ルアー情報
ハートシェードルアーには2っのマル秘
プリムプシリーズ
『ぽっちゃりで太っちょな』お腹が出ていると言う意味です。
もしかしたらプリムプは、略語や隠語にあたる言葉かもしれません。
ハートシェードの特長
三角ヘッドと細太なボディとエラ下のカップタイプが
A〜Cの3タイプがあり。
各タイプによりエラ下のカップ「大きさや深さなど」
で変わります。
オリジナルの場合には、鰓下がストレートタイプで凹みがあるタイプは、今回のタイプとはべつのタイプです。
ハート形ヘッドが特長的
お腹からお尻側は小さく見えますが、ターゲットからは、ハート形ヘッドが大きく見え、
よりベリーへのアタックを誘います。
またヘッド・鰓を大きくした事で、まるで
(エラアライをしている小魚)のようにも
見えるはずです。
三角ヘッドと大きくはり出した「鰓蓋」が特長で、
この2つを組み合わせたことにより、
水面にはハート形の影ができ、また鰓蓋の下に凹みを
掘り出した事で、小さなポップ音と泡を出します。
ヘッドとボディの中間にも凹み部分を作ったことで、
ターゲットに対しボディラインがアウトラインが
(腹部)ハッキリと見えるようにもなり、
ターゲットがセンターフックへの掛かりも良くなりました。
ハートシェードベイトシリーズ
- Material ....... ハードバルサ材
- Length ....... 90mm×20mm
- Weight ....... 13g フック無し
- Action ....... スイム&ペンシル
- Type ....... トップウォーター
基本的スタイル
三角ヘッドと大きくはり出したエラが特長的で、
2つを組み合わせた事で、水面にハート形の影ができます。
ハートシェードアクション
連続したリズミカルに左右に大きく頭を上げ下げしながら動くき振るタイプですが、決して大胆なロッドワークなどの必要が無く、どちらかというと小刻みのロッドワーク「トゥイッチングのような」動きの方が良く、小さめ小刻みなアクションで良いと思います。
これは、ハイフローティングモデルなので、
この小刻みで連続したアクションでも想像以上に大胆にアピールできます。
またこのようなロッドワークをする事で、頭を下げるアクションができ、エラ下のカップ形状で、違和感の少ない「小さな音と泡も出し」ターゲットにアピールします。
この音と泡は、小魚が水面で口をぱくぱくさせている時と同様の「姿、音、泡」に近いモノをイメージ、再現しました。
とうぜんですが、アクションと同時にルアーは上下し、ベースカラーリングとパール塗装でキラキラと輝きターゲットに対し、よりルアーの存在感を猛アピールすることでしょう。
立ち浮きでも10°〜15 °位
一般的に「立ちペンシルタイプ」の物が多い中、
このハートシェードは独自の浮き姿勢で、
「やや水平に近いのが特長」のひとつです。
単に ペンシルと聞くと立ち浮きの姿勢の物を想像する方が多くいる事も事実です。
この立ち浮きのイメージは、「海外で大きなバス釣りトーナメントで素晴らしい結果を出している」ことや「メディアの情報」により、影響されている事もあり、立ち浮きの方が人気がでるルアーの理由のひとつだと言うことです。
浮き姿勢を変更する
ルアーを平浮きや立ち浮きにするやり方で、ダイビング系やスケーティング系を簡単に、その場で演出する事ができます。
A 若干の ヒラ浮き姿勢にする
『スケーティング系に』
お腹のリングと針を1番、ひとつ上の番手に交換する。
B 若干の 立ち浮き姿勢にする
『ダイビング系に』する事もできます。
お腹のリング針は、小さな物に交換し、リア側、
お尻のリングと針を大きな物に交換する事から始めます。
このルアー調整は、ご自宅でも簡単にでき、慣れてしまえば釣り場、フィールドで交換が可能で、特に針やリングに推奨品などは有りませんが、一般的に販売されている物やご自身が愛用しているメーカーの品物でしたら、全て調整、装着が可能です。
なお 細軸系の商品「刺さりの良い」物の場合には、
ひとつ上「1番手うえ」の商品を装着する事をお勧めいたします。
この調整は、若干の斜め浮きや平浮きにするやり方で、
『完璧な平浮き』や『立ち浮き姿勢にはなりません。」
お腹のリング、針を交換する
《センターハンガーのリング、フック》の交換をお勧めいたします。細かな調整は、自身で調整する事も楽しい事ですし、ハートシェードルアーの良さだと思います。
本商品の出荷時の設定
『若干の斜め浮き設定品』となっております。
立ち浮き設定の商品とは別の商品となりますので、ご購入前にご確認をお願いします。
ターゲットがルアーを襲うとき
『噛む bite 、吸い込む inhale 、真空 vacuumなどと』釣り用語だけでも沢山言い方や言葉があるように、ターゲットがルアーに襲いかかる時は、ルアーを水と一緒に吸い込む「バキューム」という言い方がいちばん良い表現だと思います。
この事を考えてみると、ルアーの大きさ「立ち浮きの」姿勢の方が、吸い込みやすいという事にもなります。
そのためルアーも吸い込まれやすい形を考え、
ハートシェードは「立ち浮きより」『若干の斜め浮き』 に設定いたしました。
ハートシェードの斜め浮きが、完璧だという事ではなく、その場で『調整ができる』 と言う事の楽しさとルアー釣りの面白さだとも考えております。
ターゲット別に変える
ハートシェードは、本来バス釣り用のルアーとして開発した物で、このルアーは数多くのテスト段階で、とても奇妙な結果が出た事も少しだけお話しします。
初期段階での「ほぼ無塗装、お腹にホワイトカラーだけの物で」
フィールドテストを行ており、身近な川や池でラージ
「一般的なバス」の生息地でのテストをしています。
たまには「スモールの生息地でもテストもやってみよう」と考えラージと同じようなテストを繰り返していると、ラージとは明らかに違う反応「追いかけて来る」のに「フックキングミス」が多かったと言うことです。
今更ですが…(爆笑) 正直なところ少しショックを受けました。
私のテクニックが無いだけだと思いますが… 爆笑 お許しくださいませ。
ハートシェードの可能性
こんな出来事もあり、初期段階のモノを少し見直す事にし、この見直し作業に約3ヶ月ほどかかってしまい、ベストな時期のフィールドからも見放されてしまい、良い結果が出ない、数ヶ月が過ぎた、ある時、知人から『コレ、ベイシーバスに使えないか』と聞かれここにまた(新たな挑戦がスタート)したことは当然で、その構想、改良からの初期段階の『ラージマウス用からスモール用に変え、ベイシーバス用』へと向かいました。
これ程ひとつのカテゴリールアーから短期間にターゲット別のルアーを『ラージマウス、スモールマウス、ベイシーバス用を』改良、製作する忙しさは初めてで、少々戸惑いなからも、個々の方の「無茶ぶりリクエストに答えられた」ことが、自分では、とても凄い勉強や経験になりました。
また 有難いことに、それだけハートシェードペンシルの可能性や魅力があるルアーだと思ってくれた事が、私の自信にもなり確信できましたし、この先もハートシェードを進化、完成させて行きたいと、わくわくしております。
この事は、皆さんの「お力やご協力が」あったことで、出来上がったハードシェードモデルです。
ここまででの話で、気が付いた方も多いと思いますが、このルアーは、スモールにも良く効くように感じます。
ラージと比べると「バキューム」が「下手です」初号機だと「上手くバキューム、バイト」ができない事に気付き、この事から変更し「スモール用とラージ用も」 使えるモノを作り上げましたが、TADルアーは、今も変わらず、毎回、毎度の事で、とうぜんこのルアーもまだまだ完全とは言えない物です。
いつもの未完成なルアーですので、もう少し時間が掛かると思いますが、宜しければハートシェードをご一緒に完成させてみませんか。
完全なるスモール用とラージ用のハートシェード ルアーをです。
初期形の「ラージ用の」モノが、「使い物にならない」ということでは無く、ラージ用も大変良い結果が出ておりますが、もう少し勉強し、いずれ完成させたいと考えております。
初期段階の物は何をどう変える
何が良く、何が悪いのか?
と言うことですがコレは《ヒミツのネタ》と
言うことにしてください。お楽しみに、ピースです。
今回も最後までお付き合いありがとうございました。
良い釣りがてきるように祈っております。
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.bait.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/248