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ルアー情報

トップウォーター ガボスルアー制作

【ガボス80ポップベイト編】
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ハードバルサ材を使用してバス用のトップウォータールアーの制作風景などをご紹介いたしますが、材料のカットの様子などは省略いたします。
今回はアウトラインのカット済みからはじめますが、この作業前に材料のセンター「ワイヤーハンガーの溝掘り」カット処理を済ませておきます。
 
 

アウトライン

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 アウトラインに沿って材料のカットを小型の電動糸ノコを使い正確にカットしていきます。

次に   カットした材料の「上下から」と前後「頭部側とお尻側」にラインを引きます。
今回のルアーでは両サイドもカットするので、前後の太さなども合わせます。
この時点ではまだ 『四角形』になっております。 
ここまでの作業は電動工具の力を借りての作業となり、ルアー全体として電動工具の作業は全て終わります。

 

角を落とす

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 《ナイフを使い》四角形だったモノを【六角形】【八角形】【十六角形】と徐々に削り取り最終的には、【円や丸】ルアー本来の姿に近い状態まで仕上げます。  

ここで言う近い状態とは、《ポッパータイプ》なのでフロントカップの削り作業もこの時点で進めます。
荒削り状態ですが、深さを確認し、ボディバランスなども「ハンガーの位置やウエイトの位置など」を確かめ【ポンチやキリなど】を使い(小さな穴マーク)を付けます。
 
この時にセンターヒートンの位置に《キリや太めの針金等》を差し込みルアーとしてのバランスなども再度確認します。
 

 

 サンディングです

一般的には、ここまで出来上がったモノに【紙ヤスリ】などを使い仕上げて終わります。
多くの方がこの作業でサンディング作業が終わると思いますが、TADは、ここからが他のかたとのやり方が違います。
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 まずは【金属製木工ヤスリ】を使いボディ全体を《木材の木目に逆らわないように」かけます。 

この作業を「する、しない」で後のサンディング状態の「仕上がり」「綺麗いさ」で大きく変わる大切な作業です。    
このひと手間がTADの良さです。  この作業後に【ペーパーサンディング作業】を開始です。
 
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フロントカップの削り作業もこの時点で進めます。

【150番】から始め最終的に【240番】で仕上げ、サンディング作業を終了いたします。

この状態まで進めたモノだけが、始めてTADルアーとして20%程が完成です。   
この状態では、まだ『フェイスデザイン』目玉部やエラ部などの細かなデッサンなどは行っておりません。  
 
 

 

 今回の工程で、【ブランクス状態からナイフでのカット、サンディングまで】の作業時間ですが、

プロトタイプ① 本でしたら15分程で出来上がります。
ティーエーディールアー1回の作品制作では、最低30本程制作しますので…  そのぶん ひとつひとつの工程作業には多くの時間が掛かってしまいます。
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また実店舗では、いつでも作業風景や制作工程など、どなたでもご覧できます。
御注文を頂いている皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、『仕上がるまでの楽しみ』として、御理解のほどよろしくお願いします。
 
 
 

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