ポッパー系
ビッグルアーのネクストブレイク
ねくすとブレイク、、か!
この数年でベイエリア内【ボート釣り】やショアからのビッグリバー系でけっこう目立つ釣り方が、18cmや20cm以上のルアーでシーバスを狙うやり方が徐々に多くなってきたように感じます。
私のtadルアーでは、かれこれ10年以上前からこの釣り方が、【ある一定の条件下で】とても有効的な釣り方であり、これから新たなシーバスフィッシングのスタイルになるだろうと、少なからず考え方を抱いておりました。
このシーバス釣りでのビッグベイトルアーゲームは、次期ネ!くっすとブレイク!になると信じていますので、私の経験からいくつかの【ここがポイント】を短くお話します。
ルアーの選び方やマテリアル
ベイエリアのシーバスでも大きな餌におおいに反応する。この事は18cm以上のルアーでも十分に釣れるということは、熟年アングラーさんでしたら、すんなりと聴ける話しだと思います。
もちろんこのビッグサイズのルアーに合わせた、ロッドやラインのパワーも高めにする必要があります。また、ルアーの形や色もシチュエーションに応じて変えることがひとつのファクターとなります。
風が強い日や波の高い日などの濁りの強い日は、大きな波動や低音質系の音でシーバスの注意を引くようなルアーを使うことが、とても良い効果が出ることもあります。その逆に、水面が穏やかで周りが静かな日やいつも以上に水が澄んでいる日は、アングラーの想像を上廻るほど、小魚やベイトフィッシュの警戒心も一層強くなります。
当然ですが大型のシーバスの警戒心も凄く高まりますから、このような時はよりナチュラルな動きや色を選択し、尚且つ無音に近いルアーを使用することをお勧めします。またプラルアーの改良形として、各ラトルを固定した物や移動形ウェイトを固定形ウェイトルアーに改良する事などもあります。
一般販売している物でとくにウッド製ルアーは、この固定形ウェイトルアーが多く有り、この型になります。もし貴方がウッド製ルアーをまだ使ったことが無いのであれば、是非 一度挑戦して欲しいルアーのひとつであり釣り方なのです。
このブログを読み、この事に興味深い関心がでている方ですから、きっと今以上の良い釣果が出ると思います。
ルアーの操作法、アクション
18cm以上のルアーは、小さなルアーよりも重量があるので、キャストからリトリーブまでにより大きな力が必要になります。
そのため、私のお勧めは、ルアーの操作法は至ってシンプルにすることが【ひとつのコツやポイント】になるということです。
いちばん基本的なアクションは、ルアーを水面近くで、できるだけスローに引き、一定の速度で巻き上げるだけで、シーバスに対してとても魅力的なアクションとなり、シーバスの攻撃、本能を誘発できます。
ただしこのようなアクションでも、シーバスの活性状態や他からのプレッシャーで極端に活性が低いときなどは、ルアーのアクションをストップアンドゴーなどのスピード変化やアクション時のリズムの変化を大きく変えたりすることがとても大切です。
コレは普段より超ワイドなスライド系のストップ!アンド!ゴーのアクションを加えたりするととても効果的になります。
この時は1.2.3...4.5.など、自身のカウントでアクションに時に差をつけることもとても大切なことなのです。
ルアーの釣り場、フィールド
18cm以上のルアーでシーバスを狙うフィールド、釣り場としては、基本的に【コノシロサイズのベイトフィッシュが居なければ狙えない】という考え方が、ごく一般的な考え方でした。
近年とくにベイエリアでも、大型のシーバスが大きな餌を捕食してるようなシーンは以外と多くあります。
通い慣れている釣り場を良く観察していると、何かいつもと違う事に気づきやすく、また大型のシーバスや大型のベイト類を探すことも簡単にできるはずです。
とくに河口や海岸の流れのある場所や水深の変化のある場所、橋脚やテトラポッドなどの障害物のある場所は、大型のシーバスが大型のベイトを待ち伏せしていることも多々あります。
これらの場所では、とくに大型のシーバスが大型のベイトを待ち伏せするポイントとしてが多くなります。
このような場所は、敢えて意図的にこのポイントから大きく離れた場所、一見何も無いようなところにキャストしてみます。
すると18cm以上のルアーでも違和感なくチェイスやバイトが多く出る時があり、18cm〜25cmのルアーを使い通すことで、また新しい発見や大きなチャンスにも巡り合うことができます。
過去の経験からどうしても、ワンパターンなスタイルになりがちですので、ぜひ一度挑戦して欲しい釣り方だと思います。
そしていつの日か18cm以上のルアーでも、その時々に合わせた【シチュエーションでシーバスを狙うことができる】と言うことが、ひとつの自信へと繋がります。
シーバス釣りをもっと自由に楽しんで、楽しんだ方だけが味わえる釣りはまだまだ多くありますからね。
今回は一通りの流れのような説明となりました。
このブログを読み、この事に興味深い関心がでている方ですから、きっと今以上の良い釣果が出ると思います。
また機会があれば、もう少し詳しく書きたいと思います。
マッチザベイトは勘違いかも
ベイトは本当にコレで良いか
フィッシュイーターが追いかけるベイトは、その魚種により変わることは主知の事実だと思いますが、本当は何がメインベイトかや、ルアーとしても色々考えてみるとターゲットの今日のベイトは「本当にコレで良いか」と迷う時があり、ルアーをターゲットのベイトとして考えて見た時に、サイズやカラーは本当にこれで良いのかと、改めて考えさせられます。
それがソルトウォーターであれば、シラウオやコノシロなどとなり、フレッシュウォーターの場合はワカサギやフナなどで、このベイトのことを少しご一緒に考えてみてはどうでしょうか。
多くのルアーフィッシングを楽しみ、経験している中で、全てを書く事はできませんので、今回は「トラウト」と「バス」を例にあげお話しします。
ワカサギがメインベイトですか、、
各地の湖で釣りをしていると、その湖特有のフィッシュイーター「ターゲット」の餌となる「メインベイト」が必ず多く存在します。
いろんな湖で釣りをする際に、必ずボート屋さんに「この時期」と「湖のメインベイトはなんですか?」 と尋ねると、多くの答えが「ワカサギやオイカワ、ハヤ、フナ、コイ」などで他の名前も聞きますが、必ず出てくる魚がやはり「ワカサギ」で、いちばん多く聞く存在のようにも感じます。
ワカサギカラーのルアーが好き、、
このようにいまでは、ほぼ全国の湖や池に存在している小魚の代名詞にもなっているように思います。
ルアーフィッシングで、その湖にワカサギが「居なければ…」ということを想像もしたことが無い様に思いますし「山上湖にもしワカサギが居なかったら!」 もしかすると釣りにならないかもしれませんし、それは私の中でワカサギがナンバーワンの魚であり「メインベイトのルアーカラー」でもある事と、ワカサギが居ないことを想像するだけで釣り自體が、成り立たなくなる大切な魚になっているからです。
とくにボートフィッシングの際には、まず始めに「魚探」を使い、その日のワカサギの動きや行動パターンなどを見極めてからキャストスタートすることが多く、ワカサギに「頼る」フィッシングスタイルが、他の方とは「考え方や見方」が少し違うということです。
水面下表層か深場か、、
ボートフィッシングの際、とくに気をつけていることが、その日のワカサギの群れが泳いでいる「深度と速度」で、この動きが「表層近く」か、それとも少し深場を泳いでいるかで、その日の攻め方を大きく変え、晴天の日などは、表層、水面近くの群れを狙って探しますが、悪天候の日などは、ある程度の深場の群れを探しながらの釣りとなり、このフィッシングスタイルが、私は好きで必ずこのスタイルでゲームを組み立てます。
このスタイルでやっていると、時々おかしなお話も耳にします。
マッチザベイトの本音、、
私も良く使う言葉で「マッチザベイト」と言う言葉です。
私が皆さんに説明する時も、良くこの言葉を使いますが【本音から言うと】 マッチザベイトは何となく「少しおかしいなぁ」と 「この表現では合わないなぁ」とも思いながらも説明をしております。
着かず離れず遠からず近からず、、
これは実際に目で確認したボートフィッシングでの出来事を短くお話しします。
水面近くでワカサギの群れを3つほど発見し、いつものように群れに「遠からず近からず」「着かず離れず」を繰り返していた時の事で、水面近を泳いでいる「7cm〜8cm」はあろうワカサギの群れを発見し、脅かさないようにほんの少し離れた場所に幾度となくキャストを繰り返していた時のことですが、何気なく周りを良く見るとその群れの近くに、あきらかに違うサイズの魚の影が目に入り、良く観察していると、その魚の正体が28cm越えの「トラウト」3匹だったのです。
このトラウト達は、ワカサギより少し深い所を泳いでいるようにも見えましたが、良く観察するとこのトラウト達は、ワカサギの群れを少し離れているのですが、どちらかというと「囲む」かのように3匹で「優雅」に泳いでいるようにも見え、しばらく見ていると突然、魚の影が1体2体徐々に増えている事にも気づき、いつの間にか、その群れの周りにバスまで加わる様になっていたのです。
どれがワカサギを攻撃するのか、、
バスは、ワカサギの斜め後ろ辺りにいることは確認でき「50cm〜1M程離れ」ゆったりと泳ぎ、どちらかというとそのワカサギの群れを狙うのではなく、ワカサギを狙いにきた他の「フィッシュイーター」「トラウト」をターゲットにしているように私は感じとっり、この事は、ルアーフィッシャーマンとすれば、もしかすると、1日で二つの魚が狙え、獲れるかもしれないと、釣り師の欲が出て来ます。
またこんな日は滅多に無いことだと考えると余計に無駄に頑張ってしまいます。
バスとトラウトが両方取れるかもしれないと考えると、少しニヤニヤしていたことを思い出します。
バスやトラウトが群れから外れたワカサギを追いかけたり、体力が無い物に対し攻撃している姿は目にしたことがあるが、良く動画で観るような迫力のある、フィッシュイーターが大きな群れに襲い掛かるようなシーンは、正直なところ観た経験が無いと言っても過言ではない。
この時もトラウトもバスもそのような行動は確認できずじまいで、またこの様な過激な行動が100%の攻撃では無いと思うからで、この攻撃は当然フィッシュイーター側も体力を大きく消耗してしまうと言うリスク回避からであり、ベイトの群れを幾度となく追いかけてきたことでの学習だと考えられるからです。
マッチザベイトが崩された、、
もちろんこのダブルチャンスを逃すまえとバス・トラウトにはもちろんですが、ワカサギにも余計な刺激を與えないように最善の注意をはらいながら、キャストをしていた時です。
何の前振りも無く突然、「トラウト」がワカサギを攻撃し始めたその時、今度は、バスがトラウトを追いかけ、見ている目の前で【バスがトラウトを捕らえたのです】 「これはなんだ! 何か起きたんだ」 と「数秒間の出来事で」バスがトラウトを仕留めた。
ということだけは、今でも鮮明に残っています。
バスには興味が無かったかも、、
この事を私なりの解釈で振り返ると、バスは、トラウトがワカサギを狙うことを知っていたと言う事になり、バスは、ワカサギを「劣り」に使い、ワカサギより大きいトラウトを初めから襲うことを考えていたとも考えられます。
あとから良く考えると、この時の私のワカサギカラーのルアーは「バスには何も興味」がなかったという結論になります。
私は単にワカサギが多いからバスもワカサギをメインベイトだと決めつけていただけであり、バス本来の生態についてなにも考えずにいたということです。
自然界では、そう簡単に獲物を捕まえることなどできないということ、自然の法則を全く無視していたという事になり、またこのことで、マッチザベイトという言葉と、自然界では獲物をとる、という事の大切さや、つらさがわかったように感じました。
確かに小さなベイトを捕まえるより、その小さなベイトを捕食に来たベイトを捕食することは、自然なことであるということを改めて気づかされた大切な日でありました。
襲うサイズにルアーを合わせる、、
皆さんもマッチザベイトのサイズが、決して120%ではなく、ワカサギなどのベイトを襲う側のルアーサイズにした方が良いかもしれません。
また付け加えると、私はこのサイズやスタイルでも、まぁまぁの答えを出しております。
この体験から、110mmからルアーサイズを150mm前後の大きな物に変更して使用しておりますが、もちろん、全てのサイズを変えた訳ではありません。
90mmや130mまでのサイズは「ワカサギ」が小さい時期に使用し、フィールドにいるワカサギより「極力大きな」ワカサギカラーのルアーを使用して対応していますし、今ではビッグベイトなどのスタイルも確立してきておりますので、ビッグチャンスがあるかもしれませんね。
まだこの続きも体験談も有りますが、また書きます。
今回の内容も皆さんが少しでも参考にしていただければ幸いです。
ルアーは模写ではなくTADの感覚で
ルアーボディスタイルは独自
真似や模写ではなくTADの感覚で製作しています。
印刷機や用紙、塗料の改良や技術の進歩により、今まで素人では実現する事があまり出来なかったカラーリングが、プリンターの技術により素人でもわりと簡単にリアルなカラーリングが再現できるようにもなり、綺麗なカラーリング台紙が可能となっております。
ボディ構造でも(ボディの製作)すらも(3Dプリンター)を使用することでとてもリアルな構造ができます。
ですがこのプリンターに(設計図)を入力することもやはり、時間を掛けて勉強をしなくてはなりませんし、これも本人が技術者とならなければ、なんら意味を持たないことになります。
また昨今流行りの、樹脂での製造製品も多くなりましたが(樹脂でルアー製作)をすることもその樹脂の取り扱いかたを学ばなければ「当然ルアーはできません。」
なにが良く、どのような素材が良いのかやどのようにカラーリングをするかが、これからのハンドメイドルアーのあり方かもしれませんし、そこにはコンピュータ技術者としての技術も兼ね揃えていなくてはなりません。
個々の作り手が、いろんな(ルアー素材にこだわり)思いを持って製作しているのですから、TADは銘木材にいま以上に目を向けていきたいと感じております。
ルアー擬似餌はマネではなく
ちょっと意味の深いお話しかもしれませんがTADはあまり(リアル)なカラーリングは好んでいません。
擬似餌の本来あるべき姿とは、本質とはなにかと考え(擬似餌)ハンドメイドルアーとはどこまで行くべきかを常に模索しています。
ここで一番大切なことは、擬似餌、ルアーである以上《魚を獲らなければ意味がありません》ので、ルアーである事を最大限にアピールし釣果へ繋げる事も狙いながら考えております。
このことは、TADボディ形状からも見え隠れでき
(ボディ形状を魚系)にした場合、カラーリングは
(派手なカラー)や(木目をいかしたもの)に仕上げ、ボディ形状(魚)でないものはなるべくカラーリングを(リアル系)に近くなるようにしております。
独自の「ボディスタイル」で魚に見えるか「カラーリング」で魚に見えるかの2通りを製作し、使用する
アングラーに選択はお任せしております。
この考え方も、私の押し付けに成らぬように自由に選択していただき、その後 ボディ材やスタイルのことカラーリングに対する思いなどをお話しします。
ルアーを好きなスタイルに加工
この時 ルアー的アドバイスは多少しますが、あまり私からの情報が多くなると、色々と戸惑いが多くなってしまいます。
これは釣り師のサガでもある(挑戦)をする方が多くなる傾向があるからです。
私の経験からすれば、少しずつ楽しむスタイルが良いと考えているからで、フィッシングスタイルに合うや合わないなどと言う事ではなく、カラーリングも素材の銘木材も、ご自身が選んだ物を優先的に製作することは第一なのですが、ここで少しだけ私のアドバイスもプラスしていただき、より良い物に仕上げ、全ての工程にこだわり、オーナーの意志や思いなども一緒に込め、一本一本製作していきます。
ルアーに本物の逸品を
このお話しをすると、銘木材を使用し高価な物を勧めている様にも聞こえますが、良い物であり、継続して製作しているのがTADであり、たんに銘木材を使用し、高価な物を求めているのではなく、本物の逸品を「一点もの」を製作しております。
そのためには、先ずは手に取って頂き、擬似餌
「ルアー」であることの本質やTADの考え方なども同時に理解し納得して使用していただける物だと思いますし、そうあり続けたいと考えております。
もちろんルアーである以上、魚を獲らなければ意味がありませんので擬似餌である事を最大限にアピールしていき、少しでも皆さんの良い釣果へ繋げる事も日々模索しておりますし、修理やリペイントなどにも力を入れております。
釣れるカラーを探している
TADルアーは決してリアルな…
擬似餌(ルアー)としての基本的な考え方は何ら変わりませんが、この先もTADはこのスタイルを変えずに製作していきます。
また全ての工程を1人で行っているため決して多くはできませんが、ルアーフィッシングを楽しんで欲しいという願いとスタイルを大切にしております。
リアルでも釣れるがリアルで無くても釣れるカラーリングを日々模索していると言うことです。。。
今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
“ Return to nature ” for all living things.
Let's do good fishing and “ protect ”
the better natural 『environment, hope 』
you can do good fishing !!
by TAD lure Thank you
ルアーはバルサや桐材だけでは無い
国産材使用のルアーを
オンリーワンのデザインルアーは作り続けていても楽しいです。
tadのようにルアーで、木曽ひのき材や青森ひば材を使用している方があまりにも少ないのです。
一般的にウッド材を使用したハンドメイドルアーに適している素材や溶剤なども40年以上も前から 材料や作り方などあまり変わりが無いのが現実です。
『溶剤メーカーは、環境の事などを考えて 日々進化、開発しております。』
数十個単位から超大量生産しているメーカー品は、進化し環境に配慮し、優しい良い商品がたくさん有りますが、 何故かウッド材のハンドメイドルアーを製作している方は、ほんのひと握りだと言う事です。
今でも探し求めている物が、素材『木材』と溶剤『ウレタン系』で、特にウレタン系溶剤は、各メーカーの研究開発が早く、私が知る限り新商品が続々と出て来て迷ってしまいます。
また素材でも、もっと国産材を使いルアー作りに力を入れて行き、国産材でも良い《木》が、ルアーに使える材が多くある事を皆さんに知ってもらいたいと思い、その材の新たな使い方なども伝えたいと思い、国産材木でも色々なルアーを作り、試行錯誤しながら製作し、少しでも皆さんの おチカラに慣れれば良いと思います。
そんななか!時々 少し疑問に感じるようなお話しも有ります。
製作者は進化して行こう
今より もっと良い素材がまだ多く有ると思いますが、ひとつ言えば、ダメな材料など無いと思っております。
やはり いちばんの問題は、作り手の考えかたとコスト的な関係だと思います。
良く聞くお話に、作り手の方が、
「バルサ材でなければダメ」
「ソルトだから桐材が良い」
とか言っているお話で、私から言わせて頂ければ、其れらは全て《製作者が挑戦しない》だけの事だと思います。
手作りだから挑戦できる
確かに素材や材料を変えるとなると、イチカラ色々と勉強し、またある程度の道具を揃えなければならないと言う事もありますが、考え方を変えれば、この事に対して動く事が製作者の挑戦で有り、新たなルアー作りの考え等が湧いて来るはずで、ご存知のはずですし、製作者は知っている事だと思います。
バルサ材や桐材は良いルアー
桐材は国内で一番軽い木材で世界的に、バルサ材に次いで❷番目に軽い木です。
バルサ材と桐材の何方が良く、悪いと言う事ではなく、製作するルアーの特長や特性に応じた 考え方が良く 材料選びにも迷いません。
*フローティングに、*ソルトルアーに、*トップルアーに、*シンキング専用 など多く有りますがその多くの設計は、やはり製作者の考え方になってしまいます。
桐材の比重
参考品 会津桐材 ☆ 福島県三島町
《0.19〜0.30》だと言われており、バルサに比べて少しだけ重い材料ですが、国内では昔から建材などに使う材料の中では最も軽く、タンスや下駄など、特に琴などにも使われており、それでいて 正確な彫刻にも耐えられる硬度も持ち合わせています。
つまり バルサよりも『丈夫な木材』という事になりますが、もちろん難点もあり、「水管が大きい」ため、塗装などの工程で「目が止まらず、気泡が発生しやすい」という点もあり、これは、バルサ材とは違う《下地コーティング剤》の事を考え【塗膜強度をより頑強に】しなければなりませんし、 そのぶん、仕上がったルアーは重くなる傾向になります。
バルサ材の比重
参考品 バルサ材 ☆ 中南米エクアドル
《0.12〜0.20》 例え軽量なバルサ材であっても、外側に行くほど《比重が軽く柔らかく》内側に行くほど【重く硬い材料】になります。
これは、材の部分でまったく違う比重の材料となる事があります。
バルサは輸入品であるがゆえに
在庫が不安定になりがちであり、入手するタイミングが合えば良いのだが、入手できない時の事を考え、常に材料の仕入れ先などを考えておかないといけないと言う問題も出て、今ある在庫の材料を使い切ってしまう前に仕入れをして置かないといけないと言う点です。
特にTADルアーで使用している「ハードバルサ材」良質なバルサ材の仕入れは、本当に大変です。
自信を持っております。
ハンドメイドルアーと言う、いちばん環境の事を考えなくてはならないのに、何故か忘れられているように感じます。
やはり 手作りルアーですから少しでも環境の事を真剣に考えなくてはならないと思います。
TADルアーは、素材や溶剤等も日々新しい物を探し、進化をして行こうと考えており、こんなTADルアーのわがままを日々支えてくれる多くの方々に感謝しております。
バルサ材でビッグベイト作り
TAD推奨品、ハードバルサ材
ハードバルサ材料を使ってのバス用ビッグベイト「W.ジョイント」飛遊樹ルアーを製作しております。
バルサ素材でのビッグベイト製作には少し疑問に思う方もおられると思いますが、TADが使用しているバルサ材は、一般的に売られている「ホームセンター等」の材料とは異なり、少し硬めのハードバルサ材を使用しております。
一般的なバルサ材は「柔らかい」や「弱い」と言うイメージを思い浮かべると思いますが、このハードバルサ材は、ルアー作りにとても適している材料だと確信しております。
様々な材料で長年ルアー作り
私の経験ですが、トラウト用のビッグミノーやソルトウォーター用シンキングベイト等もテストを繰り返した結果、
このハードバルサ材は、様々な魚種のルアー作りが可能になる事を確信し、特に大きなバス用のビッグベイトルアーやオフショア用のビッグベイトルアーに使用、採用できます。
このハードバルサ材は、様々な魚種のルアー作りが可能になる事を確信し、特に大きなバス用のビッグベイトルアーやオフショア用のビッグベイトルアーに使用、採用できます。
しかし ここで皆さんが気になるのが素材の強さなどだと思いますが、私も以前は、「朴木. ホウ」や「桐. キリ」などの材料を使用しておりましたが、此方の材料もルアー作りには良し悪しがやはり有ります。
使用する材料がウッドですから “ 一長一短 ” は有りますね。
※この朴木や桐材料に関しては
また別に書きます。
このハードバルサ材料がいちばん良い点
なんと言っても その【高浮力である事】とバルサなのにハードバルサは、想像以上に硬く、ある程度の衝撃にも耐えられ、驚くほどの耐久性なども持ち合わせている点で、
また 今までの材料にはない数々の良さを、凄さを持っているのが、このハードバルサウッド材です。
このハードバルサ材の良さを多くの方に知って頂こうと思って居ります。
貴方が次回ビッグベイトルアーを作ったり製作する様でしたら是非 一度 TADにお声掛けください。
ハードバルサ材のサンプルをお送りする事も出来ます。
オフショアルアーをバルサ材で作る
TAD推奨ハードバルサ材料
オリジナルルアー作りを行うので有ればハードバルサ材を試してみて下さい。
その良さに、素晴らしさに驚くはずです。
バスやトラウトルアーをバルサ材等で製作している方は多いと思いますが、私が推奨しているハードバルサ材では、バスやトラウト用だけではなくソルトルアーを製作している方も、今日では多くなって来ております。
最初は少し戸惑いもあったようですが、使用して頂いた皆さんからは、とても評判が良いのも事実です。
多くの方が「桐材」を使用
桐材を使うその大きな理由として、(浮力であり、ある程度の硬さや加工のしやすさ等)を上げます。
確かにキリ材は、とても良いルアー材料である事は間違えが有りませんが、材料か高価だとルアーの価格も必然的に高価になってしまいます。
下地のブランクスで高価な材料を使えばそれだけ(魚が釣れる、取れる)と言うことではなく、ルアーと言う(道具)として見た時には、少し考えかたを変えなくてはいけません。
何故、その材料を使ったのか、使い方等もキチンと説明する事が大切で、壁かけや飾りのルアー等でしたらある程度は良いのだと思いますが、魚を釣る道具として使用する物なら、それほどの豪華な材料は要らないと私は考えております。
その物が、リアルな物なのか、逆にデザイン的な物なのかは自由ではあるが、手作りだからこそ出来る事も多いのです。
確かに綺麗な物は、見ているだけでも素晴らしい事とは思いますが、私個人的に高価で行き過ぎたモノは、いかがなモノかと思う。
尚!TADでも《桐材》を福島県産のキリ材を使用したルアーが有りますが、主に(虎斑模様)の材料を使用しております。
コレは非常に綺麗で価値のある材料で,現在ではトラ斑模様キリ材が無いため製作しておりません。
ハードバルサ材を使って
主にオフショアベイト系を製作している方だと思いますが、
*いちばん驚いた事は、板材で有りながらも「厚み」があり大型のペンシルベイトでも楽に寸法が取れる点です。
*想像以上に良い材料ですね、気に入りました。
*想像以上にハードなバルサ材なのに加工が楽くだった。
*ハードバルサ材の《浮力》に改めておどろきました。
*近くの材木屋さんに、聞いたのですが、少量の販売が出来ないし
「硬めのバルサだけを集める事が難しい」と言われてしまいました。
*ハードバルサの事を知りとても助かっております。
など沢山の憂い報告が有ります。
など沢山の憂い報告が有ります。
凄く良い材料だと思いますので、ルアー製作を行なっている仲間達からこのように喜ばれる事がとても嬉しく、これからもハンドメイドルアー作りの楽しさを多くの方に伝えたいと思います。
TADのハードバルサ材料
DAYのルアーづくりの方からインディーズビルダーさんを応援しております。
材料は個口でも《1本から》購入できます。
インディーズルアービルダーさん大歓迎です。
また分からない事などが有るようでしたら、お問い合わせフォームまでお気軽にご連絡下さい。
きっと!貴方のお役に立ちます。
オリジナルルアーはバルサ材で作ろう
ハードバルサ材でルアーを、作ろう
tadは全てがハードバルサ材使用で、ハンドメイドルアー作りには最適な材料です。
オリジナルルアー(バスルアー、ソルトウォータールアー、トラウトルアー)作りを行うので有れば試してみて下さい。
その良さに、素晴らしさに驚くはずです。
少し硬めのハードバルサ材での加工ですが、硬めと言っても、決して大掛かりな道具などは使いません。
切り出しナイフは主にすぎやひのきのハードウッド等を製作する時に使用し、黒刃のカッターナイフは、桐材やバルサ材などの比較的に柔らかい材料の時に使っております。
また在庫のバルサ材が1メートルと長いため、最初に丸ノコギリを使い次に電動式の糸ノコギリを使います。
私の場合は製作本数が多いからです。
大きさにも寄りますが、数な少ないプロトタイプを作る時など(1〜5本)は、手のこぎりで作ってしまいます。
その方が簡単で早いからです。
その他によく使う物として
“ 紙ヤスリ” “ 鉄ヤスリ ”
鉄ヤスリはルアー作りにたいへん多く使用する道具であり、大小の各種サイズを揃え使い分けを致します。
最初に使う荒削り用から中仕上げ用までと、約10本程をつねに使い分けます。
その他にリップを削り出す時などは、プラスチック専用の物や表面にダイヤモンドをコーティングした物など、必要に応じて使い分けします。
荒削り用は30番位から使用し、中仕上げ用に240番位まで良く使います。
また紙ヤスリは主に150番〜400番までを使用し、細かなライン出しやボディのサンディング用としても使用します。
バルサボディへの仕上げ用としても、とても良い仕上がりになるからです。
特に気を使うクチの周りや目の周りなどの作業にも使用し、エラ部分なども細かい細工用としての使用が非常に多く使い、いちばん目の細かい紙ヤスリ(400番以上)は、バルサボディ全体を滑らかにする際もこの紙ヤスリはとても重宝します。
特にバルサ材のような柔らかい材料は、最後に(角取り)をしておかないと後々の割れ等の原因になってしまうからです。
いくらハードバルサ材とはいえ、作業中にキズやへこみなども出来てしまう事が有りますが、そんな時でもハードバルサで作ってあると、一般的なバルサより硬質な材料で有るため、だいぶ助かります。
この様にハードバルサ材料でのルアーは、一連の作業で「カットから仕上げまでをスムーズに行え」無駄な時間を掛けずにルアーが作れると思います。
TAD推奨のハードバルサ材料
DAYでのルアーづくりの方から
インディーズビルダーさんまでを応援しております。
材料は個口でも《1本から、約40cm〜》購入できます。
ソルトルアー製作のインディーズルアービルダーさん大歓迎です。
また分からない事などが有るようでしたら、お問い合わせフォームまで お気軽にご連絡下さい。
きっと!貴方のお役に立ちます。
がんばろう!!!ジャパンハンドメイドルアー!!!