2022年3月
バイトトリガー系ミノー&JK
バイトトリガーは
ルアーを如何にスリム系にすることから考え初めて!
ミノーやジャークベイトのサイズについて私の考えでは、スリム系タイプが非常に有効であるということは分かっています。
なかでも捕食者が一口で飲み込みやすい形状にすることと、このスリムタイプの考えは、他の方とは少し違った考え方も有ります。
その考え方が、昨今 と言っても2~3年ほど前のことで、良く聞く言葉が【バイトトリガー】と言う考え方です。
実際のバイトトリガーとは、少し違う考え方かもしれませんが、私なりの考え方は「動き」と「ルアーサイズ」にあり、TADが製作しているルアーのなかにも、この考えと良く似た物が存在します。
また本来のバイトトリガーと言う意味とは、少し違うかも知れませんが、。
この内容はTAD見解でのお話しです。
バイトトリガー系ミノー
バス釣りの時に、ミノーやジャーク系ルアーで、迷うことがルアーサイズだと思います。
行きつけのフィールドのベイトサイズなどで「この時期に何をいちばんメインベイトとして捕食しているか」をまず先に考えることが、釣り人として凄く迷うことでもあります。
こんな時に私がお勧めしている「ルアーを選ぶ基準」が、「ボックス内に無いルアーサイズ」や特に「使ったことの無いサイズ」を、敢えてお勧めします。
当然、ルアーはTADルアーをお勧めすることが多くなりますが、それには大きな理由があり、TADの製作しているルアーのサイズと「アクション」にも理由があるからです。
上手くいかないルアーもある
一般的なルアーでは「プラルアー」はサイズは良いのですが、どうしてもアクションの「乱れが生じて」しまう物が多くあり、私が思う「バイトトリガー」を上手く成功させる「動き」アクションが上手くできないルアーがあるからです。
またもう一つが、ルアーのサイズで、大きさという表現より「フォルム」や「シルエット」と言う表現の方が良く、このフォルムやシルエットがいちばんの「鍵」となることが多いからです。
コレは、そのルアーが「良くないアクション」だからでは無く、アクションを上手く出せないルアーだからであり、バイトトリガーを前提に「意識し」製作した物では無いからです。
それでも昨今、プラルアーにもバイトトリガーが上手く出せる物が多く有り、メーカーの説明書に記載されていると思いますので参考にして見てください。
バイトトリガー向きのルアーとはどのようなルアーか、お話ししますので【プラルアーで何となく似ている物を探す】ことも、新しいルアーの発見にもなると思います。
現場から生まれたルアー
ルアー製作をしている経験から、TADルアーのひとつとしてラインナップしているルアーが、TADスリムBタイプ系ミノー&ジャークベイトで、このルアーのいちばんの特長が、細長く「背中側」バックの巾が細く「お腹側」ベリー部分を少し太くし全体的に無駄の無いストレートタイプに仕上げたルアーです。
上手く説明できなくてすみません。
ラインナップモデルを使う
このように書くと、以前から『バイトトリガー』の事を知っていたように思われますが、この時はまだ全く知らずに、フィールドに立っていた時の経験から
【こんな時にどんなアクションが良いのか?】
【なぜこのサイズでは駄目なのか?】
【長さや太さに対し興味を持たないのか?】
【カラーリングの違いなのか?】
【止まっている時や浮き上がる時の姿勢や状態なのか?】 などをその都度書きとめ、次の課題として残し、新しいタイプの物として製作したからです。
なかでも少し変わっていた『データー』取りが、魚の【口内の大きさや口内の深さ】で、コレを調べている時は【流石に友人から、変な顔をされました。】
今思えば、この時にデーターを取っておいて良かったと思っています。
過去の経験からでも
私も幾度となく「もう一つ、あと一歩」という所で逃した、悔しい経験があったからこそ、スリムBタイプ系ルアーを作るきっかけとなりました。
今では多くの方からこのタイプのご指示を頂いていおりますが、やはり生産が追いつかないことや、その都度、小さな問題も出てしまいます。
そのため少しずつではありますが製作しておりますが、もしこのルアーとの出会いが有りましたら是非貴方も使用してみて下さい。
チャンスはカラーリングにも
TADスリムBタイプが無い時などでは、先ほども書きましたが、プラルアーでも対応できます。
やり方は、なるべくアピールできる【サイズ】を使い、次に大切なことが【カラーリング】です。
カラーリングは、各地のフィールドや貴方の経験でよいと思いますが、私のアドバイスは【最低3色】はご用意して置いたほうが確実だと思います。
カラーリングは、ご自身の好みのカラーリングでも良いと思いますが、私が良いと感じるカラーリングも有ります。
それが【金黒】 【ブラウンバック系】
【ベイトシルバー】はサイドがクリアブルーもしくはクリアピンク系のカラーに反応が良いと感じました。
このカラーリングは、各地で使用できると思いますが、クリアウォーターなどでは、ご自身の
【経験をプラス】することで、より良い結果が出せると思います。
私の知人達も、製作本数が少ないことを理解しているため、市販のプラルアーでやっています。
ファクターは一口サイズにする
ファクターとは「要素」と「要因」のことで、要素は「サイズ」や「フォルム」「シルエット」にあると考え、要因は「カラーリング」「アクション」で良いと考えております。
ルアーフィッシング自体が全て、このファクターで成り立ち、成立することだとも言え、この条件が揃っていれば良いということになります。
バイトトリガーは意外とカンタンかも
狙う魚の口の大きさで変わりますが、ルアーが
「スッポリ」とはいるルアーサイズを選ぶこと、またカラーリングは「なるべく捕食性に合わせる」か「アピールで魅せる」ということです。
ロッドアクションは「トゥイッチングの連続」で
「クイックアクション」をいれて、時々口を使わせるための「間」を取ること、またトゥイッチグでは、必ずあえてルアーを瞬間的に止め、見せて「口を開けさせる」食わせの釣りだと理解していたたいても良いと思います。
釣り人の考え方として
まだまだバイトトリガーについては、色々な考え方が有ります。
そんなに大きなルアーを使わなくても普通の
『100mm サイズでも出来るからやら無い』と言うご意見があることも事実です。
私の考えはそれほど難しい釣りでは無いと思いますが、何だか、バイトトリガーという言葉を
【少し難しいイメージにしている感じ】もしますし、魚の捕食慾を刺激するやり方で有ることは間違いありませんし、フィッシュイーターへの釣り方だと思います。
大きめのミノーやジャークベイトでのこの釣り方は、ルアーを操作することの楽しさが分かるやり方ですから、皆さんにお勧めします。
是非 次の釣行の際は、このバイトトリガーを『意識して』みるとビッグワンをキャッチするチャンスが増えると思います。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
ベイトのサイズを観察する
ミノーやジャークベイトのサイズ感
TADミノーやジャークベイトシリーズはすでにご承知だと思いますが、ルアー名と材料「ブランク」ルアーサイズでの違いのご紹介です。
材料は【バルサ材】を使用した物としてご理解ください。
今回は、1番多くご指示されている、130mmを例としますが、実際に製作している物とサイズは異なりますが、基本的な考え方のひとつとしてご理解ください。
『例 長さ✖︎高さ✖︎巾130mm×20×15 』
TADのルアー名とサイズ
トラウト用
- ツィギー 100mm 〜150mm
- オリジナル 70mm〜 230mm
- ダガーミノー 45mm〜180mm
- スリム 100mm〜 180mm
バス用
- ダガーミノー 70mm 〜280mm
- オリジナル 70mm 〜 250mm
- ジャーク 100mm〜180mm
ソルト用
- エードミノー 100mm〜180mm
- ダガーミノー 70mm〜 180mm
- 湾紈ベイト 130mm〜180mm
- スリムベイト 130mm〜 180mm
このようにミノー&ジャークベイトシリーズが有りますが、ここにご紹介したサイズが全てでは無く、ほかにも各サイズにて数量限定品なども有り、また 素材によりプラス、マイナス「0.5mm〜10mm 」のモデルなども有り、リバートラウト用やリバーバス用の「貫通ワイヤー」サイズなどでも細かく変わります。
なおこの使用は、オーダー品だけの物となります。
サイズの使い分け方
ではどのようにサイズを決め、使い分けをしたら良いのか。
先ずは基本となるオリジナルサイズの中から決めることをお勧めいたします。
サイズだけで見てしまうと、他のメーカーの物と一緒のように感じますが、メーカーそれぞれの「アクションが違うように」TADルアーも、別の物になります。
フィールドでの活動
フィールドで、お会いした方には積極的に「声をかけ」その方が使用しているルアーを実際に見せて頂いたり、泳がせて頂いたりし、ルアーの特長を最大限に理解しようとします。
なかでも少し気になるルアーは、その場でお借りし、私が泳がせることもなどもやります。
【チョイ投げ程度となりますが】
この時、まず初めにルアーサイズを確認する事がとても大切な事なのです。
その方が使用していたルアーサイズが【カギ】となることが多い事と、その日の【手持ちの】使用して無いルアーを見せていただく事などです。
もちろんこれはその方へのアドバイスになるようなお話しに繋げていくからです。
ここでも 多くの方が【少し勘違い】をしている方が多く、ルアーボックスを見せていただくと、大体同じサイズのルアーしか「ボックス内に無い」と言う事です。
これも確かに、そのフィールドに合うサイズだけを持ってきたから、と言うことは、充分分かりますが
【釣れない】や【差、理由】が大体分かります。
例えば
釣れない方のボックスの中身は、サイズが【ほぼ同じサイズしか】見当たらないのです。
メインで使用しているルアーが80mm前後の中に、50mmや60mmなども多くなり、その逆の100〜130や150mmのルアーは、入って居ないや持っていないと言うことです。
また100mm 以上の物があったとしても「巾や太さ、高さ」が以上に大きい物が入っていることが多く、このスタイルは、本当に良く見かけます。
「このサイズを使用したことありますか?」
聞くとほぼ90%の方が
「釣れるルアーだから、購入しておいた方か良いと、友達や釣具屋さんに言われたから…」
などの非常に安易な答えが返ってきます。
私からすると、その答えもオールシーズンで考えてみれば「間違い」では無いと思うが、実際フィールドで使用していた、ルアーやルアーローテーションの中に、果たしてこのサイズのルアーが入っていて良いかと言うことで、私がフィールドをみていた限りでは、100mm 以下のルアーの出番は無いように思えました。
どうですか?この様にご自身のボックススタイルにも! 似ているかもしれませんし、この方のように、多くの方が「罠」に「負のスパイラル」に引き込まれてしまう方が、多くいる事も現実なのです。
ではこのスパイラルから抜け出すには、何が良く、何がいちばんのちか道になることなど、そのやり方をお話しします。
季節とベイト
この場合は、本来「季節やベイトサイズ」を気にすることがとても大切だと言うことですが、このサイズに対し、勘違いをしている方が多いと言うことです。
先ほどのサイズと聞くと「全体の長さ」だけを見たりショップや友達から「売れているから」…などになります。
当然ルアーの全長も大切で、外せない要因で有ることは、間違いないのですが、私が本来、気にして欲しいことは「全長と厚み、高さ」の事です。
例えば、霞ヶ浦などの周辺では【ワカサギ】はすでに100mm から大きな物になると150mm を大きく超える物も少なく有りません。
そうなっても「釣り人」は勝手に季節や体感の事など忘れ、釣り師の想像でルアーサイズを、70mmや 80mm のサイズを選んでいます。
このことは、ある意味『マッチ ザ ベイト的の考え方からすれば、決して間違いない事かもしれませんが、実際のフィールドでの【ワカサギ】はビッグイベント「産卵」を終え、その後は…… ボトムに横たわるだけの魚となりますが、、、そのギリギリのワカサギを、捕食しようと次の「中型のフィッシュイーター」が現れる事になります。
そのため大型のフィッシュイーターは、弱ったワカサギを捕食しに来た【中型のベイト】を積極的に捕食しようとします。
これは自然界で、当たり前のサイクルや行動です。
もちろんボトムに落ちてきたワカサギも捕食しますし、ストラクチャーで、ジッとしている目の前にワカサギが落ちてきたら、捕食する事は間違いありません。
ここで一番言いたい事は「ワカサギ」も大きくなり、ルアーサイズの70mmや100mmでは無く、もう少し大きく成長していると言う事で、コレは各フィールドにより変わりますが、私の経験上、ほぼ間違えなくこのパターンとなります。
サイズの決め付けは駄目
私も含めて、釣り人は勝手にベイトのサイズをルアーサイズで決めてしまう傾向が有り、これが私からすれば、メーカーやショップの【罠】だと言うことを、理解して欲しいと言うことです。
この事も各地のフィールドの季節などで少しずつ変わることかもしれませんが【基本はやはり基本です。】
これも充分理解した上でルアーサイズを選択してみてください。
決して70mm、80mm 、90mm 、100mm の小型や中型のルアーがダメだと言うことでは無く、フィールドを良く観察し、小型のルアーを何度か投げたあと、必ず大型のルアーも投げてから、良く様子を観察してください。
きっとビッグワンに出会えるチャンスが増えるはずです。
トラウトやシーバスにも効く
今回の内容は、バスのワカサギとしてお話ししましたが、実は【トラウトやシーバス】にも当てはまることで、ワカサギを他のベイトに変えてみれば良いだけのお話になります。
またラストになりましたが、最初のお話しで、幅と高さと言いましたが、私の経験からすると「細長く、体高がある」一般的な呼び方をすれば、【スリムタイプ】やフラットタイプの物がメーカーを問わず、このスタイルにいちばん近い物だとも思います。
貴方がもう一つルアーを購入するのであれば、なるべく細身のタイプをひとつ選んでみて下さい。
今回のサイズの使い分けなどを参考にして頂ければ幸いです。
季節はどんどん進みます。このチャンスを最大限に活かしてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
Let's do good fishing and protect
the better natural environment,
hope you can do good fishing
TAD Thank you
バルサルアーを考え
バルサ材の質を見る
バルサ材料から見たルアーであり、○○○メーカーの***ベイトというお話では有りません。
ルアー材料のバルサ材は身近な材料としてもホームセンター、各釣り具店、模型店なで購入できるとても身近な材料だと思いますが、バルサ材料とひと口に言っても実は、バルサ材の中にも【堅さや比重】が多く、製作者が選ぶ【質】などでも変わります。
バルサ材、材料の特長やメリットやデメリットなどもなるべく簡単に説明します。
この内容は個人的な見解とさせて頂きます。
模型飛行機から大型の船まで
例えば、模型飛行機「グライダー」などは強度と軽さを求めた物として、とても有名ですし、お手軽に製作出来る物からハイエンドモデルまで有りますが、幾らハイエンドモデルとはいえ、材料に使用しているものは、やはりバルサ材で、ハイエンドモデルは【見た目の質感やバランス】の良い【狂い】の少ない良質なバルサ材で、やはりそのぶん一般のバルサ材より高価な材料になります。
一般の方からすれば、バルサ材に其れほどの違いが無いようにも見えますが、木材全てに等級があるように、バルサ材にも「等級」などがあります。
また特に堅いバルサ材は、大型の飛行機、船の模型などと色々に幅広く使用されております。
バルサ材の等級や質
材料の見た目や質感などは
AAA材、AA材、A材、AB材、B材、C材 、などで表しますが、一般的な表し方としては、堅さや比重などで確認ができ、こちらの方が分かりやすいかも知れません。
記号、比重
- SS 0.10〜SM 0.18
- M 0.21〜MH 0.24
- H 0.26〜HH 0.29
バルサ材の記号の方が多く記載されておりますが、
この記号や記載はメーカーにより異なります。
このようにバルサ材でも色々あり、使用目的や製作する物により、より良く使い分けが出来るのがバルサ材です。
ルアー製作用として私がお勧めする物は、
AB材、B材、C材くらいで、比重が、MH.0.24、
H.0.26 、HH.0.29 くらいの物が、ルアー製作に適していると思います。
このH材からHH材の材料【ハードバルサ材】を実際のTADルアー製作に使用し、またハードバルサ材の
【切り落とし】材料としても各サイズで販売しております。
プロビルダーさんからの指名
私も最初の頃は、いろんな堅さのバルサ材でルアーを製作していましたが、フィールドで使用する物としては、「H.026かHH.029以上の堅さ」がある物が
【全体的に】バランスが良く、また何より耐久性に優れていると言うことで、このバルサ材をHH記号の
【ハードバルサ材】を使用しています。
このハードバルサ材にも、もちろん欠点があり
【木目が大きくなり、バラ付きや芯材特有の堅さ】なども有ります。
また幾ら同じサイズの物やウェイトを仕込み、綺麗に仕上がったルアーでも「塗装工程まえ」の乾燥後に「微調整」を繰り返さなくてはならないことなどが有ります。
もちろんハードバルサ材では無くても微調整は必要な作業です。
なにかと手間の掛かるバルサ材でのルアー製作ですが、総合的にみても良い材料であることは間違い無い物でもあり、また私の知る限り、多くのプロルアービルダーさん達もハードバルサ材の流通が余り無い物だということを知っており、ハード系バルサ材を見つけては「ストック材料」としております。
バルサ製ルアー編
ルアー材料の代名詞とも言えるのが、バルサ材製ルアーで特に【リアル系】のルアーに多く使用されている傾向が有ります。
なぜバルサ材はルアー製作に多く使用され、また適している材料として選ばれている大きな理由が二つほどあります。
バルサ材特有の「レスポンス」と「成形、製作が簡単」なことなどが考えられます。
リアル系が多いことは、 クリアウォーターでのトラウトやサーモンに使用する「ミノーやジャークベイト」を作っていた方が、バルサ材の【高浮力】を活かして製作していたことが始まりのように思います。
それまでのミノー系ルアーと言えば「ウッド材」が多く、子供の頃に見た ぼろぼろのルアーが、ウッド製だと記憶しておりますが、正直言って、この頃 おじさん達が使っていたルアーが何処のメーカーだったかも分かりません。
ウッド材では、どうしても全体的にアクションが「重く」なる傾向があり、幾ら「ノンウェイト」のフローティングタイプでも「ワン アクション」遅れて浮き上がってしまいます。
その点バルサ材ではバルサ材自体が「軽く」ウェイトの入れ方や配置にもよりますが、すう通りの浮き上がり方もでき、浮き上がるレスポンスも向上し、数百通りの考え方ができるようになります。
ミノーを製作する際の第一条件として、ハイフローティングやフローティングモデル設計とした時に、バルサ材を選ぶことにより最適な材料になります。
またバルサ材は軽量な材料で【切るや削る】といった作業も簡単で速くなり、製作する本数も必然的に多くすることができますが、その逆に、本数は少なくなるが【1本のルアーに多く時間を掛け】リアルな装飾物に仕上げる方向性の考え方もできます。
これは製作者の考え方や見解で変わると思います。
ハードバルサはHH材を使用
TADはハードバルサ材を20年以上使用しております。
【TADルアーが使用しているハードバルサ材は、バルサ記号「 H & HH 」
比重は、0.25〜0.29位の物ですから、ビッグベイト製作もできます。
よく桐材と比較されますが、
桐材の比重は【0.23〜0.25位】です。
幾らハードバルサ材と言えども、下地処理などたいへんなことも沢山ありますが、それでも他の「ひのきやひばなどの銘木材」よりハードバルサ材は他に類似ない、より優れた材料です。
バルサ材を材料にしたとき
メリット
バルサ製ルアーの最大の特長は「浮力」にあり、
この浮く力を利用したフローティングタイプの代名詞となっている物がペンシルベイトで、名作も数多く有り、各地のレコードフィッシュを釣り上げています。
バルサ材の凄さは、製作の良さ、速さはもちろんですが、例え壊れても修理が複数回は出来るということです。
過去に一番多く修理した物で「8回」は繰り返したルアーも有り、流石に9回目には「置き物」飾り物にした経験が有ります。
このことからハードバルサ材ルアーは「購入」した時は高額に感じても、永く使用することで、1回の「ワンシーズン」のコストも抑えられる物だと思います。
もちろんこれは製作している側の意見かも知れませんが、私もルアー釣りをやっている者だからこその考え方です。
修理してまた使うことの良さも感じていただきたいです。
製作や修理をやっていないと分からない事かも知れませんがね。
デメリット
バルサ材が加工しやすいイコール「キズやへこみ」が出来やすいということや、木材自体が水に弱いということもあり、ルアーに加工した後、水対策を考えなくてはなりません。
このことはウッドやバルサ製ルアー材全体的に当てはまることですが。
バルサルアーの総合点
【プラス80点】は何と言っても
昨今のルアーで見ると「人気」や「認知度」などになりますが、製作情報が多くなりバルサ製ルアーを多く見かけるようになり、初心者の方でも気軽に購入が出来る商品や価格帯となってきていることです。
もちろん以前と比べればですが。
【マイナス20点】はどうしても
バルサ材全体的にバラ付きがあることやメーカー側が「プレミアム商品」にしていること。
またウッドやバルサ製ハンドメイドは「固定ウェイト」になり、このウェイト方式に慣れない方が多く、直ぐに「飛ばない」ルアーだと決めつけてしまうことなどです。
実戦的な練習などはせず、イメージだけで終わらせる方も多いように思います。
全体でみて
これも少し厚かましいことかも知れませんが、昨今のフィールド状況や社会的な問題で、今は余りプラスチック問題や溶剤のことなどに【目】を向けらていませんが、数年前の様にまたフィールドのルアー問題が取り上げられる気がします。
レジ袋の廃止やプラスチック製ルアーのことが取り上げられる日も近いと感じております。
一見するとウッドやバルサ製ルアーには、関係無いようにも見えますが、その裏では、溶剤やウッドショック関連に繋がってしまいます。
このような問題が、大きく取り上げられないように今から、少しでも対処できるよう、1人ひとりが、出来れば使用するルアーをひとつでもウッドやバルサ製に変えてみれば良いと思います。
また大手メーカー側も、もう一度考える必要がある時だと感じているからです。
今回はバルサ材ルアーについて少し考えてみました。
全てとは言えませんが、こんな感じでしょうね。
皆さんは、どう思いましたか?
新規 ルアー購入の目安に、また多くのウッドやバルサルアーを使用して頂ければ幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
楽しいフィッシングライフを!
Good fishing and good luck!
ウッドルアーを考えて
ルアーを考えてみる編
貴方がルアーの「材料」と聞いて、ハンドメイドルアー製作に最も多く使用されている「ウッドやバルサ材製」の物ですか? また昨今 多くのハンドメイドルアー製作者が利用している「樹脂製」の物ですか。
今回は、このことを少し考えてみましょう。
ルアー製作とひとことにいっても、製作者が選ぶ素材や材料でも変わります。
ウッド材やバルサ材、樹脂材などは、素材その物の価格帯より、材料を扱える人、製作できる人数が1人で製作しているためです。
少人数や1人で製作していますから、でき上がる本数もごく僅かで、少量生産となってしまい、どうしても価格を下げられないと言うのが現実的だと思います。
これらの事を踏まえ、材料の特長やメリットやデメリットなどもなるべく簡単に説明します。
この内容は個人的な見解とさせて頂きます。
ウッド製ルアー編
木材好きの私が、ウッド材料を個々の種類として書き始めると長くなってしまうので【木材全般的】な内容として書きます。
ルアー材料の代名詞とも言えるのが、やはりウッド製のルアーだと言っても過言ではないほどの歴史が有り、特に「杉材」“cedar wood” が身近にあったことが、最大の影響だったと思います。
そのため現在でも「クラッシック系スタイル」や
「オールド系タイプ」のルアー材料にあえて「杉材」を使用するビルダーさんも多く、裏を返せば、ルアーの始まりから現在に至るまで、杉材は選ばれるほど優れた材料だという証になります。
この他に国内では「ひのきや桐」などがあり、海外では「ジェルトンやアガチス」材料なども多く使用されています。
またルアー用材料として使用される木材は「個人でも」入手のしやすい材料を選ぶことは大前提なのですが、材料自体の加工も比較的速く出来ることが大きいからです。
メリット
ウッド製ルアーの最大の特長は「浮力」にあり、この浮く力を利用した代名詞のルアーがバス用の「トップウォーター系」です。
- 他のルアーでもこのウッドの浮く力を使い理想のアクションを出して行きます。
- これは個々の木材で少し変わりますが、ウッド特有の「滑らか」や水に「絡み付く」「滑り」などの表現のアクションが出やすくなります。
- また材料全体が他の材料より「重く」なりますが、内部に入れる「オモリ」を小さく出来ることや【同じルアーウェイト】でも重りを「前後」に分散して入れることなども可能になります。
- やはり何と言っても「木材自体」の「堅さ」が有り、プラスチック製の物では「破壊」されてしまうような衝撃でも、木材特有の粘りや衝撃吸収力と回復、復元力がウッド製の魅力だと思います。
- この回復力や復元力の凄さは、修理、製作などをしていないと分からない事かも知れませんが。
デメリット
木材が加工しやすいイコール「キズやへこみ」が出来やすいということや、木材自体が水に弱いということがあり、ルアーへと加工した後に水対策を考えなくてはなりません。
- ルアー内部に水が「浸水や浸透」してしまうため、ボディ内部から外部までの両方に、防水対策などを考え各種溶剤を使用します。
- この溶剤も一般の方からのイメージがあまり良く無い様に考えられています。
- 材料が重いため「大型のルアー」を作る際には良いのだが、小さなルアーを作ることは、ある程度の経験が無いと難しいことです。
- ウッド材特有の「木目」が「堅い」場所と「柔らかい」場所が出てきてしまいます。
- この赤い場所は堅く白い場所は柔らかいという特長があり、出来上がった商品にも「バラ付き」が多く出てしまいます。
- また木材の内部に「脂」が多く、このヤニ対策を怠ると「臭い」や脂が出て「数年」で、塗装溶剤を剥がし駄目になってしまいます。
ウッドルアーの総合点
本来ならば、ウッド材には100点を付けたいのですが【一般的な材料】ルアー用としては、60点となります。
ウッドルアーと言うと、バス用のトップウォーターやソルト用のビッグベイトでしか 認めて貰えて無いという現実からです。
【プラス60点】 は何と言っても
昨今のルアーサイズで見ると、ビッグベイトが
「人気」や「認知」されており、数年前と比べるとウッド材を使用したルアーが、業界全体で見直され、各大手メーカーでも積極的に使用されるようになってきたことを考慮しての点数です。
もちろん以前と比べればですが。
【マイナス40点】 はどうしても
材料にバラ付きがあることやメーカーも簡単に商品化し「無駄な価値観」や「プレミアム商品」にしていること。
また多くの物が、トップウォーター系であり、スクリューヒートンなどを使用し、見た目だけで言えば、一般の方からはオールドタイプや奇抜なデザインの物が多く出回っているということです。
但しこのマイナス点
木材の質により「高価や安価」などのイメージも大きく影響していると感じますし、昨今のビッグベイトのイメージも重なるものだと感じます。
TADも、木曽や吉野ひのきを使用し、製作していますが、単にプレミアムな商品や高価な商品にしたことは無く、木材の年輪や木目、木理の綺麗さを皆さんに知って欲しいという思いからですが、どうしても「銘木材」を使用しルアーを作っている、イコール高価な商品を売っていると考えられてしまいますが、TADは他とは異なり、材料の仕入れ先からはじまり、ルアー製作の全てを公開しております。
またウッド製ルアー品を作っている全ての方が、ウッド材料に対して、もう少し思いを込めて頂ければ良いと思いますし、そうすることでウッドルアーに対して、皆さんの見方や見解が変わると思います。
また銘木材に対してもイメージを少しでも変えたいと考え、日々SNSなどを使って情報発信しております。
今回はウッドルアーについて少し考えてみましたが、 全てとは言えませんが、こんな感じでしょうね。
皆さんは、どう思いますか?
新規 ルアー購入などの目安になれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
楽しいフィッシングライフを!
Good fishing and good luck!
プラルアーを考えてみる
プラスチック製ルアー編
プラルアーをもう一度皆さんと一緒に考えてみよう〜
皆さ〜ん 春はもう来ていますょ〜
準備してフィールドにレッツゴー
貴方がルアーの「材料」と聞いて、いちばん最初に思い出す物はなんですか?
プラスチック製、其れともハンドメイドルアー製作に最も多く使用されている「ウッドやバルサ材製」の物ですか? また昨今 多くのハンドメイドルアー製作者が利用している「樹脂製」の物ですか。
今回は、これらのことを少し考えてみよう。
このように「ルアー製作」とひとことにいっても、製作者が選ぶ素材や材料でも細かく変わりますし、一般の方や初心者の方には、選ぶことさえ少し難しい事です。
また大量生産が可能なプラスチック製ルアーは、大きな工場での流れ作業となり比較的に価格が安くなりますが、ウッド材やバルサ材、樹脂材などは、素材その物の価格帯より、材料を扱える人、製作できる「人数」が1人もしくは多くても3人ほどで製作しているためです。
当然ですが少人数や1人で製作し、でき上がる物や完成できる本数もごく僅かですから、少量生産となってしまい、どうしても価格を下げられないと言うのが現実的だと思います。
これらの事を踏まえ、材料の種類などを解説してみますが、特長やメリットやデメリットなどもなるべく簡単に説明します。
この内容は個人的な見解とさせて頂きます。
プラスチック製ルアー
現在いちばん使用材料として多くの物が
「ポリカーボネート樹脂」「ABS樹脂」などが一般的な素材として多く使われている材料です。
この素材、材料のいちばん良いところは、
クリア「中が見える」透き通るほど綺麗な物が出来上がるという点です。
またポリカーやABS素材は、しなやかで弾力性や衝撃吸収に優れた素材であるという点です。
現時点で樹脂製ルアーは、製造過程において、まだ解決しなくてはならない問題も多くありますが、
この問題は、各ビルダーさんの立場があるということ、また私が、樹脂製品を作った経験があまり無いことから、樹脂製品に対してのコメントは差し控えておきます。
樹脂製品でひとつ言えることは、一般的にフローティングよりシンキングモデルの方が少し多く存在し、はっきり言って「なぜか?」理由は分かりません。
これから、樹脂製品についてももう少し勉強したいと考えております。
*メリット
- なんと言っても大量生産には非常に適している 。
- 同じ型の物を5000〜1万個 位は製作。大量生産品なので個々のズレなどが出にくい。
- 複数のモデル「F、SP、S」ができる。
- 全ての作業が流れ作業で製作ができる。
- 企画、開発、製造、塗装、テストなども半年〜1年ほどスピーディーに市場に送り出すことができる。
- 同じスペックの物になり安心できる。
- 消費者がいつでも入手できること。
- カラーが豊富にあり消費者が色々試せる。
もう少しありますがこのくらいで。
*デメリット
- 大量生産品なので市場での人気が下がると在庫の行き場が無くなる。
- 幾ら別のカラーを出しても売れなくなる。
- 毎年新商品を出さないと飽きられる。
- 同じカラーリングは3年ともたない。
- 初期モデルからの変更はない。
- モデルによっては「F、SP、S」で売れないモデルが出てしまう。
- 在庫に対してバラ付きが多くなる。
- ポリカーやABS素材なので熱に弱く、保管を怠ると熱により、膨張したり変形する「塗装が剥げる」など、リップが折れたり衝撃によりボディ接着面から内部が浸水する 。
この他にも様々なことがまだ多く有ります。
プラルアーの総合点
総合的にプラスチックルアーは、メリットとデメリットが有りますが、私なりの考えは、100として
プラス85点 でマイナス15点です。
【プラス80点】は何と言っても、初心者の方でもすぐに使える点と、気に入った物がいつでも入手出来ること、またカラーリングも豊富に揃っていることで、フィールドや季節などでもすぐに変えることができる点ですが、幾つかのメーカーを除いても全体的に価格が安いと言うことがやはりいちばんの高得点になります。
【マイナス15点】はどうしても大量に出回るため、販売店により上下の価格差が出て人気、不人気の差もより大きくなってしまうと言うことからです。
但しこのマイナス点は、昨今の社会的な影響化などの問題も有りますが、今回の評価対象にはしておりません。
この先のプラスチックルアー製造はメーカー側に新たな開発と発展を期待したいからです。
今回はプラルアーについて少し考えてみました。
もちろん全てとは言えませんが、まぁ ざっとこんな感じでしょうね。
皆さんは、どう思いましたか?
新規 ルアー購入などの目安になれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
楽しいフィッシングライフを!
Good fishing and good luck!
ルアープロショップ vo.2
釣具店は元々が道具屋
よくいろんな方から「趣味と実益を兼ねる」や
「好きなことを仕事にしていいなぁ」とか言われることが、年に一度や二度くらいあります。
この問いに対し、その場の雰囲気により「良いでしょ〜う 」と言いますが、本当は、そんなに簡単に出来たわけでは無いぞ〜 と言ってます。
世の中には、スポーツ選手や音楽家など多くの方達が活躍して居ります。
この職業も、ほかの方から見れば、簡単に見えるように見えますが、其れも【いまを見て言っている】だけであり、過去の「苦労」を知らないから言えることなのです。
ショップまで7年以上の経験
ルアーショップ店をやったり、ハンドメイドルアーを作ったりすることでさえ、1年や2年では、まずできません。
私もハンドメイドルアーを作れるようになるまでには、5年ほどかかり、そこからオリジナルルアーの形になるまでにトータルで7年以上ほどかかりました。
その間に、材料別のアクションの出し方や種類や材料の特性など数多くのことに時間を費やしてきましたが、いまも尚、材料のことなどを日々学んでいますし、精進しております。
ルアーの基礎の基礎を学ぶ
ルアーフィッシングの道具についてもこと細かく学ばなくてはなりません。
現在では、多くの情報が溢れている中で、この学ぶことが楽になりましたが、お客さんの求めている「答え」以上の「答え方」や「回答」を日々勉強しなければなりません。
そうして行かなければ、本当の答えが出せなくなりますし、お客さんは、答えの先の答えを求めてくることが多くなっているからです。
それには本当の基礎の基礎を学んでいなくてはなりません。
ロッドでも
その基礎となるひとつが、ロッドのフィートやインチなどや硬さを表す記号の「UL、L、LM、M、MH、XH 、などの記号です。
昨今では、フィネスロッドも加わり本当に多くの種類がありますし、その中でアクションの違いがあるため、覚えることもとても大変です。
ライン糸でも
またライン「糸」もPEラインを使用されるかたも多くなり、当然LBから号への変更した数字も必要になり、説明を聞いたり、説明をする側もお客さんに合わせた説明をしなければなりませんので、今まで以上に接客時間がかかってしまう事も多々あります。
私は、常々ルアーフィッシングならば
【号では無くLBに変換して】からお話することやなるべくお客さんにもそのようにする事をお勧めしております。
これも自論になりますが、海外でもPEラインを多く使用するようになり、海外版の動画や画像を見たとき、直ぐに「理解」できるようになることと、この先きっと【海外で共通のLB表示に変わる予感】がしますし、ルアーフィッシングは、やっぱり「LB表示」のほうが「パッケージデザイン」もカッコ良くなると感じます。
その他の道具でも
これ以外にもルアーの各種パーツやアクションの事などや、小物で言えば、プライヤーやネットとなれば本当に多くの道具が必要になります。
一般的、世間的にはルアーは誰でも簡単にできると言われておりますが、いざこの門を叩いてみるとまるで違うことが分かります。
ターゲットフィッシュを釣
またルアーフィッシングで「狙って釣る対象魚」と言っても凄く幅が広く、エリアトラウト用や、渓流トラウト、中本流トラウト、レークトラウト用などで、またバス用やギル、ウナギ、ライギョなど、ソルト用は、シーバスから、根魚など幅広く有り、ショアビッグゲーム用や、オフショゲーム用、青物用、ジギング用など、まだまだ本当に数多く存在し、これと少し変わりますが、海外遠征用などを入れると、またそのことについても勉強し、フィッシングスタイルなどを学ばなければなりません。
もちろん 一番大切なターゲットフィッシュについても、ひとつひとつ学ばなければ、当然釣れません。
プロショップはカテゴリー
本来ルアーショップは各地でカテゴリー別にお店をやっている方が絶対良いと思いますし、その地方、場所「フィールド」の近くでやっているお店は、本当に恵まれたカテゴリーショップだと思います。
内陸系でしたら、トラウト系ショップか、バス専用のショップが良く、海岸沿いでしたらソルトウォーターショップとしてやっているお店が良いと思います。
入ってびっくりここはナニ
昨今 バスショップというお店が、幾つかの「コーナー別に」商品が置いてあり、エリアトラウトからビッグソルトまでが、並んでいる店があるからです。
私的には「コレは?なんぞや!」と 思ってしまいますし、並んでいるルアーを見て「あゝ 」と感じ、次に「フック 」を見て「え!」としか言葉が出ないほど、びっくりしたこともあります。
一見するとカッコよく「ルアーバスショップ」と看板を出しているのなら、もう少し考えてほしい気がしました。
カテゴリーを確立させる
バス専用のカテゴリーショップとし確立してやって居るお店なら【どのメーカーでも】【他店には負けないくらいの商品を揃えてあります。】 と 言うキャッチフレーズですが、【バス用の物なら何でも良い】という考えからは早く脱出してほしいと言うことです。
この「バス用品なら」何でも揃うなどという考えは、早めに切り捨て、【店本来の個性を出したプロショップ】として自信を持って釣れる物だけをお客さんに「提供する」「お勧めするルアーを置く」お店のほうが、自然にお客さんが集まるお店になると私は思います。
お客さまの真の考え方は
先に書いたように、お客さん達の一番の目的は、【新鮮な情報】と【使った事のないルアー】で釣りたい【先日購入したルアーで釣り上げたい】上手く使うための【操作、アクション】などが一番知りたいことで有り、一番大前提になることが「釣れる」こと「釣れやすい」こと操作がわりと簡単であるということで、この条件を満たした商品とショップ側がいかに上手く説明できる目をもつかです。
お客さまの目的は【魚を釣り上げたい】 ただそれだけなのです。
幾ら綺麗でプレミア価格が付いていようと【ショップから購入したルアーが釣れないと】… お客さんは満足できませんし、お店のリピーターさんにもなっていただけず、ましてこれからの時代は、、、
日々のストレスの解消を
様々な日常用品の価格もあがり、日々のお仕事で多くのストレスに身を置いている、この日常から、フィールドに立ったその時はルアーフィッシャーマン達に、ストレスからの解放手段として【自然と触れ合うこと】や【釣れやすいルアーで楽しむこと】【ルアーを思いっきりぶん投げていただくこと】もお客さんのストレス解消のお手伝いだと私は思っていますし、使いたいルアーがプレミア価格で買えないようなそんなストレスも無いようにしたいと考えています。
プレミア価格は釣れるの
私からすれば、お客さんもプレミア価格?のルアーはなるべく【避けるや回避する】ことを始めてはいかがでしょうか。
コレも私の持論ですが、幾らプレミア価格の商品でも! 「釣れるという事はない」からですし、もしそのようなルアーが有るとすれば【85% もしくは99%】其れは多分ハンドメイドルアーに近い物だけか、もしくは異次元のモノだけになると思います。
何故ハンドメイドルアーだったら
ハンドメイドルアーでしたら少しは納得できるカモかもしれません。
ハンドメイドルアーは「製作している本數が少ない」、ハンドメイド特有の個々の「アクションやサウンド、輝き」が有り、魚を魅力や誘惑させる力が大きく、何よりターゲットフィッシュが「初めて見る物」かもしれないからで【釣れやすいルアーになる】と思います。
自論ですがね。。。。
それでも幾ら人気が有るハンドメイドルアーであっても基本はメーカーの希望小売価格【販売定価】であることが絶対条件ですので、このことを覚えておいてください。
絶対釣れるルアーは私の知る限り、今の世の中には無いと断言します。
これからのスタイル
店を始める前から数店のお店のオーナー様とお付き合いがあったこと、また元々お店の方が、ルアーひと筋の方々と知り合いでしたので、いろいろと情報交換や分からないことは何度も教えていただきました。
その中でルアーフィッシングは、これからどう変わり進んで行けば良いのかを考えた事もありました。
このようなことを言うと少し「生意気だ」と思われるかもしれませんが、ルアーフィッシングをみんなで、楽しくやり、業界全体「ルアーフィッシング」が盛り上がっていってほしいと思うだけのことなのです。
私の場合には【好きこそ物の上手なれ】と
【下手の横好き】 の両方に当てはまるかもしれません。が、
「ルアーショップザベイト」は
【オールラウンドルアーショップ】として トラウト、バス、シーバス、ショア、オフショアフィッシングをこれからも考えて行きたいと思います。
今回も少しショップ関係の内容になりましたが【お近くのプロショップへの入り口】にまた 新規 ルアー購入などのアドバイスなどになれば幸いです。
【現在実店舗は一時休業中】
皆さんには何かとご迷惑をお掛けしておりますが、この先もこのスタイルでやっていこうと考えていますが、これからは、もう少しTADオリジナルルアー製作に力を入れて行こうとも考えておりますのでよろしくお願いします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
Build good fishing memories
ルアープロショップとしてvo.1
プロショップ側と客の目
私がショップ経営者であり、オリジナルルアー製作をしている者として、ショップ側とお客という両者の立場から見えてきたことや感じたこと【商品を購入する際に貴方は何を基準にしますか? 】や【ショップ側の対応】などについても書いてみました。
この内容は、現在「実店舗を一時休業中」
としたことで気付いた事として書きました。
店舗からECサイトから…
現在、数百という多くのルアーが個人店や量販店で直接その商品を手に取ることができ、いつでも購入する事ができます。またECサイトなどを利用すれば、気に入った同じ商品や他のカラーリングも観れ、入手困難と言われるモノまでが、いつでも簡単に手に入れる事ができます。
昨今、SNSでは新商品の紹介など、各種カラーリングやアクションの紹介や説明が、写真や動画を見ることで良く分かるようになっている。
もちろんこれにもメリットとデメリットの二つが存在することになりますが… この件につきましては、近いうちに書く予定です。
実物を見て購入かECサイトか…
実店舗で【商品を手に取り、解らないことは、店員に聞く】コレが本当の姿だと思います。
私の結論から言えば直接小売店や大型店に足を運び「手に取り」説明を聞いてからの購入をお勧めしたいのが【本音】ですが、昨今の社会的事情も有りますので「出来ますとすれば」という表現が一番良いのかもしれません。
もちろん店の方が、すべてに関し熟知していると言う事は無いと思いますが、直接説明を聞いて「ルアーに詳しいか 」や質問した以外の他のルアーにも詳しいかがわかり「その店の質」や店主、店員の「態度」の判断にもなるからです。
当然ご自身の「釣り方」ルアースタイルがその店に適しているか、この先もお互いが楽しいお付き合いができるかの「判断材料」になり、ご自身のフィッシングスタイルを変えずに、より良い釣り環境になって行くと思います。
まずは貴方のフィッシングスタイルを店側に説明し、店側から次のステップとなり得るアドバイスを聞いてみることです。
そうすると店側に集まってきたフィールド情報がダイレクトに聴けるようになりますし、お客さま同士の交流のきっかけにもなり、プラスのメリットがいま以上に多くなります。
店の理解できないシステム
私も、身分をあえて明かさずお店に行き「この店はお金儲けでやっている店」か「本当にルアーが好きでお店をやっている」かが一目でわかります。」
- 店員がお客さんに声かけが無い
- 人気の商品をプレミア価格にしている
- バリューパック品や見切り品が多い
- 商品の品出しをしている店員など
お客さまが「ここまで足を運んで下さっている」にもかかわらず、品出しを優先しているような業務は理解できませんし、最低な行動であると思います。
また声をかけない、しないのであれば、裏方に回れば良いと考えます。
品出しとは、本来、営業前にするかもしくは閉店後にする作業だと私は思っているからです。
お客さまがいちばんです。
私が先輩のお店を手伝っていた時はこのように教わりました。
【目の前のお客さんに声をかけ】いろんな事を教わりながら情報を【聞きとり】【選別しなさい】
例え、オモリひとつでも「どのように使っているのかを」聞きなさい。ということでした。
また品出しは営業時間前に、本日、いま出した商品だということを伝えたり、紹介することで、店側と客側【両方にプラスのメリットが自然に発生する】行動だと教わり、ここでも「お客さまを優先し考える行動をとる」ことがいちばん大事だということです。
何度も説明を聞くこと
例えば同じ商品を価格で比べると、ディスカウントショップや量販店などでは安く、個人店は高く感じてしまいます。
「同じ商品が安く手に入るのだから良いのでは?」と思われますが、個人店などから購入した商品は、使用したあとからでも「何度でも繰り返し、アクションや使い方」を聞きましょう。
私がなぜ「聞きましょう」を使うかと言うと、その店の商品だったからであり【購入者の普通の権利や行動】だと私は思いますし、私が仕入れる際にメーカーの方に聞く事と何ら変わらぬ行動だからです。
そのため分からないことがあれば「メーカー」に問い合わせをすれば良いことで、わりとメーカーは、このテの話が好きな方が多く、仲良くもなれ「最新の情報」も教えていただけたりと一石二鳥のことなのですが、実際ここまでやっている方は非常に少なく、ショップ側も「そのくらい分かる」などと【意地を張る方が多く】そのため「プレミア価格」を付けたり、その逆に「見切り品扱い」するようになります。
この見切り商品に問題が有り、見切り商品にするまでの期間が短いように感じ、発売から半年や1年位の物でも見かけるようになり、またこの傾向も多くなっているように感じます。
もちろん各ショップのやり方なので良いとは思いますが、メーカーには何の落ちどが無いのに、、個人的にとてもツライものを感じます。
ルアー仲間の時間だから
私自身がショップ経営をやりながら、オリジナルのハンドメイドルアーを作っているからで、その製作過程や宣伝などにも苦労し各SNSに投稿する作業や時間も多く掛かり凄く大変だと言う事とが分かるからです。当然だと思いますが、【画像を制作した方もルアーフィッシャーマン】だということです。
もし貴方が、商品の製作や企画などに関わり、商品をご自身のSNS等で【私のお勧めです!】 や
【○○レークで1番釣れているルアーです。】【自信作なのでよろしくお願いします。】 と紹介してくれたらどうでしょうか?
きっとその画像や動画を制作した時は、とても楽しく思っていたことが
*過去のルアーとして簡単に「見切り」をつける事ができますか。
*たった半年や1年で本当に「答え」が出せるのでしょうか。
*ルアーフィッシングは簡単ですか。
まだまだありますがこのくらいにします。
匠の方達が多くいます。
今回最初に書いた事と「正反対なこと」をしている店は、真面目にルアーフィッシングを考えているお店であり、当然ルアー業界のことも多く知っている方だと思いますし、オーナー自身が自信、誇りを持ってやっている方々なので安心し、頼りになる方だと思います。
当然かもしれませんが、私の知る限り、本来プロショップの経営者さん達は「みな匠の方々】が多く、人は何かを極めると「眼光鋭く、何か別なオーラを感じ」ますが、其れこそが本当の【本物の証】だと私は思います。
最初は、何となく近寄り難いなぁ と感じても、ひと声かけてみてください。
以外に【遠くから見るより、見た目より優しい人が多いのですょ。】
また 少しシャイな方が多いようにも感じます。。。
今回は、少しショップ関係の内容になりましたが【お近くのプロショップへの入り口】にまた 新規 ルアー購入などのアドバイスなどになれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
Build good fishing memories
チープなフィッシングとはナニ?
チープかプライシーかが答え
チープなロッドでも!使いこなしてこそ
本物のアングラーであり、ルアーフィッシャーマンだと思います。
初心者だからチープ【cheap】の物を?
熟年者、経験者の方はプライシー【pricey】 な物を?
まだこんな考え方をしている方は、なんとなく可笑しいと思いませんか。
昔は皆んな初心者だったのです
また幼き頃のご自身の過去を振り返ってみれば
【そう言えば!始めたばかりの頃は、、高額なロッドを買えず、安物のロッドを使っていたなぁ 】なんてことが、多くの玄人アングラーでもひとつやふたつあるお話しだと思います。
チープが悪くプライシーは良い?
こと“チープ” 【cheap】は、安い・安っぽいといった「悪い意味あいで」使われることが多く、あまり「良い印象」を受けないようにも思えてしまいますが、現実的には一般の方の多くが、このようなチープ呼ばわれされる道具を使ってルアーフィッシングを楽しんでいることも事実で、同じアングラーの仲間なのです。
ではなぜTADがこの「チープ」な物にこだわるのかと言えば、初心者の方でもルアーフィッシングを、もっと楽しんでいただきたいと常日頃から考えているからです。
ロッドは時が過ぎ…チープかも
私事になりますが、10年前の高額なロッドの素材が、今ではチープなロッドの部品や素材に使われているかもしれませんし、どこまで素材や部品を、製造や組み立てコストなどを下げれば本当のチープなモノになるのかも実際のところ分かりませんし、私もそこまで調べたことなどありません。
海外の物に目を向けて見れば、製造した国やメーカーで、価格が変わることもありますし、その逆に高額な物を良く見ると、海外「地元」ではそれほど大きな会社で製造した物では無い物も多く有ります。またその逆にチープなロッドを海外で製作、製造しているメーカーが世界的に優れている会社だったと言うことも良くある事なのです。
ルアーフィッシングの楽しみ方は、千差万別なので、高額な商品を求める方は其れで良いと思いますし、その逆に「チープなセット品」でも「品質向上」で、とても良い品物がありますが、ことチープ品と呼ばれている物にたいし、情報が上手く伝わっておらず、残念な事に貴重な情報がエンドユーザーまで伝わっていないと言うことも事実です。
ルアーフィッシングを愛する方でしたら、このチープ品という物にも目を向けてみてください。
この製作や製造についても、いつか書きたいと思います。
価格でミルより自分をミル
とくに目立つのが店の「姿勢」で、これこそが人の
「チープ」と「プライシー」かもしれません。
高額な商品を購入した方には、とくに丁寧な態度をするのに、安価な商品を購入したかたに対しての接客態度が良くない傾向にある気がします。
これは私が、同業種だからこそ余計に目立ち、気になってしまうのかもしれませんが、その定員はこの安価なセット品でさえも、きっと使ったことが無いので、それ以上説明を求められても困ってしまう様な定員だと一目で分かってしまいます。
TADは全てに対応したい
私の場合、私が作ったルアーが、どのようなロッドで使用されているかまでは分かりませんので、フィールドで偶然、い合わせた方に声をかけ、なるべく良い情報を提供し、その際ないろんなロッドやルアーの事など情報収集する事などに心がけています。
もちろんルアーフィッシングをスタートしてから、まだ1年もたたない方や5年目や10年目以上の方までいますので、その方の経験してきた「内容やテクニック」などを踏まえて、私の経験やこれからのスタイルについてのアドバイスなどをしています。
私自身も新しい発見が多く有るからです。
上を追求するが下も追求する
このようなことも踏まえて先ほどのチープなロッドの話に戻りますが、私からすると販売している新品の
「単に安価な商品」でも、私の見解からすれば、幾ら安価なセット品でも、とても良く出来ていると感じております。
マイナスな面を言えば幾らでも言えますが、私からすれば「熟年者」であったとしても、プラスの要因の方が圧倒的に多く、とても良い商品が多くあると思います。
TAD好きな仲間達に!
機会があれば、是非 為らわずに使用していただきたいと思います。
これも私なりの理由が有り、安価な物は、今から20年か25年ほど前の「最新」の物を使っている物もあるからで、もう一つは、その時代のロッドを使い、自身のテクニックや感覚なども見直せる事ができると思うことです。
もしかするとSNSなどの情報に「惑わされ」ているかもしれませんし、ご自身で釣り道具にたいする考え方が、発見や見直をすることが出来ますし、釣りに対して今以上にプラス思考になれると思います。
かと言って 昔の「肉厚なカーボンやワイヤーガイド、ぺなぺなのグラス」ではありませんよ..。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
マッチザベイトは勘違いかも
ベイトは本当にコレで良いか
フィッシュイーターが追いかけるベイトは、その魚種により変わることは主知の事実だと思いますが、本当は何がメインベイトかや、ルアーとしても色々考えてみるとターゲットの今日のベイトは「本当にコレで良いか」と迷う時があり、ルアーをターゲットのベイトとして考えて見た時に、サイズやカラーは本当にこれで良いのかと、改めて考えさせられます。
それがソルトウォーターであれば、シラウオやコノシロなどとなり、フレッシュウォーターの場合はワカサギやフナなどで、このベイトのことを少しご一緒に考えてみてはどうでしょうか。
多くのルアーフィッシングを楽しみ、経験している中で、全てを書く事はできませんので、今回は「トラウト」と「バス」を例にあげお話しします。
ワカサギがメインベイトですか、、
各地の湖で釣りをしていると、その湖特有のフィッシュイーター「ターゲット」の餌となる「メインベイト」が必ず多く存在します。
いろんな湖で釣りをする際に、必ずボート屋さんに「この時期」と「湖のメインベイトはなんですか?」 と尋ねると、多くの答えが「ワカサギやオイカワ、ハヤ、フナ、コイ」などで他の名前も聞きますが、必ず出てくる魚がやはり「ワカサギ」で、いちばん多く聞く存在のようにも感じます。
ワカサギカラーのルアーが好き、、
このようにいまでは、ほぼ全国の湖や池に存在している小魚の代名詞にもなっているように思います。
ルアーフィッシングで、その湖にワカサギが「居なければ…」ということを想像もしたことが無い様に思いますし「山上湖にもしワカサギが居なかったら!」 もしかすると釣りにならないかもしれませんし、それは私の中でワカサギがナンバーワンの魚であり「メインベイトのルアーカラー」でもある事と、ワカサギが居ないことを想像するだけで釣り自體が、成り立たなくなる大切な魚になっているからです。
とくにボートフィッシングの際には、まず始めに「魚探」を使い、その日のワカサギの動きや行動パターンなどを見極めてからキャストスタートすることが多く、ワカサギに「頼る」フィッシングスタイルが、他の方とは「考え方や見方」が少し違うということです。
水面下表層か深場か、、
ボートフィッシングの際、とくに気をつけていることが、その日のワカサギの群れが泳いでいる「深度と速度」で、この動きが「表層近く」か、それとも少し深場を泳いでいるかで、その日の攻め方を大きく変え、晴天の日などは、表層、水面近くの群れを狙って探しますが、悪天候の日などは、ある程度の深場の群れを探しながらの釣りとなり、このフィッシングスタイルが、私は好きで必ずこのスタイルでゲームを組み立てます。
このスタイルでやっていると、時々おかしなお話も耳にします。
マッチザベイトの本音、、
私も良く使う言葉で「マッチザベイト」と言う言葉です。
私が皆さんに説明する時も、良くこの言葉を使いますが【本音から言うと】 マッチザベイトは何となく「少しおかしいなぁ」と 「この表現では合わないなぁ」とも思いながらも説明をしております。
着かず離れず遠からず近からず、、
これは実際に目で確認したボートフィッシングでの出来事を短くお話しします。
水面近くでワカサギの群れを3つほど発見し、いつものように群れに「遠からず近からず」「着かず離れず」を繰り返していた時の事で、水面近を泳いでいる「7cm〜8cm」はあろうワカサギの群れを発見し、脅かさないようにほんの少し離れた場所に幾度となくキャストを繰り返していた時のことですが、何気なく周りを良く見るとその群れの近くに、あきらかに違うサイズの魚の影が目に入り、良く観察していると、その魚の正体が28cm越えの「トラウト」3匹だったのです。
このトラウト達は、ワカサギより少し深い所を泳いでいるようにも見えましたが、良く観察するとこのトラウト達は、ワカサギの群れを少し離れているのですが、どちらかというと「囲む」かのように3匹で「優雅」に泳いでいるようにも見え、しばらく見ていると突然、魚の影が1体2体徐々に増えている事にも気づき、いつの間にか、その群れの周りにバスまで加わる様になっていたのです。
どれがワカサギを攻撃するのか、、
バスは、ワカサギの斜め後ろ辺りにいることは確認でき「50cm〜1M程離れ」ゆったりと泳ぎ、どちらかというとそのワカサギの群れを狙うのではなく、ワカサギを狙いにきた他の「フィッシュイーター」「トラウト」をターゲットにしているように私は感じとっり、この事は、ルアーフィッシャーマンとすれば、もしかすると、1日で二つの魚が狙え、獲れるかもしれないと、釣り師の欲が出て来ます。
またこんな日は滅多に無いことだと考えると余計に無駄に頑張ってしまいます。
バスとトラウトが両方取れるかもしれないと考えると、少しニヤニヤしていたことを思い出します。
バスやトラウトが群れから外れたワカサギを追いかけたり、体力が無い物に対し攻撃している姿は目にしたことがあるが、良く動画で観るような迫力のある、フィッシュイーターが大きな群れに襲い掛かるようなシーンは、正直なところ観た経験が無いと言っても過言ではない。
この時もトラウトもバスもそのような行動は確認できずじまいで、またこの様な過激な行動が100%の攻撃では無いと思うからで、この攻撃は当然フィッシュイーター側も体力を大きく消耗してしまうと言うリスク回避からであり、ベイトの群れを幾度となく追いかけてきたことでの学習だと考えられるからです。
マッチザベイトが崩された、、
もちろんこのダブルチャンスを逃すまえとバス・トラウトにはもちろんですが、ワカサギにも余計な刺激を與えないように最善の注意をはらいながら、キャストをしていた時です。
何の前振りも無く突然、「トラウト」がワカサギを攻撃し始めたその時、今度は、バスがトラウトを追いかけ、見ている目の前で【バスがトラウトを捕らえたのです】 「これはなんだ! 何か起きたんだ」 と「数秒間の出来事で」バスがトラウトを仕留めた。
ということだけは、今でも鮮明に残っています。
バスには興味が無かったかも、、
この事を私なりの解釈で振り返ると、バスは、トラウトがワカサギを狙うことを知っていたと言う事になり、バスは、ワカサギを「劣り」に使い、ワカサギより大きいトラウトを初めから襲うことを考えていたとも考えられます。
あとから良く考えると、この時の私のワカサギカラーのルアーは「バスには何も興味」がなかったという結論になります。
私は単にワカサギが多いからバスもワカサギをメインベイトだと決めつけていただけであり、バス本来の生態についてなにも考えずにいたということです。
自然界では、そう簡単に獲物を捕まえることなどできないということ、自然の法則を全く無視していたという事になり、またこのことで、マッチザベイトという言葉と、自然界では獲物をとる、という事の大切さや、つらさがわかったように感じました。
確かに小さなベイトを捕まえるより、その小さなベイトを捕食に来たベイトを捕食することは、自然なことであるということを改めて気づかされた大切な日でありました。
襲うサイズにルアーを合わせる、、
皆さんもマッチザベイトのサイズが、決して120%ではなく、ワカサギなどのベイトを襲う側のルアーサイズにした方が良いかもしれません。
また付け加えると、私はこのサイズやスタイルでも、まぁまぁの答えを出しております。
この体験から、110mmからルアーサイズを150mm前後の大きな物に変更して使用しておりますが、もちろん、全てのサイズを変えた訳ではありません。
90mmや130mまでのサイズは「ワカサギ」が小さい時期に使用し、フィールドにいるワカサギより「極力大きな」ワカサギカラーのルアーを使用して対応していますし、今ではビッグベイトなどのスタイルも確立してきておりますので、ビッグチャンスがあるかもしれませんね。
まだこの続きも体験談も有りますが、また書きます。
今回の内容も皆さんが少しでも参考にしていただければ幸いです。