トラウトルアー
永遠の問題は二つにアル
ルアー釣りエコロジー、(ecology)
プラスチックルアーとハンドメイドウッドルアーのどちらが「エコなの」かについては、明確な答えが無いと私は考えております。
プラスチックルアーは、製造する際に多くの他のエネルギーを必要とするため、環境に悪影響を与える可能性もあります。
一方、ハンドメイドウッドルアーは、木材の再生可能性【修理し再生する事」が高く、環境に優しいと考えられています。
ただし、ハンドメイドウッドルアーは、製造過程に多くの時間と手間がかかるため、コストが高くなる傾向があります。
【ルアーでの再生可能性とは】
そのため使用する材料その物がバイオマス資源である木材は森林伐採後に、植林すれば、再生産することが可能であり、木材は一般的に使っても未来に残せる資源「持続可能な資源」と言う意味になります。
最後に付け加えると
最終的にプラ派かウッド派かに別れてしまうお話になります。
個人的な意見、見解からすると、どちらのルアーを使用するかは、その方の見解や考え方であり、
また個人のフィッシングスタイルにもよりますが、単にメーカーが好きな方や個人の好みや予算によって異なるようにも思います。
以上の情報を踏まえ、あなたにとって最適なルアーを選択することをお勧めしています。
私もウッド材やバルサ材を使用してハンドメイドルアーを製作しておりますが、個人的にソフトルアーやワイヤーベイトも大好きなルアーが多く、
また なかにはどうしてもソフトルアーにしか出せない【アクションやスタイル】の物が多いからです。
ウッド材料を扱うハンドメイドビルダーとしては頑張りたいと思いますが、バスフィッシング好きなひとりのルアーフィシャーマンとなると考え深い事も有ります、、。
エコはエゴですかね〜
自然環境保全(エコ)は、自分本位の考え方(エゴ)によって成り立っているという意見もあり、
まぁ ミクロ、マクロな視点で見れば、各種の生き物が自分の繁栄のために他を蹴り落とした結果の風景であるという考え方も またアリかな…ですよね〜。
ハンドメイドルアーをプレゼントする時
ルアーをプレゼントする時は
この時期になると、良くお問い合わせで聞かれることが【ハンドメイドルアーをプレゼント】する時の注意点など何かありますか?
この問いにも、幾つかの注意点や認識しておいた方が良いことなどがあります。
なにはともあれ、いちばん大切なことが、購入者と使用者との関係性になります。
例えば 釣り仲間か其れとも釣り好きの友人かで変わり、なかでもいちばん多いのが【パートナーにプレゼントしたい。】という方が1番多いように思います。
☆ プレゼントする方
プレゼントを受け取る方の釣りのスタイルや経験年数【何釣りをメインに狙っているか】その方のフィッシングスタイルで「バス釣りがメインでソフトベイト好きな方かハードベイトのクランクベイト好きな方など」また 他の釣りの経験などお聞きして【ショアからシーバス釣りなどが好きな方】などのある程度の情報は必要となります。
このようなお話しから、お勧めのルアーを最低でも3本ほどはご紹介いたしますので、ご予算などもご相談ください。
☆プレゼントされた方
製作者の使い方や方法などと合わせて調べてから使用すること。
修理やメンテナンスなどわからないことは、製作者に直接問い合わせることやWEB、SNSなどを参考にすることが、良い方法ですから、必ず使用者が、ご自身で調べることをお勧めします。
ここだけは! おさえた方良い
プレゼントした方も嬉しく、また プレゼントされた方はそのルアーでとても楽しい釣りができることに繋がります。
ルアーをプレゼントされたお話しで、今まで以上に良い関係性も築け、また 釣り人として、新たな釣り仲間との交流にも繋げられると思います。
購入、釣り方に合ったルアー
各トップウォーター、クランクベイト、ジャークベイ、ミノー、ペンシルベイト、ポッパータイプ などは,お客様の好きな市販品のルアーを参考に、ルアーのスタイルやサイズ、ウェイト、パーツなどを調整し最後にオーダーカラーに着色します。
素材選びや塗装
木材やバルサなどの材料は、加工しやすい反面、水に弱いということです。
TADルアーとして釣りに使えない物は、製作しておりませんので、材料の下地コーティングでの水対策を考える必要があり、そのため、オーダーしていただいても、全てが着色できるとは言えません。
またルアーですから、最終的に保護剤としてトップコーティングで保護することを考えなくてはなりません。
パーツやアイテム
ハンドメイドルアーの魅力は、自分がデザインした形や好みのアクションが作れるところなのですが、実はルアーパーツをひとつひとつ自作できる【目玉、アイ】や付属品のアイテムにも工夫を凝らすことができるところです。
ステンレス線などの金属パーツも、曲げ加工や絞り加工をした物がとても大切なことなのです。
付属品の中には、基本的にステンレスや鉛、タングステンなとのウェイト玉を使用しますが、時にフルオーダー品として【ガラスビーズ】を使用し、ルアーウエイトと考え、意図的に音響効果を出すように製作することも有ります。
もちろん実践的なルアーとして使用していただける品物に仕上げるため、ルアーバランスやアピール力に影響及ばさないよう適切に配置することが必要で、このフルオーダー品には多大な時間がかかる事が有ります。
フルオーダー品を手短に説明すると、以上のような事に注意しフルオーダールアー品として製作しております。
そのためプレゼントを選んだ方も相手方に喜んで使用していただけると嬉しく感じられると思います。
また製作者としても、試行錯誤して製作している物が【擬似餌】実戦で使用できるルアーに仕上げているため、たとえ小さな1匹でも、とても感動し嬉しく思います。
ハンドメイドルアーと聞くとどうしても高額な物として扱われることがありますが、私の様な製作者としては【実戦での使用でキズだらけのルアーを見ると嬉しくなります。】
タックルケースのお荷物や飾りにはなりたく無いと考えております。
もしご購入の機会、ご縁がありましたら、お気軽にキャストし泳がせてやってくださいね。
それがルアー本来の仕事であり、姿ですからね。
それがルアー本来の仕事であり、姿ですからね。
ラスト!余談で!
「時々、オーダーをいただきますが…
ルアーに彼女の名前を書いて欲しい。
彼の名前を書いて欲しい。
彼氏がピンク好きなので、オールピンク色にして欲しい。
このようなスタイルに出来ない事ではありませんが、余りお勧めできません。
個人的に色々見てきた経験から、後々の事を考えオーダーした方が良いと思いますので、今一度ご検討くださいね。
またその他のブログからは!
ウッドルアーを考えて |
.... https://www.bait.jp/blog/2022/03/post-223.php.
年輪、木目模様のルアー
木材の木目【年輪】活かして自作する
ルアーのことで、ハンドメイドされているルアーに多くみられます。
ルアーボディの表面に木目浮き立たせ、木目を目立たせることで、自然な質感や色合いが人の目にも優しく、また魚にも意外と思われるかもしれませんが、とてもアピールしやすく、製作者が自分の好みのスタイルに合わせて調色や素材、材質をカスタマイズできるという魅力的なことなども多くあります。
木目模様ルアー作り
まずは適した木材を選ぶ必要があります。
木材の種類によって、ルアーの重さや動きが変わりますし、一般的なバルサは軽くて加工しやすいですが、今回の【木目を活かしたルアー作り】という点では、あまり適した材料にはならない傾向となります。
一般的なバルサより硬めのハードバルサ材では、木目が少し見える材料も少なからず存在しますが、私の経験では150mm 以下のハンドメイドルアーに木目を活かすという点では、不向きな材料ではないかと考えられます。
やはりこのあたりで一番一般的な材料はスギやヒノキなどが綺麗であり、木目を活かしたルアー作りという点ではとても良い材料だと思います。
ただし、バルサ以外の材料のことをルアー製作する方達では、ハードウッドという表現をし、やはり、このような材料は、重くて丈夫なのですが、削る工程がとても大変になります。
もちろん使用したい木材の素材で木理、木目も変わりますし、硬さなども大きく変わります。
これはルアーの形にする前にヒートンやフック、リップなどのパーツを仮付けし、この材料の良い点やマイナス点なども知ることなど、多くの知識が必要となります。
そして、ルアーとして、塗料や各部品など、素材のカラーやデコレーションなとも大切です。
特に下地のコーティング剤はコーティング剤と素材の木材との相性の良い物を選ばなければなりません。
この下地が流れないようにする気遣いまでがとても重要だということになります。
昨今の塗装剤の革新的な技術により、とても良いコーティング剤が多く存在し、
私もその全てを把握することなど無理ですから、現在でも日々新しいコーティング剤探しや塗装メーカーさんにいろいろと日々勉強させていただいている段階です。
木目模様のルアーは進化する
一見、簡単そうに見えますが、他の素材のルアー作り以上に多くの手間が掛かる作業があるという事も付け加えておきます。
また仕上がったルアーを眺めている時が、幸せな気分になり、とても楽しい時間になると言うことも付け加えておきます。
木目のルアーは難しい点なども多く存在しますが、確実に一歩ずつ、まだまだ進化できるハンドメイドルアー作品だと思います。
もし貴方が木目のルアーの作り方についてもう少し詳しく知りたいと思う方は、是非私の過去の記事を参考にしてみて下さいね。
また多くの方が、木目を活かしたオリジナルルアーを作り、たくさんの魚が釣れることを願っています。
木目を活かすオンリーワンルアー
木目を活かしたルアーの最大の特長は、自然な質感や色合いが、人間の想像以上に魚にアピールしやすく、また自分の好みの【ブラウン、アイボリー、グリーン、グレー】色に合わせてカスタマイズできるという魅力もがあります。
木目を引き出すためのオリジナルルアー製作のアイデアとしての調色は以下のようなものがあります。
1 木材の色を加えて、模様やグラデーションをつける。
2 シェルなどの素材を貼り付けて、光沢や反射を加える
3 表面を焼いて、焼き目や焦げ色を利用する
このように木目を活かしてのルアー製作は、多くの方が、1番や2番の製作方法を取り入れておりますが、少し玄人的で、オリジナルの個性をだすために、3番のような製作方法を取り入れる方もおります。
木目を活かし創意工夫
木目を活かし、木理を引き立たせるオリジナルルアー製作は、いろいろな勉強や創意工夫が必要なのですが、自分だけのオリジナルルアーができることも、非常に良いことで、とても楽しい作業となります。
貴方が木製ハンドメイドルアーの【木目を引き出し、木目を活かした】オリジナルルアーで、沢山の魚が釣れることやルアー作りの楽しさを感じることができるようにと願っております。
寒い時期でもルアーは楽し~い
冬季でも、ルアーフィッシング
寒い時期、冬季のルアーフィッシングでもターゲットとなる魚は多くいます。
ここでは地域や状況によって異なりますが、一般的に以下のようなフィッシングスタイルで魚を狙うことができます。なお 今回は、一般的な例であり、地域や釣り場の条件により異なります。
また 釣り場のルールや季節の情報を釣具店などに確認し、冬季、寒い時期に最適なルアーや釣り方を選ぶことが最も重要であると言うことです。
以上のことをご理解し読んでください。
主なターゲットフィッシュ
* バス
寒い時期にも活発に活動することがあります。
冬のバス釣りでは、スロームービングのルアー、ジグヘッドやネコ
リグなどのワームの底引きルアーが効果的で、一般的です。
* トラウト
寒冷地域では、ピカレルがルアー釣りの主要なターゲットとなります。
スピナーやスプーン、シンキングルアーやジャークベイトなどです。
* シーバス
一部の地域では、寒冷な海岸“磯やサーフ、河口、ベイエリアなどでシーバス釣りが楽しめます。
ミノー系やシンペンや金属製バイブ、シャッドベイトなどのハードルアーとなり、その他にソフトベイトでのジグヘッド使用などがよく使われます。
*少し変わった、いっふう変わったルアーフィッシングのスタイル
今はやっている方がほとんど居ませんが、(アイスフィッシング)というルアーフィッシングが有ります。
この釣りは特に寒冷地域の釣り方で【湖に厚く凍った氷上】での釣りです。
狙う魚は主にワカサギやバス、トラウト系までが、氷上での主要なターゲットフィッシュとなります。
使用するルアーもメタル系のミニジグやジグスプーンを使用しますが、いちばん多いルアーは、【アイスフィッシング専用】の特殊なルアーが使われます。
このアイスフィッシング専用ルアーと言っても、普段の釣りでももちろん使用することができますが、
ただし一言付け加えると、このタイプルアーは鉄製品が多く、また針はオープンタイプになっている物が多く、慣れるまでは水深があるエリアで多少の練習が必要だと思います。
慣れるまでは、決して浅い場所【水深3M以内】での使用はお避けくださいね。
全ての魚に効くルアー
寒い時期に身近なバスのルアーフィッシングでよく使われているルアーは、ムービング系ルアーとなります。
ひとくちにムービング系ルアーと言っても大きく分けて2種類【ファーストムービング系】こちらの方が良く使われ、皆さんも知っている言葉だと思います。
なかでも寒い時期に大活躍するルアーは【スロームービング系】でゆっくり泳ぐやのろのろ動くルアーです。
ハード系ルアーでも、比較的やや底引き系に近く、中層系を泳ぐタイプのルアーです。
また主な種類として【シンキングやサスペンド】としても有名で、各地で釣れると評判の人気ルアーとして扱われているのが、このルアーだと認識しても過言ではありません。
この2種のタイプルアーを多く取り入れることで、低水温期などの少し釣りずらい時でもヒット率は格段に高まる傾向があります。
そのほかに底引き系で、一般的に知られているルアーは、ジグヘッドでソフトベイトボディー使用やテキサスリグやジカリグ、ラバージグなどがすぐに思い浮かぶと思います。
今回はハード系ルアーを中心ですので、ソフトベイトに関しては、また機会があればと思います。
ハンドメイド製作は失敗の次に
日々ハンドメイドルアー製作をしていると、いろいろな失敗経験も多く、中にはテーブル上で考えた設計通りのモノが…
実際に製作してみると『大きな間違い』に気付くことも多々あります。
設計や製作の段階では、上手くいっているように感じることも、実際、形にしてみると「ボツになる」ことも多々あります。
その際、再度【形にしたモノ】をしばらく時間を置くことで、『また新たな発想が芽生える』ときも多くあります。
そのため、一度は諦めた作品でも、新しい見方ができるときなども、しばしあります。
この様なときの表現として「トライ アンド エラー」とか「リバイス、リトライ」をする などと 少し格好いい表現の言葉を使います。
リバイスとリトライ
♠︎リバイスは
特にルアー材料の隅々まで確認し【ウェイトの量、ワイヤーハンガーサイズ、リップの厚さや形状など】全てを見直すことで間違いや不備を直すことがリバイスだと思います。
♠︎リトライは
若干の変更を行い、同じ形の作品にもう一度挑戦し、試みたりすることを意味します。
ルアー製作において、自身が考えていたアクションに対し、失敗した場合でも、再び製作、挑戦することがリトライすると言う事だと思います。
ハンドメイドルアーの製作、設計において、わかりやすい言い方をすれば【トライ アンドエラー】の繰り返しであり、少し プロフェッショナルな言い方だと、リバイスしリトライすることです。
同じルアーを修正、改善することで、間違いや不明瞭な部分を敢えて引き出し、再設計、再製作するということです。
ハンドメイド製品にとっては、リバイスやリトライは必要不可欠なことであり、自身の作品の品質や魅力を高めることにも繋がります。
このことが、お客様に満足していただける商品としての可能性が高まりますし、もちろん自身の技術やセンスを磨くことにも多大な影響が生まれます。
リバイスやリトライ【トライアンドエラー】
失敗をしたことではなく、次の設計や製作をするうえで、誰しもが通るひとつの道であり、それを幾つ乗り越えたかで、自身のハンドメイド製作にあたり自己の成長などがわかることにも繋がります。
モノづくりに関わる者でしたら次のステージへのステップアップとし、以下のようなことに心がけ日々の製作に励んでください。
寒くなっり!お部屋でハンドメイドルアー作り
ハンドメイドルアーの一番の良さは、自分の好みのサイズや形をアイデア次第で反映させることができるという点です。
この見方や考え方は市販のルアーにはないオリジナリティや個性を持ったルアーを作ることで、より一層釣りの楽しみが増えます。
また当然のことですが、自分で作ったルアーで魚が釣れた時の喜びは格別で、他のルアーでは味わえない感動が湧き出できます。
一口にハンドメイドルアーと言っても、木材やバルサなどの材料を削って形を作る方法や、樹脂やシリコンなどを型に流して成形する方法など、様々な作り方があります。
どの方法も、自分の手でルアーを作るという点では同じなのですが、それぞれに特徴やメリットがあります。
例えば、木材やバルサを削って作る方法は、自由に形や大きさを変えることができるというメリットがあります。
一方、樹脂やシリコンを型に流して成形する方法は、一度型を作ってしまえば、同じ形のルアーを簡単に量産することができるというメリットがあります。
ハンドメイドルアーの作り方については、インターネットや本などで詳しく紹介されています。
ハンドメイドルアーに興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。
自分だけのオリジナルルアーで、釣りの世界がまた一つ広がるかもしれません。
シンキング系ミノーも使いこなす
FルアーとSルアー使い分ける
初めての方は、どうしてもフローティングルアーを使用する事が多くなってしまいます。
もちろんフローティングルアーは、とても優れていて、良いルアーである事は、間違いがない事なのですが、魚が普段より『深場』にいる時や『活性が低い時』などは【ルアーを魚の目の前まで送り込む】ことがとても大切なことなのですが、フローティングルアーで、このテクニックを取得することは、多くの時間や経験をこなさ無くてはなりません。
【一定のレンジをキープすること】の能力や操作には正直言ってルアーにも、アングラーにも限界が有ります。
この『水深を一定のレンジを攻めることが』比較的簡単にできるルアーが【シンキングタイプ】のルアーなのです。
TADシンキングはオーダーメイド
ティーエーディーシンキングミノーは、とても特殊で、とても重要な位置に属する特別な存在のルアーとなります。
コレは価格的な問題もありますが、ルアー自体の操作が少々難しいことなども有り、基本的に全てが、フルオーダーメイド品として受け付けている物であるからです。
また特に大きな問題として少量での製作は、どうしてもコストがかかってしまいます。
そのためオーダーをいただいた時点で【一般販売用としての製作も一緒に行い、少しでもコストを抑えるように製作したい。】 と言うお話も、同時に承諾していただく事が多く有ります。
またこの製作方法を行うことで初めての方でも「1本単位」での購入が楽になる事やシンキングタイプの「お試し購入」やシンキングルアーへのハードルを下げられることも期待しております。
その際 各オーナー様の【貴重な経験談などもお話し】初めての方でも楽しく使用できるようにとアドバイスをし、わからない事などもお聞きする様にしております。
これは決して、高価なハンドメイドルアーだからでは無く! これからの楽しいフィッシングライフ、シンキングルアータイプがもう一つの釣れるルアーになるようにと言う思いからです。
シンキングルアーの使い方
シンキングタイプのルアーはなんと言っても、アングラーの使い方や操作次第で、表層を泳がせることも可能なルアーだと言うことも付け加えておきます。
このことは、あまり一般的に知られていないことだと思いますが、ある雑誌では、「上級者向けのテクニック」だと書いてありますが、このテクニックは、別にある程度【シンキングルアーに慣れれば】それほど難しいテクニックではありません。
この「シンキングルアーになれると言うことはルアーをロストしない場所で【深場で使用し、根がかりが無い場所で使用するだけのことだと私は思っています】
百聞は一見にしかず…のように!
レンジキープキャスト
浅瀬から深場へ
先ずはキャストでは必ず「フェザリング、サミング」を行うことが大切で、糸、ラインの放出を抑えるテクニックです。
次にロッドを立てた状態をキープし、その後、徐々にロッドを低く構え、リーリングスピードでレンジを狙って行きます。
TADからのアドバイス
キャストは、普段より『少し高めの位置』から水面に叩き落とすようなイメージでキャストします。
このやり方は【浅瀬に迷い込んだベイトを演出でき、同時に音でもアピールができるからです。】
また過去にこのキャストでした方が【良い釣果の経験をしたことが多いからです。】私的には、皆さんにおすすめしております。
もちろん普段通りのキャストでも、なんの問題は有りません。
リーリングとロッドアクションでアピールしますが、この場合のロッドアクションは、トゥィチングがメインとなりますが、その他は、貴方の好きなアクションで良いと思います。
深場から浅瀬へ
深場へキャストをした後に、基本的には、ロッドワークによるジャーキングやトゥッチングアクションがメインになりますが、この時に大切なことは「リッピングアクション」をとり入れることです。
このリッピングアクションを入れることで【ダラダラやスーッと逃げる】アクションが出せることやリッピングアクションから突然のジャーキングを入れることで、ルアーの動きに不規則や変化を付けることができるからです。
また多くの場合、ルアーの泳ぎが【止まらない】ことからボトムの変化などにも素早く対応ができ、想像以上にルアーの「無駄なロスト」根がかりの対策や障害物の回避などにもなるからです。
必ずこのリッピングアクションを忘れずにとり入れてください。
TADからのアドバイス
キャストはできるだけ、低めのラナーキャストをお勧めします。
ラナーキャストにすることで、クルージングやスクーリングしている魚に対し、無駄なプレッシャーをかけなくなる事と、水面へとルアーが侵入した時の衝突も比較的に静かになりターゲットにアピールすることが、きわめて自然な状態へと近くなるからです。
この時にシンキングルアーの「最大の大敵」である水面との衝撃で出来る破壊「傷やひび割れ」なども少なくて済みます。
また ラナーキャストの良い点は、着水後、素早くルアーのアクションと回収【リーリング】が出来ることなどが、最大のチャンスへと繋がります。
F&Sは使えば使うほど
まだ多くのメリット、メソッドが隠されている、シンキングタイプのルアーで、その多くのテクニックがアングラー次第で色々変わり、数多くのルアーの中でも、非常に優れたルアーで有ることが、長年ルアーフィッシングを経験している上級者の方からも特に好まれ、また支持されているルアーです。
シンキングルアーは【使えば使うほど、慣れれば慣れるほど】アングラー個々の、数々のテクニックが増えおり、いろんなアクションが使用できるルアーなので、とても重宝がられていることも付け加えておきます。
またこのシンキングルアーは、いろんなルアーが存在するなか、とても静かに、優しくアクションを付けるアングラーが多いことも事実です。
シンキングルアーのアクションを表現するときに【ゆっくりと】や【ゆったり】漂わせながら使用するルアーだと言う上級者のアングラーさんもいるくらいです。
多くの経験者が好むルアー
シンキングタイプのルアーは、初心者や経験の浅い方すれば、とても【やっかいなルアー】とも思えますが、しかしこのルアーを「一度も使わない訳にはいかず、また使い慣れずには、良い釣りが出来ません。」
どんなに上手な使い手の経験者だとしても
【最初は皆、初心者ですょ。】
シンキングルアーも!自信を持って使い、また使い続けてみて下さい。
その先には、また新たなルアー フィッシングの世界が開けますし、次回の釣果の際には、ビッグワンが狙えるかもしれません。
最後になりますが!事実として、どちらかと言えば!上級の方は【フローティングタイプ】より【シンキングタイプ】の方を好む傾向が有るように思えますし、シンキングタイプのルアーは、ルアーウェイトが重いため、良く飛びますし【より広範囲に探る事が出来るルアーだから】だとも言います。
あなたも 是非シンキングルアーの使い手、魔術師になれるように今より上のアングラーを目指して頑張ってください。
また ルアーフィッシングの扉を叩いてみてください。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
フローティングルアーの浮き上がり方
ルアーの浮き方
フローティングルアーの最大の特長は、なんと言っても、ルアーの浮き上がり方だと思います。
皆さんは、フローティングルアーが浮き上がるときの姿勢を気にしたことはありますか?
フローティングルアーのストーリー
チカラ強いラナーキャストで放たれたルアーは、
風を切り裂き一直線に水面へと向かい静かにダイブする。
その後ルアーは自然の力でゆっくりと水面に浮上、
アングラーからの命令がラインを通して伝わり、
今まで水面上で無表情だったルアーが、まるで別の世界から来た物のように息をふき返し、優しく動き始めた次の瞬間、突然何かに追われた物のように激しく水面を上下左右に掻き分けながらアングラーの元へと帰ってくる。
また別の時には、この一連のアクションにより、猛烈なフィッシュイーターからの攻撃を受けとめてアングラーの元へとそっと差し出す。
フローティングルアーは楽しい
こんなドラマ、ストーリーを自分で描けることから、フローティングルアーと言うゲームの楽しい所であり、辞められないところでもあろう。
もちろん毎回、ワンキャストごとに魚が釣れれば、
それはそれで良いことなのかもしれませんが、
フローティングルアーという釣りは、ルアーの動き
【操作】をアングラー自身が操作することが、ひとつの楽しみで有り、ルアーフィッシングのなかで、
唯一無二のフローティングルアーでの醍醐味であり、浮いているルアーの「アクションを付ける、加える」ということがいちばんで、また「目で追いながらや、目で見ながらの操作ができる」という点でもありますし、だからこそフローティングルアーは楽しいルアーとなります。
浮き上がり姿勢の基本
こんなに楽しいフローティングアクションのルアーですが、特に個々のルアーの個性を出すことも、とても大切だと考えております。
そのなかでも、TADルアーでは【キャスト後の浮き上がり方】を大切にし、ルアーが浮き上がる時にターゲットに対して大アピールすることが出来る大切な時間で、この時間のことを【ファーストアクション】だとも考えており、多くの経験から、この時にターゲットからのコンタクトヒットが多くなるからです。
先ずはその浮き上がり方の姿勢やアクションについて説明すると【前傾姿勢、限りなく水平、後方姿勢】など、大きく分けて3通り、3アクションに分けられます。 厳密に言えばもう少し多く、又細かくなりますがこのくらいで、今回は ご理解のほど宜しくお願いします。
ルアーが浮上する時の姿勢
1 前傾姿勢
一般的にアタマを下げた姿勢です。
TADでは、エリアトラウト系や渓流トラウトモデルなどにも採用しておりますが、バス用【冬期限定モデル】などにもあり。
主にショア&オフショア用ビッグミノーやジャークベイト用に多く採用しております。
2 限りなく水平
あまり一般のプラルアーでは見かけないタイプです。
TADでは、水平姿勢のスーパーフローティングタイプのモデルに多く採用しております。
バス用、トラウト用、シーバス用などのミノーやジャークベイトなどが多く有ります。
3 後方姿勢
多くのプラスチック製ルアーにも採用されているモデルです。
TADでは、鼻上げモデルとして、トラウト用、バス用、シーバス用、ショア用、オフショア用などに多く採用しております。
このように浮き上がり方、浮き姿勢と一言に言っても、企画した段階で多くの物は決まっており、実際に製作したルアーに対しては、少し手を加える程度になることが多いと思いますし、ルアーその物を企画した段階で90%は○○姿勢にすることと決まっているからです。
又 浮き上がり姿勢は、そのルアーの最初の第一アクションが決まる大切なことであり、この辺りでもOKとして決まれば、ほぼ完成している物になると思います。
当然ですが、この先にはスイム姿勢などのルアー本来のテストが待っています。
このスイムテストは、水槽テストからフィールドテストまで行うため、仕上がりまでに多くの時間の掛かる作業なのです。
例えば、オフショア用は、水槽テストは、20%程度で行い、もちろん寒い時期にこのテストは出来ません。
またバス、トラウト、シーバスモデルも時期を外すと、しっかりとしたテストが出来ないからであり、まして新作のテストとなるとどうしても【ワンシーズンでの完成は難しく】なってしまいます。
今回も非常に簡単に書きましたが、これからは各ルアー別にこの辺りも含め書き出して行きますので、貴方が気になる個々のルアーごとに読んでいただけると今まで以上に分かり安くなると思います。
これからが本番突入です。
GWも終わりが近くなりましたが、ルアーフィッシングで言うと、これからが本番だという方も多くおられると思いますが、ハイシーズンに向かっての準備を怠らないようにし、また 実釣の際は、くれぐれもお気をつけ下さい。
今年も良い釣りができますようにお祈りしております。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
Let's do good fishing and protect
the better natural environment,
hope you can do good fishing
ミノーとジャークベイトのリップ
この時期はルアーに変化をつける
ここ数日の気温差で、いつも通りの釣りが上手くできなくなっていませんか?
私も毎年この時期になると日々の変化に対応することから「あれこれ考え」気付けば「手持ちのルアーを全て投げ尽くしている」なんて日も多くあります。
もちろん私の場合 ハードベイトの【ミノーとジャークベイト】が多くなります。
【え? ミノーやジャークベイトなら、この時期はいろいろ使っているょ】 と思う方も多いと思いますが、TADのハードベイトには、この時期ならではのリップの変更したプロトタイプのテストなどを多くする時期でもあります。
そのなかから良かった物を参考に、次のルアー開発や製作に取り掛かります。
☆ 現在工房を一時休業中 ☆
参考画像が粗くなりますがご理解の程よろしくお願いします。
リップサイズを変更する
ルアーケースの中には、ミノーやジャークベイトが、多く入っていると思いますが、それはいったいなぜですか?
先ずは簡単な発想から始めますが、なかでもいちばん簡単にできることが、各ルアーの【リップサイズ】を変更することから試します。
このリップ変更は、現在付いているリップをもう一度見直し、もう少し自分なりのフィッシングスタイルを考えてみることです。
皆さんも頻繁に使用するルアーのリップをもう一度確認し、何が足りないのかを考えてみることと、新たな発想で、また新しい使い方や攻め方などが見えてくると思います。
もちろん市販されている物は、ほぼ完成品だと思いますが、それはただ単に貴方がそう【思い込んでいるだけ】かもしれません。
☆過去の経験から釣れたから
☆各地の情報からセレクトした
☆友人知人、ショップから勧められた
などのさまざまな理由からだと思いますが、本当にそれで合っていましたか?
ルアーの楽しいところは【自分なりに考えたチュウニングができる】ということもひとつの楽しみ方だと思いますし、また チュウニングしたルアーであれば 【釣れた時の感動や喜びも】倍増することでしょう。
プラルアーを自分の物にする
一般的なプラルアーも含めて、一番最初に何をおすすめするか【狙うターゲットでも変わりますが】私の場合には、プラルアーと同時に、私が製作したルアーも含めてのアドバイスをしております。
この考えは、いくらTADルアーでも【無いアクションやデザイン】などがあるからです。
例えば、一般的な【サスペンド、SP】タイプなどは、TADルアーでは無いモデルとなります。
そのためサスペンドタイプが良い時期などでは、○○メーカーのサスペンドタイプをお勧めしておりますし、ミノー系ルアーが良い時期であれば、ジャークベイトやミノーをお勧めしております。
また私の考えでは【いちばん魚に見える事とルアーフィッシングに必要なことが、投げる、引く、止めるなどの操作ができ使っていても楽しいルアーだからです。】これは【ミノーやジャークベイトが初心者の方でも非常に釣れやすいルアーだとしてお勧めしております。】
もちろん、その方の経験などを考慮し、その方にあった物をセレクトすると言うことが大前提です。
なお!【バス釣りであれば、クランクベイトもお勧めしています。】
やはりお勧めするルアーは、TADのルアーになり…… ではなく! 今、ご自身がいちばん使い慣れている物や好きなルアーで、もう一つ踏み込んだ使い方をアドバイスします。
当然プラ製ルアーの相談や質問が一般的に多くなりますが、私はこれもひとつの大切なこととして考えているため、私の知る限りのアドバイスをします。
この相談の中には、プラルアーのチューニングなども多くなります。
このプラルアーのチューニングの方が、簡単に改造などができる点や失敗したとしても比較的に入手しやすいということからです。
再度、同じサイズを入手することもでき【改造した物】とノーマルとの比較が簡単にできると言う点からもお勧めしております。
その中でも私が、おすすめの改良は【リップの形を変えてみる】と言うことで、コレがいちばんカンタンで、見た目のアクションの違う物ができるということです。
オリジナルリップから変える
オリジナルルアーからのチューニングでいちばん簡単で、見た目での効果が出やすいのが、
リップの変更、チューニングです。
1 長さを変更する
リップを【短く削る】
リップの付け根からの「長さを測り」全体の30%までを最大限とし削り落とすやり方です。
効果 スタートアクションが「遅くなる」「引き抵抗が緩やかに」「ハイスピードで引ける」
主に フローティング系やシンキング系
No good 潜る深度が浅くなる、一定の深度調整が難しい
2 幅を細くする
リップの【前方を削る 】
前方、左右を最大で10%程 それ以上は、あまりお勧めできない。
効果 スタートは滑らかになるが、その分泳ぎ出すタイミングは遅れる。
ハイスピード引きが楽になり、引き抵抗も弱くなるが、上下に揺れるや潜る時間が短くなるなど。
主に フローティング系ワイドアクション系
No good 立ち上がるまでの時間が長い
3 左右の角を取る
リップの【角を丸くする】角を取ることで緩やかに動き始め大きなアクションを付けた時でも、引き抵抗が弱く、ストップand ゴーがやりやすい。
リップの付け根にかかるチカラが弱くなるが、クイックなアクションは苦手になる。
主に シンキング系ダイビング系
No good スローアクションが出にくい
4 裏側を薄くする
リップの前方から【付け根】まで前方を削ることで「クイック」になる
リップ全体を削ることで、スタートからストップandゴーまで綺麗に出せる。
泳ぎ出しのスピードが速くなりボディの浮き上がりも速くなる。
主に フローティング系サスペンド系
No good 耐久性が無く、折れや割れる
5 付け根を曲げる
ライターの火であぶる等、スタートスピード時に 頭を下げることで、ストップand ゴーのアクションで
浮き上がろうとするボディをもう一度同じ深度にできる。
主に サスペンド系 シンキング系
No good 季節限定での設定、割れや折れることが多くなる。
大まかな説明となりましたが、いちばん分かりやすく、め立アクションになります。
このようにリップのチューニングだけでも挑戦してみると【ルアーの難しさや、チューニングの楽しさ】なども勉強になり、次のルアーを選ぶ時などにリップの構造やボディスタイルなども参考になりますし、フィールドで使用していた時に【この場所は、あの○○○チューニングのルアーで攻めた方が良いなぁ】などと考える様になることで、今まで以上の釣果を引き出せるようになることでしょう。
ルアーチューニングを考えることは、自身の成長や進歩になりますので、是非 挑戦してみて下さい。
また、本来のルアーチューニングとは、別のことをやっている方も多く、私から見れば NG な作業を行っている方も多く見かけます。
では、駄目なチューニングとは、何か!!!
ルアーのチューニングは
最後になりましたが、ルアーチューニングとは【ルアーのレスポンスを上げる事が目的だということです。】 また【ご自身が使いやすい物にすることです。】
時々、ルアーをチューニングをする際に単に【ウェイトを貼る】などのことを【優れた良い情報】と考えている方がおりますが、このやり方は、ルアーアクションを《マイナス方向》にすることで、《この考え方は、NO GOOD な考え方で、デッドチューニング、デチューンとも言われるやり方になりますので!!お間違えないようにして下さい。》
競技車両やレース使用に仕上げるために【重くする】ことをチューニングとは言わないのと同じ考え方です。
まだまだルアーチューニングは、多く有りますが
【やり過ぎ無い程度が良い】こともあります。
今回は、どなたでも簡単にできるやり方のご紹介しました。
また機会がありましたら…その他のルアーチューニング方法もご紹介したいと思っています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。