ルアー情報
ボルガエナメルに変更
ボルガザボンエナメルは、耐候性に「優れた染料」を厳選して鮮明な色彩を得られるように設計した、
ニトロセルローズ系のカラークリヤーです。
金属面などさまざまな物に色彩を得られ海外ザボン染料を用いたことからザボンエナメル塗料と
呼ばれて居ります。
【ボルガ】(VOLGA)はブランド名とのことです。
私も某メーカー数社の塗料を使って居ましたが、何となく
シックリいかず...皆さんからも...あれ!何となく○○メーカーに似ているなぁ〜...
などの声が多く、また 別の方からは、
「以前、少量生産したカラーをオーダーしたいんですが、無理ですか?」と聞かれ動き始めました。
当然ですが、メーカーさんの許可なしには動けません。
クリアーしなければいけない事も多くありましたが メーカーさんの御協力により、
取り扱いが 可能に成りましたので皆さんにご報告させて頂きます。
またボルガエナメルカラー を、お試し【ミニボトル16ml】販売予定です。
とても良い物なので皆さんも是非使って見てください。
その他 内容につきましては、改めて書きます。
価格、カラー等はホームページ又は店頭にてご確認下さい。
※TADルアーカラーは随時変更してまいります。
修理などアフターにつきましては、
オーナー様とのお話し合いで御希望のカラーへと変更して行きます。 また現行カラーを無くすモノでは有りません。
コレからもTADルアーは、変化、変身、発展し続けますので、
皆さん 末永!末長く!宜しくお願い致します。
Thank you Fishing friends , Good luck ‼︎ Good fishing ‼︎
ラインアイとフックハンガー
TADルアーで使用しているステンレスワイヤーは、
#20、#18、#16番を使用、装着して居ります。
なかでも#18が、とても重要な番数で、TADの基準となって居り、
バス、トラウト、シーバスなどと幅広く、
またオフショアキャスティング用まで採用して居ります。
#18ワイヤーを使う理由は、
❶丈夫で有る...省きます。
❷ウエイトになる ......骨格と考え骨の様な役割、
❸内部に線を作る ......ラインからリアフックまでをひとつの線で結ぶ
❹震えや振動 .........太く、硬い物質での振動サウンド、
❺バランス.........前後アイ、ハンガーの形等、
ここから先は...また次回に。
あまり一般的ではないと、私は考えて居りますが、
特注品として 【#14】【#22】なども対応して居ります。
※ご使用になる方と細かなミーティングを重ねた上での
製作になります。 【#14は、溶接加工なども有ります。】
尚、納品期間に数週間〜六ヶ月と御時間が掛かる場合が有ります。
ありがたい。...是非回収を...
最近⁇ 私のルアーを使用してくださる方が、ほんの少しだけ増えてきた様な...
よくも悪くも使い方や釣果のお話を聞き嬉しくなります。なかでも多いのは、
ボディーの材質やウエイト材質での違いで、どの様に変わり、サウンドやバランスの違いなどでも......
多く有り過ぎて書きけれませんので!!!
今回は少し簡単に【ウエイト】オモリのお話です。
私が、使用してるウエイトは【鉛、ステンレス、タングステン、】ですが、
使用頻度が一番多いものはナマリになります。
環境などの事を考えると...
現在多くの商品にタングステン等を使用して居りますが、皆さんもお気づきのやように、
どうしても単価的な問題で使えないのが現状です。
※製作前段階でのご注文、特注品は除きます。※
もう一つ付け加えるならば、、、、
私の作る商品は基本的にハイフローティング設計で、根掛かりなどがあった場合も
強い浮力で浮き上がり、回収などを前提として考えております。
そのため針などもなるべく細軸な物を推奨し、針、リングなどもふくめて
「オモリ」として考え、出来る限り鉛ウエイトを控えようと製作して居ります。
また多くの方に修理、回収などをお願いして居ります。
尚!! Trick Action Dream &TAD Lure product
例...リップ交換、傷など、
TADルアー修理等での料金は【原則無料】で す。
ジャークは、ジーッと滑る!
私のジャークベイトの考え方は、チョット変わっている... かも!
フローティングであろうが、サスペンドであろうが基本的にあまり気に致しません。
この手のルアーは、年間を通し使用して居るからであり、水温変化などに応じフック等を交換しておりますので、
ルアーのミカタ、観る方向せいが違うのです。ウエイトなども...
多く方が、サスペンド状態の姿勢などを気にいたしますが、
【このお話しも非常に大切なのですが、またの機会に致します。】
私は、素早く立ち上がるか、浮き上がるか、泳ぎダシは速いのか遅いかなどの違いに目線を置いてしまいます。
より水平か、頭下がりか、尻さがりか、その物によってワンアクション後の糸量が どの程度必要なのか、
どのくらい流されてしまうのか? などが気になります。 「気温、水温などの影響で」簡単に言うと引きしろ、
糸フケと言うやつで【キャスト、着水、】
この時、風、波、などの影響力を最大限活用して次の動作に移ります。
其れがオカッパリであろうが、ボートであろうが 必ずフィッシングポジション、立ち位置を、
ほんの数十センチ変える事を心がけており ラインによる水面へのハジキ跡などをできる限り抑え、
ムダに目立た無い様にとして居ります。 無論!その反対にわざと大げさに、
水面を叩くやり方を取り入れる事も有りますが、基本的にあまり致しません。
※ジャーキングベイトは、【水の中を滑らせる】スイー!パッパッと使うルアーだと言う考え方だからです。
最後になりましたが、私のジャーキング時のアオリ方は
サイズと距離が 、100mm、約70cm以上、 130mm、1.2M以上と、
スーパー・アオリです。 これ以下は、《トゥイッチング》になると考えて居るからです...。
皆さんの想像を超える ビシ!バシ!だと思います。
あ!すみません擬音が多くなりましたね。
そんなジャークベイトは、私が信頼できるアイテムの一つです。
貴方も是非お試しを。 Good fishing!!
ルアーの顔を見る、観る!
この数日、GWと言う特別な日に釣りに行かれた方も多いと思います。
大物とはであえましたか? 数釣りは出来ましたか? 新しいフィールド開拓は出来ましたか?
またお仕事中の方もお疲れ様でした。
私、休みの様な〜仕事の様な〜日々でございました!...。
今回はちょっとキャストについて気になったことを少しだけ、お話しさせて頂きます。
幾つかのフィールドで多くの方が、私から観ていると 少し勿体無い 「モッタイナイ‼️」と思ったのです。
其れはキャストです。 え!ナゼ? キャスト⁇ と思うかもしれませんが、
ココが落とし【穴】なのです。
多くの方がキャスト後のルアー対応不足でした。
キャスしたルアーがヨコ向きになったり、まだ揺れているのにもかかわらず、
ロッドを立てリトリーブを始めて居るからです。
着水したルアー自体がアングラーの方を向くまえにアクションを掛け、つけているからで
あれでは、、どんなに良いルアーでも性能が出せませんし、魚もバイト出来ないと言う事です。
釣れる人、釣れない人の差は、この辺からでも出ますから
もう少しゆっくりと、丁寧にキャストして【ルアー、ライン、ロッド、自分】が
一直線上になるまでの時間を掛けて欲しいと思ったのです。 ほんの数秒の事なので!
※私が良く現場で話す言葉は
「キャストしたルアーの顔や目を見るつもりで」
ルアーが自分の方に向いてから...実際にはみえ無い事が多いのですが... ですが、
きっと今より多くの魚、 大きな魚と出逢えるでしょう。
皆さんも是非お試しあれ。
なぜ!素材 追求、模索 其の⑤
木材は貯木場で『一般的では無いが』自然乾燥するために寝かせるが、材の種類によっては期間が大体1〜5年で水分を15%くらいになるまで放置し、乾燥状況にもよるが数十年単位にも及ぶ物もあるそうです。
しかし天然乾燥では日本おいて含水率15%にしかならないため
時間的制約などがあり人工乾燥「ボイラーにて蒸気を送風して乾燥」させるやり方と
高周波乾燥「約7%」など色々なやり方があります。
人工乾燥では、低水分調整を行い含水率を8〜9%まで戻し【反り】【ねじれ】などの発生率を下げる目的があります。
決して良い悪いとかの話しでは有りませんが、
自然乾燥の方が【脂の乗り】【艶の出かた】などに違いが出るように思います。
また人工乾燥材の方は【接着固定】【塗装のしみ込み】などの工程はやや速いような気がしますが
この辺りは非常に難しい問題だと思います。『製作時間、コスト等...』
★切断、加工前の話しなので、貴方にはあまり関係性が少ないとお思いでしょうが、
いささか不充分極まりない《素材》での
商品、製品が残念ながら出回り存在しているようです。
この様な事からTAD ルアーは素材から追求、模索している次第です。
dagger ダガーベイト
これもまたまた 良く聞かれるお話しです...。 ダガーベイトのダガーって何ですか?と...
カンタンな話しですよ〜 ハンドメイドルアーは キレイなの だがー! 良いの だがー! 釣れるの だがー!
などと言っておりました...
本題に入ります。
【dagger】【ダガー】とは両刃ナイフの事で、
R.Wラブレス、S.R.ジョンソン、ジョン.N.クーパー、などが有名です。
その中でもレミントン社やバック社などが一般に知られており身近な物で言えばダイバーズナイフなどが有名でです。
その大きな特徴とし両刃で有り、左右対象、「シンメトリー」である事などが上げられます。
ダガーベイトは、一本の材料からセンター出しを行いセンターを切りワイヤーを入れてからルアーの形にして行きます。
ここで全体のバランスを見ながらの作業なります。
この辺りが、ナイフ作りとルアー作りが似通って居るのではないかと考えダガーベイトと名付けました。
また多数シリーズ化して居りますが 今でもまだ 進化し改良等を行って完成していないアイテムがあります。
何故ならば!ジャーク&ミノーベイトは、
皆さんの知恵やアドバイスなどから生まれ育つ商品だからです!。 永遠続きそうです ...
ハンドメイドだからこそ続いて欲しいと思います。
サイズは 基本モデル:45〜280mm
フローティング、スローシンキング
※特別使用: 40〜55mm
スーパーフローティング、シンキング
※別注モデル:180〜320mm ソルトウォーター用等、
スーパーハード、スーパーフローティング 、
スーパーシンキング
S ハード・バルサ SHB
南米エクアドルを中心に温暖な地域を産地とする「世界一比重の軽いバルサ」は比重が0.12~0.20 位です。
バルサ(Balsa)はスペイン語の(イカダ)からきているそうです。 この辺は省略致します...。
生育環境が悪く生育が遅れると重い材になりこれらを ハードバルサ材などとよんでおります。
普通の木材、硬木類と比較してハードバルサ材は約30%程度つよいとされておりますし
軽さを保ったままで強度を確保できるとても良い材木です。
また密度は硬い木に比べると約1/4程度で、同じ強度の木材と比べると非常に良い材質ですし
接着力は強い方だと言えるでしょう。 なお接着剤を2回材に浸み込ませて接着する事を
ダブル・セメンティング 「二重接着法」と言い TAD ルアーに取り入れて居ります。
【 Sハードバルサ】は白色で他の材木より柔らかな木質であるため、加工がしやすくプロトタイプ等に最適です。
またテスト時には強度、耐久性なども考慮しつゝフィールドにおいても浮力、バランス、型などを
簡単に変えやすく修理、調整などに掛かる時間も短縮でき、効率の良い材木と言えるでしょう。
通常のバルサ材ではどうしてもコーティングやデッピングなどに とても多くの時間を掛ける必要が出て来ますが、
Sハードバルサ材においてはその時間を短縮する事が出来ます。
【コーティング、デッピング等はまた別の時に】
ハンドメイドルアーに興味、感心がある方は是非一度使ってみて下さい。
きっとハードバルサの良さ、魅力に取り憑かれる事でしょう。
尚!スーパーハードバルサは、TAD ルアーで使用しているバルサです。
★SHBは年々小売販売で入手困難な材木のひとつです。
★少量では有りますが、wedにて販売中!!!
★黄色小口付き
❶ サイズ: 35×120×1000(mm)
❷ サイズ: 45×100×1000(mm)
比重:約0.14~0.20
※ハウスメーカー【インディーズ】ビルダーさん大歓迎です。
なぜ!素材こだわり 其の④
木材の模様【木理】もくりと呼びます。杢、杢目とも言われ年輪の層と層が螺旋状になった交錯木理と、
木繊維が波状に成長した波状木理とがあります。 一般的にいえば【バーズアイ】【トラ目】【タイガーストライプ】などがやはり有名どこです。
トラ目【虎斑】正式には、アルドーグレインと呼びますが木目の状態によって呼び方はさまざまで、
トラ風のものはフィガード、炎のようなものをフレイムカーリーと言い、ウロコ状で大きなものをキルテッドと言う。
【玉杢、縮れ杢】等がソフトメイプルの呼び方ですが まだ多くの呼び方が有るらしです。
また、鳥の目のように小さな玉状の木目をバーズアイと呼びますがこれは大体の場合ハードメイプルなどでみられます。
この辺は難しいところなので私も良くわかりません。 勉強不足で!。
国内産も非常に貴重な杢目のものが多く存在して居ります。
せいさくしている多くの材料に【国産銘木】を取り入れて居りますので、
是非みて頂きたたいと思いますし銘木の良さや私の材に対するこだわり等がわかって頂けると思います。
呼び方、産地、地方などでも変ります。{都道府県}又は{市町村}
屋久島杢、土佐杢、霧島杢、吉野杢、秋田杢、
檜焼杢、欅杢、花林杢、佛杢、栓杢、楢杢、樺杢、桐杢、桜杢、
ヒバ杢...等が多数有りますが書き切れませんのでこの辺に致します。
ちょっとブレイク なぜ!素材 其の③
源平、赤身と白身、芯材と辺材、樹皮に近い外側の部分と 中心に近い内側の部分に分け 外側は色が(淡く辺材)と呼ばれて 内側は色が(濃く芯材)と呼ばれております そのため辺材は芯材より軟らかく、水分を多く含んでいることになる、
内側部分は細胞が機能停止した状態で形成されているので、辺材と芯材では当然【比重】が違うのです。
芯材は比重が重く加工後の温度や湿度などによる膨張や縮小変化が少ない そのため調整や修理などにもすばやく対応できる芯材は比較的に安定した材質であるが 油分が多く含まれているため(接着)(塗装)などの工程にしばし悩まされます。
各々、長所、短所と格闘し素材の味を出す様にと心掛け日々芯材と向き合っており また向き合って行きたいと考えております。
★もしも貴方が【自作ルアーを作りたい!作ってみたい!】と御考えならば最初の一本は、是非芯材を選んでみて下さい。
(辺材)はバラツキなどが多いことも有りますが辺材の良さもより多くの事を学んで居ります。
辺材だから《ダメ》だなどと言う事は一切ありませんので 此方もよろしくお願い申し上げます。
辺材でシカできない事も数多く有ります。
辺材を使ったルアーのあれこれは次回に致します。