2020年11月
ルアーを引いた後の波紋や渦巻 2
カルマンズ渦列
皆さんは、『カルマンズ ボルテックス』
“Kármán's vortex street” と言う言葉をご存知だろうか
正確には “カルマンズ ボルテックス ストリート”と言いますが、
“Kármán vortex street”カルマン渦列 といいます。
前回の《ウォーターディスプレイスメント》と
今回の《カルマンズ ボルテックス ストリート》この
ふたつの事を分かりやすく、簡単に短く説明できる方はあまり居ないと思います。
また 似ているようで、少し解釈や説明が変わってしまいます。
ルアーの雑学
ルアーを《プラスチック製など》設計や製作しているかたですと、カルマンズボルテックスと言う言葉の方が、身近に感じると思います。
一般方であれば(ウォーターディスプレイスメント)
こちらの言葉のほうがいい(カッコイイ)と思いますし、
正直 言って私もルアー作りをやらなければ!
知らなくても良い言葉かも知れません。
また ルアーの動きに興味があるかたや《学校等で教えてもらわなければ》きっと!そこまで勉強をしないし、この言葉には興味など湧かない事だと思います。
まぁ 偶然にも私の周りには「フカボリ先生」が多くおりましたので、良かったのかも!知れません。
ルアーを作っているので《動き》の基礎的な知識と思い 、ほんの少しだけ勉強しましたが、一般の方が仕事として携わらなければ、あまり必要がない事だとも思いますが、ルアーフィッシングの【雑学】として少しだけ覚えておいた方が良い事くらいです。
また今回も難しい事なので、寛大なお気持ちでお願いします。
カルマンズ ボルテックスストリート
流れのなかにルアーを置いたとき、またはルアーを引いた時に、流体中で個体を動かしたときにその後方に交互にできる《渦の例、渦,渦巻き,旋風》のことを現象や効果の事をこのように言います。
ルアーを引いたときの波紋、波動や振動等とも言いますが、後方でのかき回された水流は、ボディの左右や上下に動いた分だけの渦や渦巻ができた状態の後に生じる《水流の乱れ》の事で、物体が回転して発生する「いくつもの螺旋状」《らせん状》の渦や渦巻のことをこの様に呼び、ちがう表現では、「あおぐ」や「あおいだ」あと等の現象とも呼べるかもしれません。
この【現象を目で確認する場合】には、ミノーやクランクベイト等ルアーが《ささ濁り》の
時に、ルアーが水面上に有り、濁りの中を引くと良く確認できます。
また!違う表現、効果としてや言い方としは《○○効果》などもあります。
コチラもかなり難しいお話ですので、また別の時に書きたいと思います。
トラウトミノーは70〜130mmをメインに
トラウト系ミノー
トラウト用ミノーと言うと皆さんは、どの様なスタイルを思い浮かべますか?
いまでは数多くのトラウトフィッシングスタイルが存在します。
エリアトラウトミノールアー
45mm〜70mm
渓流、支流ルアー
70mm〜100mm
本流等
100mm〜150mm
中サイズ池
70mm〜150mm
湖、ビッグレイク
100mm〜180mm
このサイズを基本にゲームを考え、組み立てます。
初のトラウトフィッシング
エリアトラウトや渓流、支流、本流など自然の中の釣りをイメージする事が多いと思いますが、私は、どちらかと言うと幼い頃は、支流での釣りが多かったように思います。
しばらくすると 近所に自転車で30分くらいの所に管理釣り場ができ良くそちらへ通ったものです。
ここは、管理釣り場なので、98パーセントの方が、餌釣りようの釣り堀で、平日の午後に1番奥の池で、少しの間だけルアー釣りをやらせてもらった事を良く覚えています。
大きくなり始めた、考え その後《自転車》で渓流釣りに行くようになり、移動手段でも自分の身体が大きく成長したため、次第にもっと大きな魚が釣りたいと思い《自転車ですが》レイク《湖》に良く通うようになり始めました。
【 皆さんも そうかも知れませんが、この頃はあの有名な釣り漫画の影響が多いに有りました。】
憧れの人にアドバイスをもらいう
湖に通う日々が多くなるにつれ、今までの手持ちのルアーが、大きさなどが気になり始めました。
ちょうどその頃、近くでルアー釣りをやっていた【おじさん? お爺さん? 】に声をかけてもらい、ルアーについて色々と知らない事を教えて貰った事を、今でもはっきりと記憶しております。
私が持って、使っていたルアーが
【小さ過ぎるから魚にルアーが見えないと思うよ。】
【魚にアピールできないし、いちばんは、目立たないから釣るのがむずかしいと思うよ。 】
【もう少し 大きなルアーは無いのかな?】
ここで見せられたルアーは、 【この位の 大きなルアーじゃないと! ここの魚は釣れないと思うし、そのサイズでは むずかしいぞ!】
そんな事を色々教わっり、また 釣り方《どの辺にキャストするのか》や 《どの位のスピードで引いてくる》のか等を見てたり、 聴いたりしたものでした。
エリアからビッグレイクへ
その後 私も“ オールラウンダー”として色んな場所に行くようになった時、【やはり ある程度の大きなルアーじゃないとダメなんだ】と思う様になり、【ルアーサイズが、どんどん大きくなっていった】事を覚えています。
このような経験や諸先輩方のアドバイス等があり、私のメインルアーサイズと言うものが確立したのです。
その時から
「渓流」では
70mmが基本となり、45〜100mmまでを使い分ます。
「支流」や「本流」では、
70〜150mmまでとし、
「池」や「湖」ビッグレイクでは、
100〜180mm
と使い分けます。
この感覚や経験から、私のトラウトフィッシングスタイルで、ルアーフィッシングと言う基礎的な考えなのです。
皆さんも 今のあまりにも多い情報に惑わされずに、貴方のフィッシングスタイルを 築き上げてください。
その方がぜったい! 楽しいフィッシングライフを過ごせると思います。
Good luck for good fishing!!
バルサ材でビッグベイト作り
TAD推奨品、ハードバルサ材
ハードバルサ材料を使ってのバス用ビッグベイト「W.ジョイント」飛遊樹ルアーを製作しております。
バルサ素材でのビッグベイト製作には少し疑問に思う方もおられると思いますが、TADが使用しているバルサ材は、一般的に売られている「ホームセンター等」の材料とは異なり、少し硬めのハードバルサ材を使用しております。
一般的なバルサ材は「柔らかい」や「弱い」と言うイメージを思い浮かべると思いますが、このハードバルサ材は、ルアー作りにとても適している材料だと確信しております。
様々な材料で長年ルアー作り
私の経験ですが、トラウト用のビッグミノーやソルトウォーター用シンキングベイト等もテストを繰り返した結果、
このハードバルサ材は、様々な魚種のルアー作りが可能になる事を確信し、特に大きなバス用のビッグベイトルアーやオフショア用のビッグベイトルアーに使用、採用できます。
このハードバルサ材は、様々な魚種のルアー作りが可能になる事を確信し、特に大きなバス用のビッグベイトルアーやオフショア用のビッグベイトルアーに使用、採用できます。
しかし ここで皆さんが気になるのが素材の強さなどだと思いますが、私も以前は、「朴木. ホウ」や「桐. キリ」などの材料を使用しておりましたが、此方の材料もルアー作りには良し悪しがやはり有ります。
使用する材料がウッドですから “ 一長一短 ” は有りますね。
※この朴木や桐材料に関しては
また別に書きます。
このハードバルサ材料がいちばん良い点
なんと言っても その【高浮力である事】とバルサなのにハードバルサは、想像以上に硬く、ある程度の衝撃にも耐えられ、驚くほどの耐久性なども持ち合わせている点で、
また 今までの材料にはない数々の良さを、凄さを持っているのが、このハードバルサウッド材です。
このハードバルサ材の良さを多くの方に知って頂こうと思って居ります。
貴方が次回ビッグベイトルアーを作ったり製作する様でしたら是非 一度 TADにお声掛けください。
ハードバルサ材のサンプルをお送りする事も出来ます。
ルアーを引いた後の波紋や渦巻
“ Displacement ” phenomenon, effect
皆さんは、『ディスプレイスメント』と言う言葉をご存知だろうか!
経験のある、ルアーフィッシャーマンでも! 余り知らない人や良く分からない方が、実は凄く多いと思います。
一般の方やルアーフィッシングを始めたばかりの方でしたら なおさらの事だと思います。
このディスプレイスメントを 正確には《ウォーターディスプレイスメント》
“ Water displacement phenomenon, effect ”と言いますが、この事を分かりやすく、簡単に、短く説明できる方はあまり居ないと思います。
私も良く分からない中のひとり
ルアーフィッシングでは、特にウォーターディスプレイスメントと言います。
私も色々と意味を理解するまでに、沢山の書物などを何度も読み返し、分からない事は諸先輩方にお尋ねして、何とか?分かったような感じです。
少し難しく、ややこしいディスプレイスメントの説明ですから、私の説明では良く分からない方や興味がある方は、ご自身で色々と調べてみてくださいね。
ディスプレイスメント効果に関しては、簡単な説明になってしまいますが、寛大なお心でお願いします。
ウォーターディスプレイスメント現象、効果
ルアーには、とても大きなボディ質量と言うモノがありますが、水の上に浮いていたり、水の中に潜ったりも出来ます。
ボディの質量分を、水から出そうと追い出そうとし、当然、内側や外側などにも引き込むチカラが働き、この内側や外側に引き合うチカラが出た時に、ルアーは左右や上下に逃げるように水を動かします。
ルアーを引いた時に、ルアーはドチラカに倒れたり、揺れたり、潜ったり、浮かんだりと、あらゆる方向への動きをし、引かれたルアーの《後方》では、水面や水中で《波》などの現象が現れ、この状態の事を波紋、波動や振動等とも言います。
またルアーの後方では、《かき回された水流》ができ、これはボディの大きさの分だけを、水で押しのけて、渦や渦巻等ができた状態の流れの事を、ウォーターディスプレイスメント現象や効果と言っております。
他のルアーでは…何があるのか
スピナーベイトのブレイドやソフトベイトワーム等も全て含まれ、水中で通過した後に生じる水流の乱れの事です。
ちがう表現だと、水を「ゆらす」「あおぐ」や「あおいだ」等とも表現出来るかもしれません。
この動かされた水流を、魚達は側線部で感じ取り、何かが動いたと言う事や動いていると言う事も確認する事が出来ます。
このようにウォーターディスプレイスメント効果とは、魚達にとって、あたり前のように存在し、ルアーを引けば、動かせば必ず後に生じる《 水流 》と言う事になります。
次のプレゼンテーション
ではなぜ その魚が釣れたのか?どのように釣れたのかを考えてみれば、次にプレゼンテーションする、“ ルアーのヒント ” にもなるはずで、 例えば ワイドウォブリング系なのかクランク系なのかそれともパワーがあるソフトベイト系なのかです。
上手く説明できず、すみませんでした。やはり難しいですね。
いろんな所に存在する
このディスプレイスメント効果は、ルアーだけでは無く、様々な物にも当てはまります。
また!違う表現、効果としてや言い方としは《タービュランス効果》などもあります。
コチラもかなり難しいお話ですので、また別の時に書きたいと思います。
その時はよろしくお願いします。
ビッグベイトソルトルアー
派手なカラーリング
一般的にハンドメイドルアーのカラーリングと言うと、剥製カラーなどのリアルなカラーが多くデザイン的カラーリングのモノが少ないのです。
今回のソルトルアーとは「オフショアルアー」を指し、主にトップウォーター系のお話しです。
特にオフショアルアーは、もう少し大胆なカラーリングやデザインが多くあっても良いモノと思いますが、なかなか奇抜なモノが有りません。
もちろん これはソルトルアーにかぎった事では無いのですが、《大きな魚をビッグなルアー》で《ダイナミックに釣りたい》と釣り師ならば皆がそう考えておりますし、皆さんが口を揃えたように言います。
実際の釣りでは?
その時期のベイトフィッシュに合わせ、大きさやリアルカラーリングのルアーが多くなり、余り派手なカラーリングのルアーは使いませんし、また現実的では無いように感じます。
これは釣ろうとしている「ターゲットフィッシュ」などでも大きく変わりますが、じつは周りの環境でも“ 友人やキャプテン等で ” 大きく変わってしまい、また流されてしまう事が多々あるように感じます。
果たして! このアドバイスが本当に良いモノなのかは疑問ですし結果から見れば、オンリーワンの釣りができなくなっている事が多いからです。
コレは乗り合い船などでは無く、個人で仕立てた船でもその様な傾向になっているからです。
ひと昔のように情報量が少ない時代は、大きさやカラー等は、その時期に港の市場などへ出掛けて行き、地元のかたや漁師さんの声を多く聴いたものでした。
まぁ 今でもリアルな情報源などは余り変わらないのですが。
TAD私!だからこそ
マグロ系の魚には、ブラックベースしか使わないように心がけております。
これは魚に対する (リスペクト) からのカラーリングを行なっているのです。
ブラックベースカラー
* 青色バッグ
* 空色バッグ
* オールブラック
* サイドアルミブラック
オフショアのビッグルアーフィッシングでは、このブラックカラー以外は余り使わないようにしております。
なぜならリスペクトフィッシュであり、単に自分の中で決めている事で、とくべつ仲間達に勧めているフィッシングスタイルでも有りませんし、派手で明るいカラーも使用しません。
新作カラーのテスト
ニュータイプのテスト時には、多くのカラーリング品を使い分けて魚の反応を見たりは致します。
このテストは、多くの場合に、まだターゲットフィッシュなどは決めず、ある程度、柔軟に考えているからです。
その後のテストである程度出来上がったモノから皆さんにアドバイスを求め、1番最初に決める事は、ターゲットフィッシュを決める事です。
ある程度ターゲットフィッシュが決まれば、身近な仲間達にテストを頼み全体のほぼ100%をお願いしております。
私が使用すると、妥協でそれ以上の進展や発見なども見えなくなりますし、数多くの歩み寄りなどが出てしまうからです。
その為、皆さんのご協力、お力をお借りし数多くのデーターやアドバイスをして頂いております。
このテストで私が主に見ている点は幾つか有ります。
1 オーバーヘッドキャスト時のルアーの「安定感や飛行姿勢」
2 ルアーが水面に落ちた時の水繁吹「みずしぶき」の出方
3 ルアーの浮き上がり「角度姿勢や時間」
4 第1アクション引きから第2アクション引きまでの「長さや距離」
5 リールの巻上げ速度での「ロッドの曲がりやアングラーの負荷率」
まだ有りますが次回にします。
余談になりますが、
その日の状態などを冷静に見ていた私から 気づいた点などのお話をし、また アングラーからもルアーの改良点やカラーの視認性などもアドバイスを頂きます。
コレはキャスティングポイントやアクション等のお話が多くなりますが、皆 次回に繋がるようにアングラー同士も交流しております。
もちろん 全員がスーパービッグワンを釣りたいと思っての勉強で、私も皆さんに大物を釣って貰いたいからです。
この魚達はビッグルアーフィッシングの最高峰だと言う事を最後に伝えたいと考えているからです。
デザイン的ルアーカラーリング
オリジナルのカラーリングにも
もっとデザイン的なモノをだして見たいのですが、其れが例え! プラスチック製や樹脂素材でも同じように考えております。
オリジナルカラーリング
やはり一般的にハンドメイドルアーのカラーリングと言うと、剥製カラーリングやリアルなカラーを思い浮かべる方が多いはずです。
確かにハンドメイドと言うえば当然かもしれませんが、その逆に、デザイン的カラーリングの物は無いのかと?と言うと そうでも無いのです。
各ルアーを良く見ると、小さな世界にも違いがあり、各ビルダーさんの考えや見方の違いがハッキリと作品に出ていて勉強になります。
その中でも特に海外のデザイン物は、オリジナリティーがコレでもか!と前面に出ている物が数多く有ります。
個人的には、このカラーをあの場所で使ってみたらどうなるのだろう? あの模様はどう見え、アピールできるのだろう? などと見ているだけでもワクワクします。
一方 国内のルアーに目を向けて見るとフレッシュウォーター系だからと、アユカラーやワカサギ、ブルーギル等の定番カラーリングが多くを占めており、トラウトルアーとなると、もう何十年も同じようなカラーリングしか無いのです。
(エリアトラウトルアーはのぞきますけれど )
(エリアトラウトルアーはのぞきますけれど )
そのほかにソルトルアー(オフショア用)等はもう何も言えないくらい変わらずに…
しかしです。
私が販売しているルアーは??と聞かれると、やはり定番のカラーリングの方が多くオーダーを頂きます。
もちろん店頭からもいち早く無くなって行くカラーは、やはり定番カラーからなのです。
皆さんに 少し派手なデザインカラーを作って見せても、
(コレは良いかも!少し使ってみたいなぁ)
(コレは良いかも!少し使ってみたいなぁ)
(こう言うカラーリングも “ アリ ”かもしれないなぁ…)
(どのタイミングで使えば良いかが分からない) などの声がやはり多くなります。
結果として、お恥ずかしいお話なのですが、グリーン系やチャート系オレンジ系などの「派手なカラーリング」を製作しても、全て私のプロトテストタイプの商品だけとなってしまう事が多々あります。
このように私も 色々とカラーリングを勉強しておりますが、実際に私がフィールドで多く使用するカラーも かなり偏ってしまう事が現実的かもしれません。
TADだけかも!
魚に対する “リスペクト ”からルアーカラーリングに
「 こだわりすぎ」ているのかも?
トラウトやサーモン
シルバーベース
* ブラックシルバー
* ブラウンバッグ
* ライトグレーバッグ
* グリーンバッグ
* ブルーバッグ
* シルバークリアイエロー
* シルバーパープル などのカラーを良く使用します。
ゴールドベース
* ブラックバッグゴールド
* 縦縞のブラックライン
* ゴールドオレンジ
* ゴールドレッド
* ブラウンバッグゴールド
* カッパー などのカラーを良く使用します。
ソルトルアー(オフショア)
特にマグロ系の魚には、
ブラックベースしか使わなく
* 青色バッグ
* 空色バッグ
* オールブラック
* サイドアルミなどのカラーを使用します。
これは私の考えなのですが、
トラウトは、(渓流、支流、本流)とありますが、このスタイルは《ビッグレイク》でもあまり変わりません。
またオフショアのマグロ、ヒラマサ、カンパチ、ブリなどもこのカラーリング以外は使用ししません。
コレは無駄とも思える私自身のこだわりであります。
《トラウトやオフショア》の魚が全て(リスペクトフィッシュ)であり(チャンピオンフィッシュ)だと自分で決めているからです。
その為、派手な“ アトラクトカラー ” や “ リアクション カラー ” でこの魚達を釣りたく無いのです。
そのひとつの理由
イラつかせたり、怒らせたり
場所を荒らしてまでも 釣りたく無い魚で有り、出来れば私は、この魚達の環境を守って上げたいくらいなのです。
コレは 自分自身の中で決めているルールで有り、私のルアーフィッシングスタイルなのです。
その逆に
エリアでのトラウト系や海ではシーバスやシーラ等は、
ド派手で! 超派手な! アトラクトカラーリングやリアクション系のカラーで釣りたい魚達なのです。
リアルカラーやベースブラック系のカラーリングでは釣らないようにし、またなるべく使わないようにもしております。
① 簡単な理由として、(98% 必ずリリース)するからです。
② 身近で日常的に釣りを楽しめてルアーフィッシングの醍醐味や感動を与えてくれる魚達だからです。
③ こだわる点も多々有りますが、あまりこだわっても良い結果にならない。 など理由が有ります。
この魚達だけはルアーフィッシングの最高峰であり、スポーツフィッシングフィッシュ だとも考えているからです。
身近でどなたでも簡単に楽しめ、素晴らしい時間を与えてくれる魚達だから、日頃から「大切にし、多くの事が学べる魚達だとも思っているからです。」
オフショアルアーをバルサ材で作る
TAD推奨ハードバルサ材料
オリジナルルアー作りを行うので有ればハードバルサ材を試してみて下さい。
その良さに、素晴らしさに驚くはずです。
バスやトラウトルアーをバルサ材等で製作している方は多いと思いますが、私が推奨しているハードバルサ材では、バスやトラウト用だけではなくソルトルアーを製作している方も、今日では多くなって来ております。
最初は少し戸惑いもあったようですが、使用して頂いた皆さんからは、とても評判が良いのも事実です。
多くの方が「桐材」を使用
桐材を使うその大きな理由として、(浮力であり、ある程度の硬さや加工のしやすさ等)を上げます。
確かにキリ材は、とても良いルアー材料である事は間違えが有りませんが、材料か高価だとルアーの価格も必然的に高価になってしまいます。
下地のブランクスで高価な材料を使えばそれだけ(魚が釣れる、取れる)と言うことではなく、ルアーと言う(道具)として見た時には、少し考えかたを変えなくてはいけません。
何故、その材料を使ったのか、使い方等もキチンと説明する事が大切で、壁かけや飾りのルアー等でしたらある程度は良いのだと思いますが、魚を釣る道具として使用する物なら、それほどの豪華な材料は要らないと私は考えております。
その物が、リアルな物なのか、逆にデザイン的な物なのかは自由ではあるが、手作りだからこそ出来る事も多いのです。
確かに綺麗な物は、見ているだけでも素晴らしい事とは思いますが、私個人的に高価で行き過ぎたモノは、いかがなモノかと思う。
尚!TADでも《桐材》を福島県産のキリ材を使用したルアーが有りますが、主に(虎斑模様)の材料を使用しております。
コレは非常に綺麗で価値のある材料で,現在ではトラ斑模様キリ材が無いため製作しておりません。
ハードバルサ材を使って
主にオフショアベイト系を製作している方だと思いますが、
*いちばん驚いた事は、板材で有りながらも「厚み」があり大型のペンシルベイトでも楽に寸法が取れる点です。
*想像以上に良い材料ですね、気に入りました。
*想像以上にハードなバルサ材なのに加工が楽くだった。
*ハードバルサ材の《浮力》に改めておどろきました。
*近くの材木屋さんに、聞いたのですが、少量の販売が出来ないし
「硬めのバルサだけを集める事が難しい」と言われてしまいました。
*ハードバルサの事を知りとても助かっております。
など沢山の憂い報告が有ります。
など沢山の憂い報告が有ります。
凄く良い材料だと思いますので、ルアー製作を行なっている仲間達からこのように喜ばれる事がとても嬉しく、これからもハンドメイドルアー作りの楽しさを多くの方に伝えたいと思います。
TADのハードバルサ材料
DAYのルアーづくりの方からインディーズビルダーさんを応援しております。
材料は個口でも《1本から》購入できます。
インディーズルアービルダーさん大歓迎です。
また分からない事などが有るようでしたら、お問い合わせフォームまでお気軽にご連絡下さい。
きっと!貴方のお役に立ちます。
秋から真冬のビッグベイト
秋から魔冬はビッグベイトで
この時期 多くの魚達は、やっと解放されたかのように良く動き廻るようになり、其れと同時に本能的に多くの餌をとるようになります。
有るモノは、ディープエリアなどからシャローエリアへ移動し、多く餌を確保しようと追いかけまわし、其れに吊られてプレデターも動き廻り追いかけ回すようになる。
この時は荒っぽい捕食行動を取るようになるようですね!
当然ですが、ベイトフィッシュ側も大型になり動く範囲が広くなり、何処にでもベイトフィッシュの姿は有るのだが、その逆にプレデターの居場所は見つけにくくなる。
そんな時に多く使用、支持されるサーチベイトルアーは、バイブレーションやジャークベイト、 クランクベイトなどが有り、その他にワイヤーベイト系(バズ、スピナー)などです。
このルアーで充分よい釣りができると思いますが、
ここに新たな仲間を追加する事で、新しいサーチルアースタイルを増やせます。
新しいサーチベイトスタイル
一般的に言うビッグベイト系ですが、実はこのスタイルには、《幾つも》の考え方や釣り方がある事は、余り知られていないのが事実です。
サーチベイトでと言うと、そのルアーで《釣る》ことが目的である事は間違え無く良いのですが、《サーチする事》はイコール 、or調査、or探索、not検索等とも解釈できます。
この内容をルアースタイルにはめ込めば、もう少しルアーの選択やスタイルが広がるはずです。
TADが考えるビッグルアーサーチベイトスタイル
ルアーの大きさが⑥インチ inオーバーのルアーをサーチベイトに使うと言う事です。
もう少し分かりやすく言えば、 ソフトベイトやハードベイトでも⑧インチサイズをメインサイズにすると言う事です。
このスタイルはインチサイズだけを大きくする物と当初は考えておりましたが、本当に欲しいモノはサイズでは無く、より多くの水をカクハンする《かき混ぜる、ワイドな波が出る、ワイドウォブリング等》のルアーが欲しかったのです。
当然ですが昔から大きなルアーは有りますし、各メーカーのルアーを使わさせて頂きました。
当時は、20cmを超えるルアーのことをビッグミノーフィッシングやビッグルアーと言っていたと思いますが……
当時も多くのハンドメイドルアービルダーさん達が、このスタイルのルアーを作っていて、数多くの結果を出しており今でも作り続けています。
私も!若年者であったので! 購入や所有できず、先輩の所有していたルアーを、すご〜く良く! 俺も!いつか欲しいなぁ~ と眺めておりました…。
そんな経験からビッグミノーや、ビッグルアーに付いての見方や考えかたが徐々に芽生えておりました。
ビッグベイト系の始まりです。
もう27〜28数年前になると思いますが、諸先輩の考え方やアドバイスを受けてルアーを作り、このルアースタイル多くを取り入れてTADルアーとして製作しております。
ビッグサーチベイトシリーズ
大きく分けると「2タイプ」のルアーになります。
* ロハスベイトシリーズ
ビッグビックリベイト *バイブやクランクベイトのようなカタチ
ランチビッグベイト *ストレート系
* 飛遊樹ベイトシリーズ
インタラビッグベイト *ジョイントタイプなど
その他にも有りますが少しずつになりますご紹介して行きます。