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ナイフカットでウロコ模様を作る

トップビルダーさん達がナイフでの刻みやカットは、
 その輝き方の綺麗さなどの理由から多くが取り入れられているやり方です。
この作業ができるとご自身のキズが着いたルアーをリペアできますし、また 少しハンドメイドルアーの勉強にもなると思います。
使い捨てでは勿体ないです。
なるべくカンタンに書きました。 
 
 
 ナイフによるルアーのウロコ『菱形』を制作しております。
使う物は、アルミテープタイプで、これは作業が非常に早く、また何方でも簡単に!少し練習すれば必ず上手く出来ます。
幾つかのコツを教えます。
 
  1.   アルミテープがズレてしまうこと。
  2.  ナイフでの刻みのバランスがズレてしまう。《幅など》
  3.  線と線の感覚が、均等に弾けない 。  などが大きな原因だと思います。
まぁ もちろん コレは、練習あるのみなのですが、その練習のやり方に付いて少しだけアドバイスを致します。
 
 
 

ルアーがずれる

 
 
 ルアーの固定台を作ります。
《100キンのコルクボードとクキやじゅうたん鋲などで抑える》
セーム革やタオルなどを下にその上にルアーを固定します。
 
もう一つが、手でシッカリと押さえてるやり方ですが、 慣れるまでや怪我の恐れがあるためあまりお勧めはしない。
 
 
 

ナイフでカット

 
 
ナイフは身近な物で対応策致します。
 
切り出しナイフ
カッターナイフ
フィッシングナイフ
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 ナイフでカットして行くのですが、《模様の線を引く》と言うような感じです。
この時、《力を入れ過ぎない》事が大切です。
 
  例えば、《トラウト用》などの小さなルアーは、カッターナイフなどを使い、《オフショア用》などは、専用の切り出しナイフを使い、いちばん使用頻度の多い《バス、シーバスなど》には、黒刄のカッターナイフを使用します。
それぞれ刄の厚みや長さがことなり使い勝手が良い物を選んでおります。
 
 
 

線と線の感覚

 
 
《裁縫道具のルレット》
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 ルレットで点を付けた跡に従って線をひく様にする事です。
そのほうが、ある程度上手く、綺麗にできます。
もちろんカットされますが。
 
 

私の場合 

 
 
 皆さんからのお話で、《規則正しい線も良いけれど、何となく、人の手の温もりが無くなってしまうなぁ》 
ほんの少し!《不規則な方が、ザ ハンドメイドと言う事で良いです。
などの声をお聴きますし  このお話はとても参考になり、また逢えて参考にしております。
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確かにハンドメイドは、綺麗な方が良いかも知れませんが、ほんの少しだけ、不細工《ぶさいく》な物の方が、良いのかもですね。
 
 
 トップビルダーさん達が、ナイフでの刻みやカットは、輝き方の綺麗さなどの理由からです。
コレは熟練の経験から成り立っており、ナイフの扱いが上手い使い方をするからで、最初から上手な人はいないのです。 
数えきれない程の多くの時間をかけて習得した【技】です。
   
 お持ちのルアーに、ひとつだけ心を入れてあげてください。
そのルアーは、きっと良い仕事をしてくれます。
是非 挑戦してみて下さい。
 
 
 
 

アルミテープでウロコ模様を作るには、

 この作業ができると 、キズが着いたルアーをリペアできますし、また 少しルアーの勉強にもなります。
ただ単に使い捨てでは勿体ないです、是非 貴方も挑戦してみて下さい。
なるべくカンタンに書きましたので。
 
先ずは、
  1.  アルミテープがズレてしまうこと。
  2.  ケガキ棒と定規のバランスでズレてしまう。《幅など》
  3.  線と線の感覚が、均等に弾けない 。  などが大きな原因だと思います。
 
 まぁ もちろん コレは、練習あるのみなのですが、その練習のやり方に付いて少しだけアドバイスを致します。
 
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 テープがずれる

 
 下敷き用とし《紙やすり2000番ー6000番》を使います。
この時硬い物を下にしてその上に紙やすりを載せるやり方です。
これでアルミテープのズレが無くなります。   

 

 

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ケガキ棒

 
 《千枚どうしでも良い》模様の線を引く時に、定規などを用意すると思いますが、《定規のみような物》で、代用した方が良いです。   
  例えば、金物屋屋さんにある、ステンレス製の《ステイ》何かを固定する物だと思いますが、これが 厚みや長さが有り良いです。
 

 

 

 

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線と線の感覚

 
 ハッキリ言ってしまうと  練習あるのみなのですが …これも感覚を付けるまでは、ある程度大きくカットしたアルミに《裁縫道具のルレット》が1番良いと思います。  
ルレットで点を付けた跡に従って線をひくやり方です。
 
これはあくまでも練習用となりますが、この練習は、私自身も毎回、始める前には必ずやっております。
まぁ  コレから始めるぞ!  と言うルーティン見たな感じです。

 

 

 このケガキ棒に挑戦してある程度出来る様になりましたら多くのトップビルダーさん達がやっている、 《ナイフでの刻みやカットに》 挑戦しても遅くは無いと思います。
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もちろんここに上げたやり方が全てでは有りませんので、皆さんの個々のやり方や作り方を挑戦してみて下さい。  
 
 

ハンドメイドルアーのデッピング

 比較的に硬めハードバルサ材を使っていても下地作りには、慎重に作業を行い、しっかりと作る必要があり、これにはとても多くの時間が取られますが、ゆっくりと作業時間を掛けております。
下地作りには、セルロースセメントを使います。
さらに 付けくわえると『小型のトラウトミノー』などは、最初から最後のトップコートまで使います。
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使い方

 
 ラッカー系は一度で、多くの厚塗りができないため、厚くコーティングするには何度も塗り重ねなければなりません。
これは結構面倒で、かなりの経験が必要となりますし、下のラッカーを溶かしてしまうため刷毛塗りが困難です。
 
TADは【ドブ付け用】と言う溶剤の入った容器に『ルアー全体』を浸けるという方法を行います。
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 この時、下のセルロースの表面を少し溶かすと言う感覚で付けて行きます。 
溶かしながらでの一体化した【塗膜】を作っていくやり方です。
 またこの時にラッカー系同士の塗り重ねについては問題はありませんし、色付け用も同じラッカー系を使っている塗料との相性は抜群に良く色のりもとても良く、細かな着色も可能になります。
ですが! なかには相性が合わないモノもありますので確認は必ず必要です。
また色やメーカーなどの組み合わせは『個々の塗料の相性について』はご自身でお調べください。
 
 

ニトロセルロースラッカー

 
 硝化綿(ニトロセルロース)、樹脂、可塑剤、溶剤などから構成された塗料です。
ニトロセルロースとは、植物の細胞から作られる繊維、ワタのようなもので、これが溶剤の中に「溶けている」とイメージすると分りやすいと思います。
 
 一度のコーティング、デッピングでは非常に薄いマクになります。
そのため、デッピング、乾燥を複数回おこない、より硬度の高い膜を作ります。
 ルアーが乾燥し一度固まった部分でも、次のコーティングは溶け、徐々に厚い膜になります。
 一層一層を時間をかけて作っていくので最終的には厚い一層になるのが特徴で、仕上がりの美しさやヒビ割れが起きにくい点なども優れております。
TADがセルロースセメントを使う理由として、基本の下地『ベース』作り用として使用しております。
 
 
 

長所

 
 強度が高く比較的薄いマクになるが、それでいて十分な強度が確保できる。
また硬化が早いため連続しての作業がしやすい。
取り扱いがらくで、濃度調整などは溶剤でできる。
開封し余ったモノも密閉しておけば硬化が遅いため保管に気をつければ良い。
他のモノより経済的で有る。
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短所 

 
 一度に分厚いコーティングが出来ない。
ルアーの種類にもよるが、最低でも20~30回程度はディッピング『ドブ漬け』を行なう必要がある。 
TADでは、40回~60回程行ないます。
いったんコーティング作業を始めると、連続して作業しないとヒビなどが入ってしまう事がある。
トップコーティング作業終了まで最低でも、一日に1回程度のディッピングが必要となる。
また湿度が高いと、白化(かぶり)を起こす。 
梅雨時や夏場には、ルアーが真っ白になってしまう。 
溶剤の匂いなどがある。
 
 
 
 
 いろいろとありますが、やはり下地作りには、セルロースセメントに勝るモノが無いと思います。
いろいろな材料や塗料を使って、自分なりの方法で試してみてください。
そして自分なりの方法を見つけることがハンドメイドルアーの楽しみでもあります。
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貴方も是非  挑戦してみて下さい。
 また わからない事やご質問などが御座いましたら、御気軽にお声がけください。
良いフィッシングライフ、ルアー作りを!
 
私自身、独自のやり方やなどは、べつ時に説明、解説したいと思います。
 
 
 
 

アルミテープにウロコ模様を描く

アルミ箔へのウロコ模様の転写の基本は

 金属製の片目ヤスリを使った転写するやり方と いわばスタンプする事による転写式がある。
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 このやり方では、強く押さえると転写した模様が【浮き上がらず】迫力が…と言う点は、少し弱く見えてしまう傾向がある。
もう一つは、アルミ箔に金属製のニードルを使い1本1本の線を引っ掻いて【スジを掘る】と言うやり方とが有る。
スジを掘られたアルミ箔は布等で強くこすっても「程度はあるが」パターンが消えづらくボディの貼り付けも比較的強く圧迫でき、密着度が上がり比較的に失敗も無く成功率を上げることができる。
 
 
 
 
 
 

ハンドメイドの基本

 
 しかし『定規』と『ニードル』では、明らかに線や堀など模様の細かさに限界がある。
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 また平ヤスリからの鱗パターンの転写は【ミノーや小型ルアー】には適用できるのだが、体高のある【クランクやバイブ系】にはあまり一般的ではない。
当然ビッグベイト系になれば ある程度の対応ができますが、これも細かく仕上げるとなると問題が出てきます。
 
 
 
 
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 模様の深さは

 網目状の凸型で幅が広く、繰り返し使えるものである必要がある。
形や転写を工夫すればいろいろなパターンを作る事ができる事は、分かっているが現実的に使える型が少ない。
なにか良いものはないかと探し求めているが、なかなか上手く使える物が無いのが現状である。   
  一度や二度の使いなら耐えられるかもしれないが、私のように何度も使うとなると、耐久性が無いのが現状である。
なにか良い形、型がないか普段から探し求めておりますが、【これは、どうかなぁ】と…耐久性や価格的な問題も有ります。
 
 
 
 
 
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  ☆皆さんのお近くで!!何か良いアイデアやアイテム等がありましたら!是非 ご連絡いただきたく思います。
 
 
 
 

トップウォータールアーレイクレコードサイズも❕

 ボチボチと!あちらコチラでバスの産卵の終了期を迎えるこの時期    いよいよ始まる夏のパターンに変わりゆくまさにこの頃《時期限定のバスフィッシング》トップウォータールアーの醍醐味が期待できる季節の到来です。 
もう少し…数日先になりそうですが…
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 梅雨を迎える頃になると、バスの産卵期は一段落します。
彼らは衰弱した体力の回復のために、旺盛な食欲を見せるようになります。 
 ここで登場するのが、トップウォータールアーであり、トップウォーターゲームの醍醐味をいちばん楽しめる一年の始まりで【エキサイティング】なシーズンを迎えるのです。
またこの時期にしか味わえないバスフィッシングの醍醐味であり、まさにバス釣りの『キング オブ ゲーム』だと言っても過言ではないと思います。
 もちろんコレは私の中で、『一年で一度の』シーズナルパターンフィッシング、フィッシングスタイルの一環です。
  まぁ ひとつの儀式的な物なので皆さんに特別に勧めることでも有りませんが、何かの始まりや目標にと考え1年間のストーリーに役立つ事だと思います。
 
 
 

ふたつのトップウォータールアー

 
 
A   エディやマークスなどは、 ダイビングペンシルベイトです。
 
 このルアーは立ちペンタイプですが、頭までダイビングするような動きではなく、どちらかと言うと ボディ全体を左右に振り、移動距離の短い、ピンスポット狙いのルアーです。
沖にある一本杭や立木、橋脚などの【縦ストラクチャー】に対してアピールできるよう制作しております。
 ひとつ付け加えると、急深で風や流れ込みなどによる流れが「発生しないエリア」では、特にその力を発揮します。
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B  ハゼ、エス、ゼロ、エヌは、スライドタイプです。
 
 個々のタイプで違いますが、大まかに説明します。
ハゼペンシルは、頭を少し上げ、ボディ全体でスライディングする「ドックウォーク的」タイプで、ゼロペンシルなどは、リップ部分で大きく水を受け、波紋を大きく出すタイプです。
 エスやエヌは、リップ部分が「カップやストレート」タイプなので、平浮きの直線的なアクションを得意としております。
どちらかと言うと、波風が無く、比較的浅いエリアを幅広く探れるタイプです。
 
 
 

ルアーのサイズや数

 
 
 トップウォータールアーは、少なくても3本〜5本を用意し、浮き方やアクションの違う物を3本くらいは揃えて置いた方が良く、そのルアーの特徴や特性、効果などを良く知っておく必要がある。
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また余談では有るが!
 カラーリングに関してひと言  ベリーからベリーサイド側とバックテールカラーを気にして見ていただきたいです。
多くの場合、水の濁りや澄んでいるときなどアタックの際に この辺りのカラーリングで釣果やサイズが大きくかわります。
 このことを少しだけ考えルアー選択をすると、(ルアーサイズ、カラーリングなど)面白いように様々なサイズのバスがバイトしてきます。
もちろん ! そのレイクのレコードサイズも狙えるかもしれません。
 
と言う事で!  私も準備しますので、皆さんもそろそろ準備を初めてください。  
 
 
 
 
 I hope that today will be a wonderful day for you!
Fishing lovers are all friends we look forward to your activities  
Good luck for good fishing      TAD lure 
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 今日があなたにとって素晴らしい日になることを願っています!
釣り好きはみんな友達 私たちはあなたの活動を楽しみにしています。 良い釣りをそして幸運を
ティーエーディー  ルアー
 
 
 
 

ルアーコーティングとドブ漬作業、デッピング

【表面のコーティング】

 
 ルアーは水面やその他多くの物に叩きつけられ、その衝撃は私たちの想像を遥かに超えております。      
その為、私の制作経験から「プロトタイプも含む」表面をただ単に、【硬くすれば良い】と言うことでは有りません。
単に表面をカチカチに固めるだけの方法では、時が経つと塗装が軟化、剥離するようにパリパリと剥がれてしまい最悪の場合には、ヒットした魚も針や糸などが付いたまま逃がす事になります。
 
TADのデッピングは、木材のもつ本来の柔らかさと溶剤の効果、このふたつの組み合わせで、耐久性を上げると言うことです。
 
 
 

【溶剤のディッピング作業】

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 多くの方が、作業時間の短縮や効率などを考えて、一回のデッピング作業で2〜3時間ほどの乾燥時間を置いてから次のディッピング作業に入りますが、TADの作業工程では、一回のディッピング作業後、次のディッピングまで、最低でも8時間以上の乾燥時間をつくり次のディッピング作業を行います。
この方法は、非常におおくの時間が掛かってしまいますが、完全乾燥をおこなった方が、つぎの溶剤の浸透性が良くなりより奥のほうまで溶剤が浸透するからです。
 
また 完成した後に、魚やキャストミスなどで大きなダメージがあったとしても、木材に水が染みにくくなるための大切な作業で、後々の修理やメンテナンスなどの時でも細かな修正や《サンディング》などが綺麗にできる事が最大のメリットになります。
そのためにも敢えて『慌てず、急がず』のディッピングと乾燥作業をおこないます。
ルアー作りの【見た目では見えない】☆☆の部分までと、とても大切で貴重な時間だと考えております。
 
 

【ディッピング作業日数】

 
 ハードバルサ材を例に 削りたてのハードバルサ材は、 
頭からとお尻側からの両方からのディッピングを1回として数えて、最低でも40回以上はディッピングを行います。 
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 先ず頭から《オリジナル セルロースクリア》の中にドブ漬けし、15分ほどの乾燥後に、お尻側から再度ドブ漬けを行います。
この段階で初めて1回と数えその後はハンガーに吊るして乾燥させます。    
乾燥時間は、
春頃から秋頃までが、12時間〜18時間程」長雨などの湿気がある時は少し時間を掛け24時間くらい置く時もあります。
秋頃から冬頃は、8時間〜15時間位の乾燥時間をかけます。
 
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 やく1日1回の作業で、40回以上ということは、この作業だけでも40日間掛かると言う事になります。 
 この方法を行うとバルサ材とは思えな位ほどの 《強度に優れ壊れにくい商品》が出来上がるからです。
 
ここまで丈夫で強固なルアーを作る事は、私自身のこだわりでもあり、皆さんになるべく長く使っていただきたい事と、ヒットした魚を大切にしていただきたいと考えているからであり、またそのヒットルアーで大物を釣っていただきたく思いますし、いち釣り師とし、魚もルアーも大切にしたいからです。
 
 

《もしも破損、破壊》

 
 修理などにつきましては、なるべく早く、最短で直す事に努力しております。
 
例えば   リップの付け根が割れたときなどは、「最短で3日ほどで仕上がり」今週 壊れたとしても! 翌週には、治りますから、またその週末には、安心して使用できます。
 
この様に複雑な工程をいくつも重ねますが、修理なども受け付けておりますので、ご安心して使用してください。  
最後になりますがTADルアーは、修理費用などは、一切掛かりませんので、お気軽にお声掛けください。 
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 一部の商品で、
明らかに《解体などの意図的な目的が感じられる商品》に付きましては、修理等をお断りする場合があります。
また 近頃TADルアーでは無い物が出回っております。 コチラの商品に関しても 一切修理等は、行なっておりません。
 
 
 
 

この時期は、ランカーサイズ

 ランカーサイズには、フローティングタイプがランカーバスに効くことは、バス釣りを長年やっている方でしたらご承知だと思います。
ティーエーディーミノー【F】
フローティングルアーの浮き姿勢は、【水平スタイル】です。
キャスト後の浮いてる姿は、《水面姿勢》や《着水姿勢》は、ノーズからテールエンドまで水の中に入っているタイプで、これは水面近くや水面下をリトリーブすることができれば、ランカーバスにアピールでき、狙って獲ることができるからです。
 またベイトフィッシュに無駄なプレッシャーを与えない事やあたかもベイトフィッシュの仲間であるように意識するからです。 
 大きな特徴として(動き出し)に関してもとても滑らかなスタートでリトリーブを開始すると、そのハイレスポンスに驚くことでしょう。
 

ステップアップ

 
 一般的にフローティングルアーの凄さを知ってる人は、サスペンドやシンキングベイトより多くのサイズやカラーを持っている人が多いるぐらいです。
私がフィッシングスタイルのアドバイスをするときには、先ずは ルアーボックスを見せていただく事が多くあり、その方の手持ちのルアーから『色やサイズ』などを参考にし、最後に『フローティンタイプとシンキングタイプの本数』を確認しアドバイスをいたします。
 また このアドバイスで大切にしている事は、「なぜ?』と言う《問いかけ》や《質問》を多くいたします。
 【このナゼの問い掛けに多く答えを頂けるかた】は、どちらかと言うと【玄人】と言うイメージがあり、ある程度の経験を重ねてた方のルアーセレクトになっており、次のフィッシングスタイルのアドバイス『ステップアップ』に近づけるよう心がけております。 
 
 
 

フローティングイメージ 

 
 マイナスイメージは、ウエイトが軽、無駄に浮かび上がる また 
ルアーが、ターゲットから逃げて行く、離れて行く と
その中でも①番多い答えが 風や波にカンタに流されると言うことでした。
 
この様なイメージを持たれた方のアドバイスとして。
マイナスを利用【活用】してプラスにする『目』を鍛える。
 
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ウエイトが軽い

 軽いと言う事は、風に『乗せやすい』と言う事であり、風を味方にする事がアウトドアフィッシングのひとつの楽しみ方でもあります。風を感じ、ルアーを風に乗せようと心がけてキャストすれば、楽しみも倍増しフィッシングテクニックが上達したかの様に上手くなります。 もちろんラインのチェックを忘れずに!
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  無駄に浮かび上がる

 ルアーの問題では無く!『水の流れ』の話しになります。
引いていた物を止めれば『漂いながら』浮き上がります。
浮き上がりのイメージは、水深にもよりますが、「ベイトフィッシュ」が(ゆっくりと水面方向へと移動する)イメージです。
リーリングスピードの強弱で調整し、リーリングスピードが【速すぎか遅すぎ】だけてす。    リーリングスピードを 1〜10までとし、着水後は10%のスピードで巻き、ターゲットが居そうなところは、徐々にゆっくりと巻き、全体のスピードは50%位まで落とし、その先では30%位とゆっくりと【漂う様なベイトフィッシュを演じ】キャストが終了します。その後次のキャスト、コース取りに移ります。
 
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 逃げて行く、離れて行く

 この答えは案外簡単に解決できます。 そもそもルアー(ベイト)は、弱い物なのです。
大きなターゲットから逃げる事が当たり前の姿なのです。
ただ一つ皆さんが《大きな間違え》をしているだけなのです。
ターゲットから逃げる時に、(ふわりやゆっくり)と逃げているからと、ターゲットにアピールする前に逃げているだけなのです。 
 
余談ですが… 
子供の頃に鬼ごっこをしたらどうしていました?  見つかる前から逃げていましたか?  きっと!見つかってから逃げたと思います。
ルアーでも全く同じです。
ターゲットにゆっくり近づき、その後、オーバーアクション「ガツッン」で逃げたとすれば、ターゲットは、思わず襲ってくるでしょう。この一瞬のタイミングです。
もちろん水中は見えませんが、同じ場所を何度か試してもらえばきっと良い結果が出ると思います。
 

 波にカンタに流される

 
 魚は必ず流れの「上流を向いて」います。風などの影響があったとしても、風上を向きます。
中には 完全に流れと逆に『風』が吹き上げる事も有りますが…
そのような時でも魚は、波や風が少しでも穏やかな場所に移動します。 
この様な場所は、ルアーがどの方向に《流れるか》を確認し、流される(出来るだけ上流から)スタートします。
その後(下流側)からもチェックすることです。
 
基本は、上流からゆっくりと「メリハリ」をつけながら流す事です。
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ティーエーディー
ミノーもジャークも年間を通して使用できますが、特にカラーリングなどはコレから夏の高水温時などあり、その時々に合う最適なアクションやカラーリングなどを考え制作していおり是非一度は、使ってみてください。
新しいフィッシングスタイルが見つかります。
 
 
 
  

トップウォーター ガボスルアー制作

【ガボス80ポップベイト編】
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ハードバルサ材を使用してバス用のトップウォータールアーの制作風景などをご紹介いたしますが、材料のカットの様子などは省略いたします。
今回はアウトラインのカット済みからはじめますが、この作業前に材料のセンター「ワイヤーハンガーの溝掘り」カット処理を済ませておきます。
 
 

アウトライン

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 アウトラインに沿って材料のカットを小型の電動糸ノコを使い正確にカットしていきます。

次に   カットした材料の「上下から」と前後「頭部側とお尻側」にラインを引きます。
今回のルアーでは両サイドもカットするので、前後の太さなども合わせます。
この時点ではまだ 『四角形』になっております。 
ここまでの作業は電動工具の力を借りての作業となり、ルアー全体として電動工具の作業は全て終わります。

 

角を落とす

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 《ナイフを使い》四角形だったモノを【六角形】【八角形】【十六角形】と徐々に削り取り最終的には、【円や丸】ルアー本来の姿に近い状態まで仕上げます。  

ここで言う近い状態とは、《ポッパータイプ》なのでフロントカップの削り作業もこの時点で進めます。
荒削り状態ですが、深さを確認し、ボディバランスなども「ハンガーの位置やウエイトの位置など」を確かめ【ポンチやキリなど】を使い(小さな穴マーク)を付けます。
 
この時にセンターヒートンの位置に《キリや太めの針金等》を差し込みルアーとしてのバランスなども再度確認します。
 

 

 サンディングです

一般的には、ここまで出来上がったモノに【紙ヤスリ】などを使い仕上げて終わります。
多くの方がこの作業でサンディング作業が終わると思いますが、TADは、ここからが他のかたとのやり方が違います。
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 まずは【金属製木工ヤスリ】を使いボディ全体を《木材の木目に逆らわないように」かけます。 

この作業を「する、しない」で後のサンディング状態の「仕上がり」「綺麗いさ」で大きく変わる大切な作業です。    
このひと手間がTADの良さです。  この作業後に【ペーパーサンディング作業】を開始です。
 
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フロントカップの削り作業もこの時点で進めます。

【150番】から始め最終的に【240番】で仕上げ、サンディング作業を終了いたします。

この状態まで進めたモノだけが、始めてTADルアーとして20%程が完成です。   
この状態では、まだ『フェイスデザイン』目玉部やエラ部などの細かなデッサンなどは行っておりません。  
 
 

 

 今回の工程で、【ブランクス状態からナイフでのカット、サンディングまで】の作業時間ですが、

プロトタイプ① 本でしたら15分程で出来上がります。
ティーエーディールアー1回の作品制作では、最低30本程制作しますので…  そのぶん ひとつひとつの工程作業には多くの時間が掛かってしまいます。
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また実店舗では、いつでも作業風景や制作工程など、どなたでもご覧できます。
御注文を頂いている皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、『仕上がるまでの楽しみ』として、御理解のほどよろしくお願いします。
 
 
 

この時期はフローティングルアー

この時期のルアー

 
 フローティングジャークベイトの中でも、ズバ抜けたアクションを演出してくれる「TADミノー130F」「ダガーミノー130F」を今回紹介したいと思います。
近頃は、130mmサイズでビックミノーと言われてしまいますが、ベイトフィッシュの中でもいちばん多く、ルアーでいちばん使いやすいサイズで、これには 動き出しや止まり方はもちろんですが、《浮き上がり方》が最適なモノだけが、ティーエーディーミノージャークベイトになります。
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キャスト時は   ☆後方重心より
着水姿勢は、   ☆ヒラ浮きタイプ  ☆タイトウォブリング系
サイズ  10mm(F)   115mm(F) 130mm( F)
ぶっ飛ぶ重さの 9〜14g
フックサイズはビックバスでも安心の❻番、❹番、❷番です。
 
また、フローティングのジャークベイト系やミノー系を持ってる人は案外少なく、一般的にフローティングの凄さを知ってる人は、サスペンドベイトより数多く持っている人が多いるぐらいです。
どちらかと言うと玄人と言うイメージがありますが、ある程度の経験を重ねて行くとこちらのスタイルになる傾向があります。
 
 
 

ミノーとジャークベイト

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 この時期に多くのベイトが、スクール&クルージングしたている姿を多く見かける様になり、特に水面方向に浮かぼうとしている《ベイト》には、フローティングタイプがランカーバスに効くことは、バス釣りを長年やっている方でしたらご承知だと思います。

極小サイズ50〜170mm ビッグベイトサイズのモノまでとさまざまですが、私の経験からすると、この時期は、「50mm程度のベイトが多いく、その際に70mm程度の」フローティングタイプのルアーを用意し、《ベイトフィッシュの動きを見ながらの》ルアーローテーションを行います。 
この時に《カラーなだけは変えない》ように心がけます。 これはベイトフィッシュに無駄なプレッシャーを与えない事と、【自分のルアー】が、あたかもベイトフィッシュの一員、仲間であるように意識するからです。
この動きや考え方をすることで、ベイトフィッシュの僅かな変化などが見え、同時に他の魚の動きなども感じられる様になり「ターゲットの動きやバスの反応」を感じられる様になりますし、大切なベイトフィッシュを【チラス】ような行動も、少なくなり、無駄な【ポイント荒らしも】避けられます。
 
 その逆にベイトフィッシュが
 少し沖にいる時には、150mm 以上のビッグベイトを遠投して、岸際のポイントまで泳がせてくるのもいいかもしれません。
この時、ベイトフィッシュの【群れの中に投げない】ベイトフィッシュからは、【少し離れた場所に着水させる】ことです。
もう一つ付け加えるとすれば、この時の着水音を出来るだけ抑えて《なるべく低い位置》水面近くや水面下をリトリーブを行い攪拌することができれば、ランカーバスを狙って獲ることができるはずです。
 
 

一般的に水面に浮かぶルアー

水面に浮かぶルアーならば何でも良いと思いがちですが、このタイプのルアーには、キャストと後の《着水姿勢》動いた後の《止まった時の姿勢》があります。
引いた後の止まった姿勢は、
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  1. 前傾姿勢     頭下がり
  2. 水平姿勢     ヒラ浮き
  3. 後方姿勢      尻下がり        などがあります。
この姿勢に付きましては、また別の時に書きます。
 
フローティングジャークベイト系やミノー系を是非お試しください。
 

修理やディッピングなど

TADの考え方は

 【木】本来の考え方をすれば、《弾力》を使い、木材の柔らかさと 溶剤の効果、
このふたつで威力、耐久性を上げると言うことです。
そのためルアー制作の中で、削り出した後の材料の乾燥や溶剤の浸透、乾燥に時間を掛けて完全に乾燥するようしております。
 

【溶剤のディッピング作業】

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 多くの方が、一回のディッピング作業後で4時間ほどの乾燥時間を置いてから次のディッピング作業に入りますが、私の作業工程では、一回のディッピング作業後、次のディッピングまでの乾燥時間を、最低でも8時間以上の間を開けてから次のディッピング作業を行います。

この方法は、時間が非常に多く掛かってしまいますが完全乾燥をおこなった後でも細かな修正《サンディング》などが綺麗にできる事が最大のメリットとなり、不意な天候不順などあった時でも他の作業へと【次のルアーを作るなどの】対応ができます。

 
そのためにも【敢えて】慌てず、急がずにのディッピングと乾燥作業をおこなっいます。
もちろんこの作業に時間が掛かり過ぎてしまうと言う事も有りますが、私の経験からすればとても大事な作業で有り、とても大切な時間だと考えております。
 

 

【ディッピング作業日数、期間】

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 ハードバルサ材を使用したモノとウッド材《木曽ひのき、青森ひば》では、作業内容が大きく異なります。  

削りたての「素のハードバルサ材」は頭からとお尻側からの両方からのディッピングを1回として数えて、
最低でも40回以上はディッピングを行います。

1日1回の作業で、40回以上ということは、この作業だけでも40日間掛かると言う事になります。

 
そのため皆さんにも、御注文から完成品になるまで、とても大切なお時間をいただいておりますが、その分バルサ材とは思えな位ほどの 壊れにくい商品が、ご提供できるモノとして自負しております。  
また もし破損、破壊されたモノでも、修理になどにつきましては、比較てき短時間で直すことが出来ます。
 
 
  例えば   「ミノーリップが取れたときやリップの付け根が割れたときなどは、「最短で3日ほどで仕上がり」今週 壊れたとしても! 翌週には、治りますから、またその週末には、安心して使用できます。

 

 この様にTADルアー制作作業は、とても複雑な工程をいくつも重ねておりますので、また
修理なども受け付けておりますので、ご安心ください。

細かな修理内容等につきましては、メールかTELにてお問い合わせください。
Good luck for good fishing
 

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