!
釣果報告を受けて改良点を際確認し 2021年度に向けて新たなスタイルを考える。
今年4月に販売を開始したガボス80mm シリーズは、皆さんのご協力、ご指導でだいぶ良い釣果、テスト結果が出ました。
ご協力頂いた皆様 ありがとうございました。
ガボスルアーは,まだまだ進化、改良しておりますが、ここで一旦終了し、2021モデルの製作に入ります。
幾つかの改良点として
全体的に大きく、(ファットタイプ)にし、 今以上のハイフローティングモデル化に製作致します。
この改良により、より大きなフック、リングを装着出来ます。
テストで取りきれなかったビッグフィッシュにも対応することからです。
また ある一定の条件になりますが、『ダブルフック使用』での違和感を最小限にする目的もあります。
これはまだテスト段階ですが、良い結果が少しだけ出ております。
大きく開けた口、カップの深さなどを改良
次回製作から、カップの深さが③タイプとなり
『平タイプ、オリジナルタイプ、ディープタイプ』 を製作いたしますので、寄り皆さんのフィッシングスタイルに近づけられると思います。
またポップサウンドにも左右されやすい、現在のフィッシングシーンに少しでも近づける為の対応です。
その他の開発、改良点などはまたご報告致します。
ハンドメイドルアーのことはお聞きください。
近頃 ハンドメイドハードルアーを作る
DAYで、ルアーづくりをするかたが多くなってきたように思います。
特にこの3年ほど前から少しずつSNSを通じ、ハンドメイドサイトなども多くなってきていると思います。
私の様に業界人【釣り具店、ハンドメイドルアー製作者】としては、とても喜ばしいことで、大歓迎することなのですが、これにも問題が、多かれ少なかれあるよです。
まぁ 釣り、ルアーフィッシングが盛り上がることが、一番良いことなのですが。
“お問い合わせに?”
面白い?楽しい? なんか変な 一部ですがこんなお問い合わせがありました。
- ホームセンターのバルサでは駄目でしょうか?
- 綺麗に塗装が出来ません。良い方法を教えて下さい。
- ウエイトの入れ方を教えて下さい。
- M社のルアーリペイントをお願いします。
- 水性塗料で上手く出来ませんので やり方を教えて下さい。
- 某メーカーが 6&8cmを出しておりますが、13~15cmの同じモノを作りたいので教えて下さい。 などです。
この辺りのお問い合わせになると少し返答に迷ってしまう事もしばし有ります。
がんばって答えて
まぁ こんな事をメールやTEL等で何でもお問い合わせできる時代ですから……
私の様な【古い者】には、あまり理解出来ないことも多いのですが、ミカタを変えれば! 楽しいのかもしれません!!
メールを観ていると、何となく“寂しさや悲しさも感じます。
其れは、私では無くきっともっと身近にアドバイスをしてくれる人『釣具屋さん』や『釣りの先輩達』が居るだろうにと… 思ってしまいます。
情報が多い時代においてアレやコレやと尋ねる方がおりますが、私自身はコレもひとつの楽しみとしております。
ナニか!分からない事が有れば、ご縁料無くお問い合わせくださいね。
ナニか!分からない事が有れば、ご縁料無くお問い合わせくださいね。
私で分かることは、なるべくお答え致します。 一生懸命応えたいと思います。
釣りのスタイルは、変化する!させる道
もの語りにストーリーがあるように
流れや決まりごとも? あるモノですが、シチュエーションに合わせ【situation】 “無意識” のうちに選択し、決めているのです……
ルアー選びには、他のものには無い選びかたをするかたがおります。
簡単に言えば! 面白い感覚や見方でルアー選択をするかたがおります。
動きやカラーリングはもちろんなのですが “何の縛り”も無いのに……やれ!○○ダァーと
- ソフトルアーだけを使う…
- フロッグルアーは使わない…
- 海外製ルアーだとか…本当にいろんなお話が有ります。
個人の趣味なのだから
趣味のお話しですから良いとは思いますが、ここで私が面白いと思うことは、 "皆さん そんな事を言っても!サカナを釣りたいでしょう?” と言う事です。
無理な時間を掛けるのでしたら、その時にベストなルアーをチョイスすれば良いと思います。
え〜 其れは……違うなぁ……自分のプライドが……そんなの楽しく無い…とか!の話しがとても多いのです。
私もハンドメイドルアー製作している者としては、ハードルアー系を使い続けなければいけないと思いますが!
実は、私も皆さん以上に“ソフトルアー系”が大好きなのです。
ハードルアー製作している者としては、ハード系ルアーで、ハンドメイドルアーで、もっと頑張らないといけないのですが… やはり私も “いち釣り士” です、 少しでも多くのサカナを釣りたいと思い 【手を変え、品を変え】とやりますが、結果的にソフトルアーの凄さに驚かされ、また勉強にもなる時が有ります。
ハードルアーを製作していても他のルアーで釣れるのであれば良いと思いますし、其れがソフトルアーでも海外製でもいっしょです。
皆さんも !ひとつストーリーを増やすつもりで、新たなシチュエーションでの釣りや何の縛りも無いルアースタイルを見つける事がいちばんで楽しさ倍増です。
またその楽しいと思った中にでしか!!新たな発見は無いのです。
ルアーをサカナにどう見せる?
ルアーマンで有れば必ず疑問に思う
- 釣れるカラーリングってなに?
- サカナに目立つカラーは?
- あのカラーのサカナい無いのに?
- 頭だけカラーが違うけど?
- 派手なカラーのサカナいる?など まだまだ 多過ぎて書ききれませんが、以上のような事に疑問を思うと言うことは、すでに本物に近い
【ルアーフィッシャーマン】である証拠かもしれませんんよ。 その逆かもしれませんが…
ルアーフィッシングという奥深い世界を楽しめるでしょう。
釣りの世界を知らない者は、”賢者かも”しれませんね。
”大切なひとつがカラーリング“
TADルアーは、【擬似餌】であり【ルアー】決して本物の魚を模したルアーでは無いからである。
ボディスタイルやカラーリングにも《個性を出すように》と心掛けております。
例えば ナチュラルカラーというカラー名がありますが、この名前は、カラーがナチュラルであり【薄くカラーリングをしたモデル】 自然界の魚に似ているからナチュラルでは有りません。
TADでは、“材料”本来のカラーに近く《無塗装》にできるだけ近づけたカラーリングに仕上げたモデルと言うことで付けた名前なのです。
多くのルアー製作者が、『鮎』似ているから「アユカラー」と名前を付けております。
まぁ 一般的にはそのほうがイメージしやすく身近に感じ、購買、購入しやすくなりますしまたそのほうがルアーフィッシングと言うルアーのイメージに重なります。
ですが、ここでも本当にそのルアーカラーで良いのか? 気になります。
【シルバーグリーン、イエロースポット、ホワイトベリー】 コレで!アユカラーです。 どうでしょうか?
こんな感じのサカナが魚屋さんや身近のスーパーに並んでいたら……そうです。
今貴方の頭の中に浮かんだ【鮎】はきっと違うと思います。
そんな事を思い!想い !
TADはルアーカラーリングをあえて模写せずに、イメージでカラーリングを行います。
その為TADカラーは、少し違和感を感じてしまうかもしれませんが、 TADカラーを見て笑う事も良し、また貴方の考えるカラーと違ったモデルを試してみることもまたルアーフィッシングの楽しさかもしれません。
え! こんなカラーリング? と思ったカラーリングにも 是非 試してみては如何でしょうか。
そこからまた新しいルアーフィッシングが見つかるかもしれません。